前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

◎現代史の復習問題『日韓150年紛争の歴史はなぜ繰り返され続けるのか、そのルーツを検証するー「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓併合への道』の真実➀(1回―10回まで)

   

 

三菱重工に韓国最高裁が賠償命令 第2次世界大戦中の韓国人元徴用工らに

韓国大法院(最高裁判所)は11月29日、三菱重工業に、第2次世界大戦中に同社の軍需工場で労働を強制された韓国人の元徴用工らに対する賠償支払いを命じる判決を下した。大法院は10月にも、戦時中に労働を強いられた韓国人元労働者に対し、新日鉄住金に賠償を命じる判決を確定させている。日韓関係は悪化の一途をたどっている。

https://www.bbc.com/japanese/46382280

 

第2次世界大戦の「慰安婦問題」で日韓合意

https://www.bbc.com/japanese/video-35192987

 

韓国に広がる「日本どうでもいい」の理屈

https://news.nifty.com/article/magazine/12179-135509/

 

 2018/01/09 の記事再録/日本リーダーパワー史(871)

北朝鮮の核ミサイル問題をめぐる危機と同時並行して、慰安婦問題をめぐる日韓合意に対して、このタイミングで韓国政府が新たな措置を日本政府に要求する新方針を発表した。

1月12日、安倍首相は「両国間の合意を守ることは国際的な原則、信義であり、それに反する韓国側の一方的な措置は受け入れられない」と明言、重ねて韓国側に合意履行を促した。

韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領の10日の年頭記者会見では、前政権の 日韓合意の「最終的・不可逆的な解決」を確認しながら「公式合意という事実は否定できないが、慰安婦問題は誤っており解決せねばならない」と矛盾した説明をして日本に「心からの謝罪」求めつつ「真の友人になりたい」(サンケイ2018.1.10 )とも述べた、という。

一体いつまでこんな茶番劇をやっているのか。私は「反韓信韓」でもない。「なぜこうももめ続けているのか」よくわからないので、いろいろ勉強している。隣人としての韓国の行動形式、民族意識を過去千年にわたって調べているが、よくわからないことだらけである。

今回の韓国の『言行不一致』「言うことをコロコロ変える」「約束を守らない」『ちゃぶ台返し』態度は今回だけではない。日韓外交、日朝外交は明治以来この繰り返しなのである。『日韓併合』による韓国の植民地化の過程も、韓国のこの2重外交の行動形式、民族性があると思う。

そこで『日韓併合への道」を当事者の日本の眼ではなく、英米の「英タイムズ」「ニューヨークタイムズ」などの第3者、ロシアの新聞などを通してはどう報道したか、を調べてみた。肝心の歴史健忘症の日本は「日韓対立の原点」を良く知らない。

ねじれに、ねじれた日本と韓国・北朝鮮の対立のエスカレートが、今回の「北朝鮮危機」「慰安婦問題での対立、紛争」となって爆発点に達しているが、この過去の歴史を冷静、客観的に知ることは、日韓コミュニケーションに一番必要なことと思う。

——————————–

 

<日中韓三国志・新聞資料編>

『韓国併合』(1910年)を外国新聞はどう報道したか①』
<『北朝鮮金正日死去問題』を考える1つの歴史参考記事>

1910(明治43)年8月26日付
ロシア紙『ジュルナル・ド・サン・ベテルスブール』
『朝鮮併合について』
http://www.maesaka-toshiyuki.com/history/2618.html
 
日本リーダーパワー史(603)『安倍・歴史外交への教訓(9)
「世界史の中での日韓関係のパーセプションギャップ④」――
〝大東亜戦争〃は秀吉流の〝朝鮮征伐〟の戦略の二の舞で、失敗に終わった。
http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/11906.html

 

「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓併合への道』の真実①

 「英タイムズ」<1906(明治39)年1月13日付>の論評「日本と朝鮮』

(本社通信員記事)東京12月5日(上)

http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/9713.html

 

「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓併合への道』の真実②
 「英タイムズ」<1906(明治39)年1月13日付>の論評「日本と朝鮮』(本社通信員記事)東京12月5日(下)
http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/9742.html

 

「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓併合への道』の真実④
 「英タイムズ」<1906(明治39)年6月26日付>の論評「日本と中国』(本社通信員記事)東京5月12日(下)
<朝鮮は日本の評判を傷っけるようにプロパガンダ工作する一方、
朝鮮人を日本の暴虐で身勝手な搾取の犠牲者として印象づけるよう指示している。>
http://www.maesaka-toshiyuki.com/history/9843.html

 

「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓併合への道』の真実⑤

 「ノース・チャイナ・ヘラルド」<1906(明治39)年6月29日付>の論評「朝鮮の情勢』

http://www.maesaka-toshiyuki.com/history/9851.html

 

「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓併合への道』の真実⑥
 「英タイムズ」<1907(明治40)年7月19日付>の論評「日本と再編成ー朝鮮との問題(ハーグ密使事件)』
http://www.maesaka-toshiyuki.com/history/9896.html
 
「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓併合への道』の真実⑦
「仏ル・タン」(1907(明治40)年7月21日付>の論評「韓国皇帝の退位」
http://www.maesaka-toshiyuki.com/wp-admin/post.php?post=9914&action=edit

 

「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓併合への道』の真実 ⑧ 
 「英タイムズ」(1907(明治40)年7月22日付>『朝鮮の危機ーー日本の政策』
http://www.maesaka-toshiyuki.com/history/9946.html

 

「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓併合への道』の真実⑨
 「独フランクフルター・ツアイトゥング」(1907(明治40)年7月24日付>『韓国のハーグ事件と皇帝の退位』
http://www.maesaka-toshiyuki.com/history/9957.html

 

「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓併合への道』の真実⑩
 「ノース・チャイナ・ヘラルド」(1907(明治40)年7月26日付>『朝鮮の現状』
http://www.maesaka-toshiyuki.com/history/10003.html

 

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『Z世代のための日中韓外交史の研究』★『日中韓サミット、5月下旬で調整 実現すれば19年以来(ブルームバーグ)の幻?」★『日清戦争1ヵ月前の新聞報道を読む④「清国流の詐術にひっかかるな」と国民新聞は主張』

ブルームバーグ(4月5日付)は「(韓国主導で)日韓関係の悪化で2019年12月を …

『リモートワーク/鎌倉フィッシング』(2020/5/14/am6)ー鎌倉沖で巨アジ(40センチ)を釣る』★『筋トレ、リラックスカヤックで健康バッテリーを充電!』

 『日本の最先端技術見える化動画』 鎌倉カヤック釣りバカ日記 『リモートワーク鎌 …

『Z世代のための国難突破法の研究・鈴木大拙(96歳)一喝!①」★『日本はなぜ亡んだか、その原因を明らかにしなければ新日本建設はできない』★『3つの日本病とは「世界観」「人道主義」「無思想」である』

2012/06/19  日本リーダーパワー史(271)記事再録 昭和敗 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(5)記事再録/日本国難史にみる『戦略思考の欠落』⑤ 『1888年(明治21)、優勝劣敗の世界に立って、日本は独立を 遂げることが出来るか』―末広鉄腸の『インテリジェンス』① < 各国の興亡は第1は金力の競争、第2は兵力の競争、 第3は勉強力の競争、第4は智識の競争であります>

  2015/11/23  日本リーダー …

no image
日本リーダーパワー史(80) 日本の最強の経済リーダーベスト10・本田宗一郎の名語録

日本リーダーパワー史(80) 日本の最強の経済リーダーベスト10・本田宗一郎の名 …

 日本リーダーパワー史(770)『金正男暗殺事件を追う』●『北朝鮮暗殺/粛清史のルーツとしての朝鮮独立党・金玉均惨殺事件』★『『金玉均暗殺事件が日清戦争の発火点の1つ』 朝鮮政府は日本亡命中の金玉均の暗殺指令を出していた』◎『『日清戦争の原因となった金玉均暗殺事件の新聞報道』(朝日,毎日、時事)』

  日本リーダーパワー史(770) 『金正男暗殺事件を追う』   金正 …

『鎌倉ウインドサーフィンチャンネル」★『春の嵐の海で富士山サンセットに向かって飛び、波根(はね)、舞うサーファーたち』(2023年3月1日午後5時)

鎌倉ウインドーフィン(2023年3月1日午後5時)

『Z世代のための<日本安全保障史>講座④」★『<シベリア鉄道によるロシアの侵略防止のために、山県有朋首相は『国家独立の道は一つは主権線(日本領土)を守ること、もう一つは利益線(朝鮮半島)を防護すること」と第一回帝国議会で演説した』

  前坂俊之(ジャーナリスト) 1889年(明治19)10月24日ーノ …

no image
大阪地検特捜部の証拠改ざん事件を読み解く⑤ 死刑・冤罪・誤判事件ー30年変わらぬ刑事裁判の体質③

大阪地検特捜部の証拠改ざん事件を読み解く⑤   裁判官・検事・弁護士・ …

no image
日本メルトダウン脱出法(769)「世界初の原発ごみ最終処分場建設へフィンランド」●「米国超大物スパイが明かす、中国「世界制覇」の野望」●「「中国崩壊」論は、単なる願望にすぎないーそれでも中国経済は日本の脅威になる」

    日本メルトダウン脱出法(769)    「世界初の原発ごみ最終 …