前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

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前坂俊之プロフィール

前坂俊之の経歴

Maesaka
1987.04 毎日新聞東京本社情報調査部副部長
1990.04 日本マス・コミュニケーション学会会員 現在に至る
1993.04 静岡県立大学国際関係学部教授に就任。
  国際コミュニケーション論・マスコミュニケーション論・ジャーナリズム論現在に至る
10 日本記者クラブ会員 現在に至る
1994.04 日本出版学会会員 現在に至る
1996.04 日本広報学会会員、日本開発学会会員、 現在に至る
1997.04 立教大学社会学部兼任講師(マスコミ史)、現在に至る
1998.10 日本犯罪学会会員、現在に至る

前坂俊之の著書

日本死刑白書
単著 1982年4月 三一書房
この事実を知ってもあなたは死刑に賛成か-目次より-忘れられている死刑囚/死刑執行まで/誰が死刑囚になるのか/誤って殺される人たち/閉ざされる道/死刑廃止は是か非か/一人の生命は全地球よりも重し/世界の死刑白書/今日的課題、死刑の廃止へ/ (239p)
冤罪と誤判
単著   1982年5月 田畑書店
代用監獄、すなわち警察の留置場が「冤罪を生む温床」と廃止を求める声が強まる反面で、逆にその永続化が図られている。先進国に代用監獄は存在し ない。日本はGNPでは経済大国にのしあがったが、人権の成長率は明治にできた監獄法以来、ゼロ成長のようだ。別件逮捕/拷問と自白/代用監獄/検察の証 拠不開示/公安医学=誤鑑定/裁判官の世界/最高裁/陪審制度再考と、冤罪・誤判の生まれる全構造を解明する。免田事件、財田川事件、松山事件と、いま三 件の死刑確定囚の再審裁判が行われているが、これは我が国の裁判氏のなかでも異例なことだ。いずれも三十年ちかい歳月をかけて、無実を訴えてきた人々の辛 苦の結実が、これらの再審裁判だが、失われた時間は取り戻せない。この人々の無実が証明されたとき、いったい、冤罪・誤判の責任は、誰が、どのようにして とることができるのだろうか? (268p)
誤った死刑
単著 1984年3月 三一書房
誤って死刑を宣告された事件を闇の中から掘り起こした衝撃の全調査レポート免田事件、財田川事件のあとに、松山、島田、名張毒ブドウ酒事件など死 刑再審事件が続ぞくと控えている。なぜこんな大変な誤りが起こり、長い歳月かかってもその間違いがただせないのか-本書は明治以来のわが国の刑事裁判の歴 史の中で闇に包まれていた“誤った無実の死刑”についての初めての調査報告である。 (228p)
新聞記者
単著 1984年11月 実務教育出版
新聞社、新聞記者の仕事をあらゆる角度から紹介。新聞社の中身を知ろう、新聞記者の仕事全プロセス、紙面づくり、新聞記者の素顔、新人記者日記、名物新聞記者列伝などすべてがわかる一冊。 (157p)
日本犯罪図鑑
単著 1985年 東京法経学院出版
犯罪の時代をとくキーワード!!日本の犯罪についてのデータ満載国家と司法による殺人/日本の冤罪/警察官の犯罪/日本人と殺人/戦後役人汚職の系譜/戦後買収史/シャブ/ (254p)
メディアの犯罪
共著 1985年8月 双柿舎
犯罪報道の変革に向けて!マスコミがどれほど被害者をつくっているか外人記者は日本のマスコミをどう見ているかジャーナリズムはいかにあるべきか への提言店長自殺に報道はどうかかわったか/自省なきジャーナリズムの墓標/<記者座談会>犯罪事件報道のあり方を問う/<座談会>外人記者がみたニッポ ンの犯罪報道/呼び捨て廃止をめぐって/マスコミ各社の対応と姿勢/犯罪報道は変えられるか/ジャーナリズムへの提言/担当部分:「犯罪事件報道のあり方 を問う」「呼び捨て廃止をめぐって」
明治、大正、昭和事件犯罪大辞典
共著 1986年8月 東京法経学院出版
明治以降,大正、昭和戦前、戦後までの日本で起きたあらゆる犯罪、事件についての初めての大辞典。殺人、強盗、泥棒、疑獄、汚職.横領、自殺、歴史的な大事件、社会を震撼させた事件、事故まで3000項目を収録した犯罪大百科事典。私の担当項目は150項目。全850p
奇人・変人・フツー人-日本のカイブツ163人-
単著 1986年11月 ライト出版
ボードレール流にいえば,人生は1行のエピソードに過ぎない。人々は1冊の伝記よりも1行のエピソードのほうを好むものなのだ。明治以来の日本を代表する奇人。カイブツ,変人の珍談、奇談を、けっさくなエピソードを満載して、日本雑学大賞特別賞を受賞。
兵は凶器なり-戦争と新聞-1926~1935
単著 1989年8月 社会思想社
満州事変から終戦までの15年戦争で、朝日・毎日などの大新聞はどのような役割を果たしたのか。政治・軍部の厳しい言論統制の実態、新聞の抵抗と 屈服。迎合の過程を当時の新聞の論調を克明に分析し、新聞界の動向も織りまぜながら検証している。本書は戦争と新聞の関係を昭和の初めから、満州事変まで 詳述しており、特に言論の自由の分岐点となった満州事変前後の経緯を詳細に分析、2・26事件前夜までの国際連盟脱退、5・15事件、京大滝川事件、天皇 機関説事件のほか、菊竹六鼓、桐生悠々ら抵抗のジャーナリストの言論にも光を当てている。-目次より-なぜ戦争を阻止できなかったか/自らを罪するの弁/ 言論弾圧法の実態/金解禁を支持した社説/吹き荒れる言論への暴力/スパイ政治との対決/満州事変前夜/満州事変勃発/満州事変への批判的言論/爆弾三勇 士の真実/国際連盟脱退/五・一五事件/菊竹六鼓のたたかい/桐生悠々と『他山の石』の抵抗/京大・滝川事件/ゴー・ストップ事件/言論弾圧と自己規制/ 命がけの報道/「近畿防空演習」社説訂正事件/陸軍パンフレット事件/美濃部達吉と天皇機関説/ (259p)
目撃者が語る昭和史 第5巻-日中戦争-
編著 1989年11月 新人物往来社
「目撃者が語る昭和史」(全8巻)の中の1冊。日中戦争の引き金となった濾溝橋事件、石原莞爾、近衛首相の「支那を相手にせず」の歴史的なはいけ いについての雑誌「人物往来」の記事を収録、また戦時体制に組み込まれていく国内の世相、マスコミの動向などについての雑誌の座談会なども掲載。担当部分 は記事の選択、監修と全体の解説、。(320p).
増補新版日本死刑白書
単著 1990年4月 三一書房
日本の死刑制度を白日にさらした前著(1982年)にその後の死刑廃止条約の国連での成立の状況を書き加えた。 (256p)
昭和超人奇人カタログ
単著 1990年9月 ライブ出版
昭和奇人ベスト10は誰なのかー。南方熊楠、出口王仁三郎、山崎今朝弥、稲垣足穂、内田百間、永井荷風、吉田茂、・・.昭和を代表する奇人約50 人が登場する。日本人の独創性、アイデンティティーそのものである奇人をそうざらえした昭和奇人学の入門書でもある。(243p)
旺文社ビジネスマン英会話110番-マスコミ編-
共著 1990年12月 旺文社版
ビジネスマン向きの海外で現地の新聞、テレビなどのマスコミにどのように対応したらいいのか。読み方、見方、付き合いかた、パブリシティーの仕方などのやさしい英語を紹介、また、マスコミの慣用英語、歴史なども簡単に解説した。
死刑
単著 1991年3月 現代書館
イラスト版の死刑入門書。イラストは橋本勝氏が担当,写真,グラフなどをふんだんに入れて,死刑の実態を文を前坂が担当して執筆。死刑、と無期の 間,死刑の現状,死刑執行,死刑囚の最後の瞬間、死刑存続の争点、誤判による死刑、日本での死刑の歴史、世界の死刑事情を解説した。(174p)
言論死して国ついに亡ぶ-戦争と新聞-1936~1945
単著 1993年 12月 社会思想社
「兵は凶器なり」に続く、15年戦争と新聞の考察の後半部分。昭和11年の2・26事件から太平洋戦争までを分析している。新聞の抵抗は2・26 事件で終わり、以後は「言論報国」にまい進するが、その中でも数少ない言論抵抗の事例として水野広徳、石橋湛山、時事新報の社説、毎日の竹ヤリ事件などに 光を当てている。また齋藤隆夫の粛軍演説、同盟通信社の誕生、日中戦争、南京事件、国家総動員法、日独伊三国同盟、国防保安法と新聞の関係を詳細に解明し た。-目次より-水野公徳の反戦平和思想/軍民離間声明と新聞/永田鉄山暗殺事件/二・二六事件でトドメを刺された新聞/二・二六事件と『時事新報』の抵 抗/斉藤隆夫の粛軍演説/スクープ・取引所改革問題/国策通信会社「同盟通信社」の誕生/日中戦争/新聞統制を早めた“紙不足”/南京大虐殺を「武士道の 精華」と報道/国家総動員法の落とし穴/日・独・伊三国同盟への道/国防保安法による言論封圧/開戦スクープ/太平洋戦争下の報道/歴史をふりかえること は/ (255p)
海軍大佐の反戦-水野広徳-
編著 1994年5月 雄山閣出版
平和主義者で日米非戦論を唱えた水野広徳についての松下芳夫著の昭和24年刊の伝記を新しく編集し直して解説を加えた。平和主義者、日米非戦論を 中心とする剣を解かれてからの水野先生の評伝最高の評価をうけつつある、徹底した日米不戦論/軍縮、軍備撤廃を主張した帝国軍人/豪放快活な海軍大佐の処 女の如き優しい心/日本海軍の反逆児、東郷元帥や上村大将の威武にも屈しなかった人/東京大空襲を予言した男/担当部分:「解説」
メディア学の現在
共著 1994年5月 世界思想社
あなたを支配するメディアとは何か。メディアに扱われないものは社会的事実として存在しない。巨大になったメディアを市民の手に取り戻すための道 筋いを鮮やかに提示する論考を集大成。メディアとは何か、新聞、出版、広告、放送のメディアの現在、プロパガンダ、人権と報道、メディアと女性、戦後メ ディアの成立、メディアの社会的責任などに言及しており、日本人のメディア・リテラシーを高めて市民主権のメディア・デモクラシーを確立するための入門 書。担当執筆部分は第12章「メディアと検閲」
マルチメディア早わかり読本
共著 1994年7月 PHP研究所
マルチメディアが爆発的に日本でブームとなったのは93年秋からのこと。以後、インターネット,サイバースペースの出現によって,21世紀のデジ タル情報革命の姿が目に見えてきた。本書はマルチメディアについていち早く、その技術的な背景、システム、マルチメディアによって社会がどのように変わる のか、をわかりやすく解説したもの。担当執筆部分部分は「マルチメディアで変わる社会」「各国のマルチメディア事情」など全体の半分。
水野広徳著作集(全8巻)
編著 1995年 雄山閣出版
水野広徳は海軍大尉時代、水雷艇長として日本海海戦に奮戦して戦記「此の一戦」で一躍文名を馳せた。その後、二度にわたる第一次世界大戦前後の ヨーロッパを視察して戦争の惨状を見て、一転して反戦論者となる。大正十年に退役して軍事評論家として軍備縮小と日米非戦論を積極的に展開した。大正十 三、十四年の論文はその後の軍部の暴走と日本の破滅を予見した先見性に富んでいる。昭和に入って軍国主義が高まってくると水野の論文は発行禁止や削除処分 を受けて、太平洋戦争前にはほとんど執筆禁止となり、昭和二十年十月になくなった。この著作集は終戦五十年、水野没後五十年を記念して刊行したもので、初 の全集である。私は全体の編著を担当し、第八巻の自伝の解説と年表を執筆した。第一巻日露戦記、第二巻渡欧記、第三巻日米未来戦記,第四巻評論①,第五巻 評論②、第六巻評論③、書誌、第七巻評論④日記書簡、第八巻自伝,年譜。
メディアの戦争責任-占領地・植民地の新聞を中心にして-
単著 1995年3月 樹花舎
太平洋戦争中、日本の大新聞である朝日,毎日,読売,同盟は東南アジアで占領した地域で地元の新聞社を接収して日本語新聞を発行した。朝日がジャ ワ、毎日がフィリピン、読売がビルマ、同盟がマレーといった具合で日本語,英字、現地語の戦時外字新聞を発行して,占領地での宣伝、現地人の宣撫に当たっ た。これまでほとんど研究外の分野に光を当てて、マニラ新聞を中心にして報告した証言と質疑、関係者の証言、参考文献も収録した。(63p)
検証・新聞報道-戦後50年と憲法-
共著 1995年3月 CIPサコー
敗戦から50年、新聞の半世紀を振り返る。戦前、軍部と政府と一体となって戦争への道を開いてきた新聞は国民とともに焼け野が原から再出発した が,戦後50年の今,新聞は何を書き,何を書いてこなかったのか、憲法の理念にそって報道してきたのかを,総括した。毎日新聞労組主催の「ジャーナリズム を語る会」での「戦後50年の報道と憲法」などのシンポジュームを収録、担当執筆部分は「戦後報道とジャーナリズム」
ドキュメント 日本帝国最期の日
共著 1995年8月 新人物往来社
1945年8月15日。和平か徹底抗戦か。軍部も政府も日本全体が激震した。日本の一番長い日を再現した。揺れ続けた日本、険しかった和平への 道、政府,陸海軍の対応,陸海軍部隊最終配置図などを詳述している。このなかで「終戦を勝ち取った首相官邸と外務省」「阿南陸相の徹底抗戦と自決」「米内 海相,不退転の和平説得」を執筆(164p)
新聞報道「検証」シリーズ1 沖縄
共著 1996年4月 CIPサコー
戦後50年が経過しても全国の米軍基地の75%が集中しており,戦後が終わらない沖縄をめぐる日本のジャーナリズムの報道はこれまでどうだったの か。また、どうあるべきなのか。「沖縄報道の視点」「沖縄・安保報道を検証する」座談会に参加、あとがきで「ジャーナリズムの深化をめざして」を執筆して いる。(164p)
ニッポン奇人伝
単著 1996年2月 社会思想社
奇人とは何か。奇人とは貴人であり、稀人であり、気人でなければならない。他に類例がなく、高貴な人格を持った,たぐい稀な人であり強靭な意志を 持った気者でもなければならない。こうした観点から,明治以降の日本を代表する奇人30人を選りすぐって集大成した抱腹絶倒の傑作。(237p)
犯罪研究資料叢書(全4巻)殺人法廷ケースブック
監修 1996年6月 皓星社
本書は石渡安射著「断獄実録」松華堂、昭和8年刊、(全五巻)の復刻。裁判記録によって克明に事件を再現しており陸軍少将令嬢殺人事件、ピス拳事 件、大米竜雲事件、野口男三郎事件、高橋お伝事件,星亨暗殺事件,原敬暗殺事件、お艶殺し事件、和歌山の入婿殺人事件の捜査,事件,公判記録、判決,裁判 記録をすべておさめている。各巻に解説を執筆。
新聞報道検証・記者クラブ
共著 1996年10月 柏書房
日本型ジャーナリズムの病理装置としての記者クラブ。作り手と受けての乖離が進む新聞報道はこのままでいいのか。ブラックボックスと化した「記者 クラブ」を市民とともに歩む記者クラブを目指しジャーナリズムの改革をていくための第一弾。担当部分:「記者クラブの歴史と問題点」
改訂版メディア学の現在
共著 1997年10月 世界思想社
94年に発行された前著を改定、最新の情報をとりいれた。担当部分の第12章「メディアと検閲]についてもインターネットについての規制などの項目を新たに書き加えた。
新聞報道検証50人からのメッセージ今新聞に言いたい
共著 1997年10月 CIPサコー
新聞報道は今、混迷する政治的,社会的な状況の中で,きわめて難しい局面をむかえている。だからこそ、ジャーナリズムを担う報道の側に明確な視点 と主体性の確立が求められる。各界で活躍する五十人が新聞への熱いメッセージを伝える.この中で「主権者の声、回復する取材を」を執筆。
阿部定手記
編者 1998年2月 中央公論社
昭和11年に起きた昭和2・26事件と並んで阿部定事件は昭和史のターニングポイントになった事件である。阿部定の行為は男女のエロスの極致であ り、その取り調べ調書の彼女の証言は文学的な作品以上のものがある。幻のこの予審尋問調書を全文収録し、少女時代の定についての近所の人の証言,戦後のエ ログロと非難の対象となったことに反論した「手記」も合わせて掲載、解説を執筆した.(293p)
近代犯罪資料叢書(全20巻)
監修 1998年7月 大空社
人はなぜ罪を犯すのか。罪を犯す人間は特別なのか。ありふれた日常をくつがえして普通の人々に忍び寄る犯罪の影。犯罪が多発する現代に通底する近 代の第一級の資料を厳選、江戸時代後期,明治,大正,昭和前期までの代表的な犯罪の資料を網羅した。第一巻「日本海賊史」(伊藤銀月著)明治37年刊、第 二巻「拷問史」坂ノ上言夫著大正15年刊、第三巻「明治大正実話ー政界疑獄実話」伊藤痴遊著,昭和5年刊、第4巻「同,強盗殺人実話」(甲賀三郎著)昭和 4年刊,第5巻「刑罪珍書集(1)-江戸の刑政」昭和五年刊、第6巻「刑罪珍書集(2)」,第7巻「死刑囚の記録」(田中一雄著)昭和5年刊、第8巻「明 治大正昭和歴史全集」(暗殺編)平野震編、昭和7年刊、第9,10巻「明治大正昭和歴史全集」(犯罪編上下)宮坂九郎編,昭和八年刊、第11巻「徳川明治 大正昭和著名裁判録」(関之著、昭和23年)、第12巻「本邦侠客の研究」(尾形鶴吉著、昭和八年刊、第13巻「すりの犯罪史」(湯川四郎著、昭和11年 刊)、第14巻「恐ろしき犯罪鑑定夜話」高田義一郎著,大正十年刊,第15巻「大津事件」、第16巻「鉄窓13年中岡艮一の獄中手記,明治,大正の疑獄事 件」、第17巻「所謂監獄部屋の研究」「犯罪手口の研究」、第18巻「山田憲公判実記」、第19巻「賭博」、第20巻「殺人の研究」の全20巻。別冊とし て詳細な解説を執筆し、各巻の総目次を収録
近代日本企業家伝叢書(全50巻)
監修 1998年10月 大空社
企業家は本来、業を興す起業家である。日本の産業、経済発展の基礎を作り、世界第2の経済大国に成長させる原動力となった明治,大正、昭和戦前、 戦後の起業家、創業者、実業家の伝記を集大成した画期的な叢書。①本木昌造、平野富二詳伝、②呑象高嶋嘉右衛門翁伝、③古河市兵衛翁伝,④「岩崎弥太郎」 山路愛山著、⑤五代友厚伝,⑥西村勝三翁伝、⑦土居通夫君伝、⑧大倉鶴疲翁,⑨渋沢栄一自叙伝、⑩和尾逸平,⑪宰平遺績,⑫馬越恭平,⑬浅野総一郎、⑭朝 吹英二君伝,⑮伊藤伝七翁、⑯大沢善助「回顧七十五年」、中上川彦次郎君⑰岩下清周伝,⑱麻生太吉伝、⑲波多野鶴吉伝など全50巻
現代マスコミ論のポイント-新聞,出版,マルチメディア
共著 1999年4月 学文社
現代のマスメディアのすべて,新聞,放送、出版、マルチメディアまでの変遷,現状,課題とメディア・リテラシー、メディア倫について最新の論及をまとめた。担当,執筆部分は第1章「新聞メディアの変遷」(2p-13p)
メディア学を学ぶ人のために
共著 1999年4月 世界思想社
メディア、コミュニケーション、ジャーナリズム,マルチメディアから,最新のインターネット,サイバースペースまでの用語約3000語を簡潔に解説した最新メディアの用語集。このうちマルチメディア、インターネット関係の50の用語について解説を担当した。
メディア学を学ぶ人のために
共著 1999年4月 世界思想社
メディア、コミュニケーション、ジャーナリズム,マルチメディアから,最新のインターネット,サイバースペースまでの用語約3000語を簡潔に解説した最新メディアの用語集。このうちマルチメディア、インターネット関係の50の用語について解説を担当した。

前坂俊之の雑誌掲載論文

NO. 名称 発表年月日 発表雑誌
企業はかく犯罪を生めり‐襲われる企業 1988年7月 「月刊企業法務」
2 日中戦争とジャーナリズム 1989年4月 「別冊歴史読本-未公開写真に見る日中戦争」
3 山本五十六と河合千代子、金子直吉と松方幸次郎,頭山満とビハリ・ボース 1989年7月 「歴史読本スペシャル特別増刊
「明治大正昭和おもしろまじめ交遊図巻」
4 絞首刑にされた戦犯たち 1989年12月 「別冊歴史読本-未公開写真に見る東京裁判」
5 新聞と戦争(27)
陸軍の派閥抗争と永田鉄山暗殺事件
1989年6月 「マスコミ市民」
6 新聞と戦争(28)
国際連盟脱退と「時事新報」の正論
1989年7月 「マスコミ市民」
7 新聞と戦争(29)
水野広徳の反戦思想
1989年8月 「マスコミ市民」
8 新聞と戦争(30)
水野広徳の平和主義
1989年10月 「マスコミ市民」
9 新聞と戦争(31)
2・26事件でトドメを刺された新聞
1989年12月 「マスコミ市民」
10 新聞と戦争(32)
2・26事件と「時事新報」の抵抗
1990年1月 「マスコミ市民」
11 歴史の瞬間をデータベース化 1990年1月 「新聞経営」
12 新聞と戦争(33)
齋藤隆夫の粛軍演説
1990年2月 「マスコミ市民」
13 新聞と戦争(34)
国策通信社「同盟通信社」の誕生
1990年3月 「マスコミ市民」
14 新聞と戦争(35)
取引所改革報道と取材制限
1990年4月 「マスコミ市民」
15 2・26事件と新聞報道 1990年春号 「別冊歴史読本・未公開写真に見る2・26事件」
16 昭和天皇・ヨーロッパ青春の旅 1990年5月号 「別冊歴史読本・昭和天皇・その波瀾の一生」
17 新聞と戦争(36)
日中戦争と挙国一致報道
1990年5月 「マスコミ市民」
18 新聞と戦争(37)
新聞統制を早めた紙不足
1990年7月 「マスコミ市民」
19 歴史写真デ‐タベースの現状と構築 1990年8月 「情報管理」
19 新聞と戦争(38)
国家総動員法と“死に体”報道
1990年8月 「マスコミ市民」
20 新聞と戦争(39)
日独伊三国同盟への道
1990年11月 「マスコミ市民」
21 新聞と戦争(40)
新聞報国と“戦う新聞人”
1990年12月 「マスコミ市民」
22 いま少しの勇気を
-歴史の教訓から-
1991年2月 「世界」
23 黎明を駆け抜けた企業メセナ王
ー大原孫三郎-
1991年4月 「月刊サンサ‐ラ」
24 毎日新聞社の歴史的写真データベース
「MAIHIT」構築と現状
1991年7月 「情報管理別冊Ⅲ.画像データベース」
25 もう一度戦争をふりかえる
マニラ新聞の役割
1991年11月 「機関誌と宣伝」
26 朝日新聞社史にみる歴史的な教訓 1991年12月 「マスコミ市民」
27 忘れられた予言者・水野広徳 1993年12月14日 「毎日新聞夕刊」
27 大震災とメディア 1995年 「アジア時報」299号
「自伝(第8巻)」解説、年表
28 忘れられた反戦の軍人・水野広徳 1995年 「アジア時報」304号
29 日米非戦論を唱えた反骨の軍人
・水野広徳
1995年 「軍縮問題資料」173号
30 足尾銅山事件、日韓併合,関東大震災,金融恐慌、満州国建国 1994年4月号 「別冊歴史読本19巻11号
「日本史を変えた大事件100」
31 マルチメディア新時代 1
マルチメディアとは
1994年 「月刊IM」第33巻4号
32 マルチメディア新時代 2
マルチメディア時代の幕開け
1994年 「月刊IM」第33巻5号
33 マルチメディア新時代 3
情報スーパーハイウエー
1994年 「月刊IM」第33巻6号
34 マルチメディア新時代 4
日米格差
1994年 「月刊IM」第33巻7号
35 マルチメディア新時代 5
CATV
1994年 「月刊IM」第33巻8号
36 マルチメディア新時代 6
移動体通信
1994年 「月刊IM」第33巻7号
37 マルチメディア新時代 7
横浜ジョイポリス
1994年 「月刊IM」第33巻8号
38 マルチメディア新時代 8
電子鎖国・日本
1994年 「月刊IM」第33巻11号
39 マルチメディア新時代 9
カーナビ
1994年 「月刊IM」第33巻12号
40 マルチメディア新時代 10
テレコミューター
1995年 「月刊IM」第34巻1号
41 マルチメディア新時代 11
ゲーム機戦争
1995年 「月刊IM」第34巻2号
42 マルチメディア新時代 12
バーチャル・リアリティ
1995年 「月刊IM」第34巻3号
43 マルチメディア新時代 13
KARAOKE
1995年 「月刊IM」第34巻4号
44 マルチメディア新時代 14
CALSとは
1995年 「月刊IM」第34巻5号
45 マルチメディア新時代 15
電子マネー
1995年 「月刊IM」第34巻7号
46 マルチメディア新時代 16
遠隔講義実験
1995年 「月刊IM」第34巻8号
47 マルチメディア新時代 17
PHPサービス
1995年 「月刊IM」第34巻9号
48 マルチメディア新時代 18
インターネット
1995年 「月刊IM」第34巻10号
49 マルチメディア新時代 19
インターネット2
1995年 「月刊IM」第34巻11号
50 マルチメディア新時代 20
エレクトロニック・コマース
1995年 「月刊IM」第34巻12号
51 国葬にされた人々
元老たちの葬儀
1995年2月 別冊歴史読本85号「ご臨終ー死の瞬間のドラマ」
52 21世紀の宿題 マルチメディア(1) 1995年7月 「国民政治協会」
53 21世紀の宿題 マルチメディア(2) 1995年8月 「国民政治協会」
54 21世紀の宿題 マルチメディア(3) 1995年9月 「国民政治協会」
55 21世紀の宿題 マルチメディア(4) 1995年11月 「国民政治協会」
56 21世紀の宿題 マルチメディア(5) 1995年12月 「国民政治協会」
57 21世紀の宿題 マルチメディア(6) 1996年1月 「国民政治協会」
58 21世紀の宿題 マルチメディア(7) 1996年2月 「国民政治協会」
59 21世紀の宿題 マルチメディア(8) 1996年4月 「国民政治協会」
60 電子図書時代の幕開け 1996年
3月14日
「新文化」
61 宮崎滔天 1997年 「歴史と旅」97年4月号
62 世界最大のサイバー書店
アマゾン・コムの商法を見る
1997年
5月22日
「新文化」
63 杉山茂丸
久原房之助
金子直吉
大原孫三郎
1997年 「歴史読本」6月号
64 死体を愛した男たち 1997年9月 「別冊宝島」
「隣の殺人者たち」
65 明治の奇人・幇間 松廼家露八 1997年 「歴史と旅」97年12月号
66 満州国建設の夢・石原莞爾 1998年 「歴史読本」98年2月号
67 フィランソロフィの先駆者・本山彦一 1998年 「エコノミスト」98年2月号
68 破天荒な策士杉山茂丸の黒子人生 1998年 「歴史と旅」98年5月号
69 日本史上のすごい三傑、三大カネ借名人。 1998年 「歴史街道」98年6月号
70 信平訴訟の報道はジャーナリズムの倫理の逸脱 1998年 「第三文明」98年8月号
71 香港返還1年、香港メディアはどうなったか 1998年 「マスコミ市民」98年9月号
72 犯罪こそ時代を切り開く、近代犯罪資料叢書を監修して 1998年 「図書新聞」98年9月26日号
73 市民のために働きすぎて目が見えなくなった全盲の代議士・高木正年 1999年 「歴史街道」99年5月号
74 戦後ジャーナリズムの検証①戦争責任と占領軍のメディア統制 1999年 「マスコミ市民」99年8月号
75 同上②下山事件、レッドパージ 1999年 「マスコミ市民」99年9月号
76 インターネット産業革命、第2段階へ 1999年 「公明新聞」99年9月25日
77 1カ月で消滅したポーランド 1999年 学研特別ムック「ヒトラーの野望」

前坂俊之の口頭発表

NO. 名称 発表年月日 発表学会等
毎日新聞写真データベースの構築 1989年10月4日 第36回日本新聞協会新聞製作講座
第2次大戦と日本のジャーナリズム 1989年11月11日 日本新聞学会秋季研究発表会
写真データベースの構築と現状 1991年5月23日 専門図書館協議会全国研究集会
歴史的にみた日本のジャーナリズムの特質 1992年5月30日 日本マス・コミュニケーション学会春季研究
発表会

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最終更新日:2023/02/02