前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

<F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(215)>『共謀罪法案、森友、加計、防衛メモ問題などなど、底流で共通しているのは、権力者が、今の日本が置かれている複雑な諸問題を、誠実な言葉遣いで国民と向き合い率直に語ることを避けて来たこと。隠し事が多過ぎる。』★『日本も極右や極左、国際テロリストの標的になる事は時間の問題、 欧米やイスラエルなどの総合的なテロ対策技術を詳細開陳しながら、国民の理解を深めることが必要』★『ポスト安倍を語り始めた海外 ふさわしいのは自民・民進議員ではなく?』

   

<F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(215)>

 

都議選の与党大惨敗の結果が堰を切った様に国政批判へと向かい、国政与党も思いも掛けずに呆気に取られながら一蓮托生で奈落へと引きづられる始末です。国政与党も茫然自失状態(笑)。

多くの新人閣僚の目を覆いたくなる様な無能ぶり、これらが多くの国民を小馬鹿にしていると思われている事を察知できない任命権者の鈍感力に感心しております。

共謀罪法案、森友、加計、防衛メモ問題などなど、底流で共通しているのは、権力者が、今の日本が置かれている複雑な諸問題を、誠実な言葉遣いで国民と向き合い率直に語ることを避けて来たこと。隠し事が多過ぎる。
つまり隠蔽していると看做された事。

日本も極右や極左、国際テロリストの標的になる事は時間の問題、 欧米やイスラエルなどの総合的なテロ対策技術を詳細開陳しながら、日本においてもその必要性について国民の理解を深めるための忍耐強い説明を避けた事。

又、特区がなぜ必要か?霞ヶ関支配を打ち壊して規制を撤廃する事の必要性について、当初からトップが率直に国民に向けて語る事を避けて来た事。加えて濃厚な私的便宜供与のオマケ。

要するに、国政与党は、野党の存在は軽視しながらも意識したが、各種情報媒体の先にいる国民の存在とそれとの対話を著しく忘却した結果がこの体たらくとなったのではないでしょうか?

余談ですが、今回の都議会選挙で公明は早々と小池に乗り換えました。

 

私は、公明都議と創価学会との都内合同大会(1000名位)に呼ばれて、女性学会員の声に圧倒された事があります。彼女たちの声に押されて都議会公明党は小池側に着いたと思いますが、その嗅覚や恐るべしです。

これに比して政権与党は、変化する市民現場への直接の嗅覚と注意力は如何だったのでしょうか?

今の政権与党も、本気でオーバーホールし、なぜ国民から見放されたか?因果関係について根源的な見直しをしないと再生は無理では?

このまま何もしないで鈍感力が持続すると、国民ファースト?的な新しい受け皿に票が大量に流れるのでは⁇

ポスト安倍を語り始めた海外 ふさわしいのは自民・民進議員ではなく……?

http://newsphere.jp/politics/20170714-4/

 - 人物研究, 現代史研究, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
日本リーダーパワー史(214)『英タイムズ』が報道した「坂の上の雲」の真実①『ネルソン提督を超えた東郷の偉大な勝利』

日本リーダーパワー史(214) <『英タイムズ』が報道した「坂の上の雲」①> & …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ㊼』『建築界のノーベル賞・プリッツカー賞は坂茂氏が受賞』尊敬される日本人の登場

      『F国際ビジネスマ …

no image
日本リーダーパワー史(455)「伊藤博文の国難突破リーダーシップー120年前に「美しい日本」の観光立国論、クールジャパンを唱えた⑦

      日本リーダーパワー …

『世界漫遊記⑪/パリ・モンパルナスぶらぶら散歩』★『モンパルナス地区のカラフルでアートな商店街を楽しむ』

    2015/05/11 &nbsp …

no image
世界が尊敬した日本人- 自動車修理工からー代で〝世界のHONDA〃を築いた本田宗一郎

世界が尊敬した日本人      自動車修 …

『Z世代のための日韓国交正常化60年(2025)前史の研究講座④」★『井上が書いた「華兵凶暴」の記事に支那側(李鴻章)か猛反発、井上の暗殺指令を出し、『漢城旬報』の販売差し止めを命じたので井上は辞任1884年(明治17)5月に帰国した』

  「華兵凶暴」の記事が支那側から激しい抗議があり、辞職、帰国のやむな …

no image
★『地球の未来/明日の世界どうなる』 < 東アジア・メルトダウン(1075)> ★『第2次朝鮮核戦争の危機は回避できるのか⁉⑤』★『北朝鮮、現在所有するミサイルで米本土を壊滅的打撃 EMP攻撃を検討』★『北朝鮮の「水爆」実験、対米圧力へ王手となるか?』●『EMP攻撃に対する企業・自治体の対策についての考察 アナログ的思考がカギか』★『 北朝鮮の「電磁パルス攻撃」は脅威か?米専門家の懐疑論』

★『地球の未来/明日の世界どうなる』 < 東アジア・メルトダウン(1075 …

no image
『サハラ砂漠南側の「サヘル地域」への国連人道援助』ートビー・ランザー国連サヘル地域担当人道調整官の日本記者クラブ会見動画(60分)(2016.3.18)

 サハラ砂漠南側の「サヘル地域」への国連人道援助について トビー・ランザー国連サ …

no image
日本リーダーパワー史(255)空前絶後の参謀総長川上操六(34)野党の河野盤州を説得した驚異のインテリジェンスと交渉力

日本リーダーパワー史(255)  空前絶後の参謀総長・川上操六(34) ◎「日清 …

日本リーダーパワー史(634)日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(27) 『川上操六参謀次長の田村怡与造の抜擢②<田村は川上の懐刀として、日清戦争時に『野外要務令』や 『兵站勤務令』『戦時動員」などを作った>

  日本リーダーパワー史(634) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』 …