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日本リーダーパワー史(655) 『戦略思考の欠落』(48)日清戦争敗北の原因「中国軍(清国軍)の驚くべき実態ーもらった「売命銭」分しか戦わない➡中国3千年の歴史は皇帝、支配者の巨額汚職、腐敗政治で「習近平政権」も続いている。

   

日本リーダーパワー史(655)

日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(48)  

「日清戦争敗北の原因は

「中国軍(清国軍)の驚くべき内幕ーもらった「売命銭」分しか戦わない。

中国3,000年の歴史は皇帝、支配者の巨額汚職、腐敗政治であり、

今「習近平政権」(共産党独裁政治)も延々と続いている。

  前坂 俊之(ジャ-ナリスト)

『蚕食される中国』日清戦争の清国代表(総督)の李鴻章とは一体、いかなる人物か。

デニス・ウオーナー、ペギー・ウオーナー共著、妹尾作太男訳『日露戦争全史』(時事通信社、1978年)によるとーー。

『総督の筆頭にあげるべき者は李鴻章

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E9%B4%BB%E7%AB%A0

で、この男は1823年、安徴省の裕福な家庭に生まれた。李は大柄でアバタ面の有能な学者であり軍人であったが、賄賂もとった。

彼は、英仏軍の北京占領後チャールズ・ゴードン

https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#q=%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%B3

を用いて太平天国の乱を鎮定した。彼は19世紀末期の清国外交の責任者で、ロシアの旅順港租借を承諾して、ロシアから五十万両をワイロとして受け取っている。彼の腹心の子分は多年、朝鮮に清国代表として勤務し、朝鮮における日本の勢力増大を阻止しようとして戦に敗れた袁世凱であった。

長い間、直隷省総督として李は鋭意、清国の軍備改善に努めた。彼は部隊訓練のため、ドイツ人の軍事教官を雇い入れ、清国で最初の兵器廠を上海に設立した。1980年、ゴードンは、李の要請により、詳細な清国兵力整備計画を作り上げた。

1894年に日清戦争が始まるまでの短期間に、彼は最大の努力をつくした。彼の雇ったドイツ人将校は五万人の精兵を訓練したが、李の抱えていたエリートたちは彼と同じ省の出身将校であり、交代補充に充当しうる訓練済みの将校要員はいなかった。李の最も精鋭な部隊の間でさえも、大隊長が部下の給料の水増し請求をしていた。正規の戦闘定員500人となっている大隊も200ないし300人充員されていることは稀であった。

皇帝は李以外の役人たちから戦争準備について大胆な具申を受けていた。

「もし、今にして戦争準備を怠り、現在の消極的な状態を続けるならば、その間に日本は陸海軍の兵力整備を続ける。そうなれば、わが軍事力が現状にとどまるのに対し、日本の戦力は着々と増強されることになると存じます」

 

その結果、軍事委員会にたいし、李鴻章は日本を侵略するための計画を作成すべきであるという勧告を出すことになった。李は、日本が経済的難局に当面し、多額の債務を負って苦しんでいると考えていたので、侵略計画を少し早めることとなった。

西南の役(西南戦争)を頂点とする日本の旧武士階級の数度の乱が日本の国力に影響を及ぼし、陸海軍とも弱体化している、と彼はみていた。皇帝に対する上奏書の中で、彼は次のように述べている。

「古(いにしえ)の格言に、計略は密なるをもって貴し、とするとありますが、小官の陛下に申し上げたいことは、周到な注意を払い、わが目的を十分に秘匿しながら、たえずわが兵力を増強することであります」

彼は、海軍兵カを直ちに増大し、それと並行して他の国防兵力を強化することを主張し、日本への攻撃は急ぐべきでないことを改めて強調した。

その結果は、李が海軍将官会議を設け、海軍大学を創設したことと、袁世凱

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%81%E4%B8%96%E5%87%B1

に朝鮮における靖国兵力を強化することを命じたという、二つの事項となって現れた。

彼は、清国が朝鮮の国内問題に干渉はできないこと、また日本にもその権限はないことを主張した。彼は、朝鮮駐留清国部隊にたいして、日本との戦争に発展するような挑発的行動を避けるよう命じた。しかし日本軍は、引き続き朝鮮に兵力を投入し、やがて清国軍の二倍の兵力となった。

袁世凱は、日本軍が京城(ソウル)に到着する以前にイギリス船で朝鮮から脱出してきていたが、日本側が攻撃を仕掛けるようなことがあれば、イギリスが清国側について干渉を加えるだろうと繰り返し李に確言していたが、李はそれを疑問視していた。

新聞報道はすべて、清国側が有利なように書き立てていた。

まず、陸軍が日本より大きい。つぎに、李鴻章の建設した海軍は、トン数も兵員数も優勢である。日本の巡洋艦に比較して、7千トン以上の優秀な軍艦を二隻保有している。

清国には、65隻の大型艦と43隻の水雷艇が、4個の艦隊に編成されているが、北洋艦隊だけでも日本の保有する軍艦14隻に匹敵する。しかし、この北洋艦隊司令官は、騎兵将校の出身で海についてはなにも知らず、また彼の雇ったドイツ人の副司令官もまた頭脳明晰ではあったが陸軍出身であった。

このドイツ人は、弾薬の生産を増加し、購入量を増やすことを繰り返し主張していた。

それにもかかわらず、鴨緑江河口沖で全力装備の日本艦隊と交戦した(黄海海戦)際には、主砲については各門に3発、それ以外の小口径砲については各門14発しか弾丸を用意してなく、装薬におがくずを入れたものさえあった。

弾薬調達用の予算は西太后と各軍の長、李運英とが北京の夏宮殿〔頤和園〕の再建に使われてしまった。この宮殿の新しいテラスと別館は、すべて季鴻章の軍事計画予算で作られた。

戦争が終わった後で宮廷の宦官の一人が「構うものか、日本に負けたことなどはどうでもよいことだ。とにかく、夏宮殿ができたのだから」と放言した。

李鴻章は日清戦争敗戦の責任は最も少なかったにもかかわらず、その冠から三眼孔雀翎(さんがあんくじゃくれい)〔清朝時代、官吏の階級を示すために冠に付けられていた〕を取り上げられて、敗戦責任の大半を負わされた。牙山沖の初戦(豊島沖海戦)で、東郷平八郎艦長の指揮する「浪速」と戦って逃走した「済遠」艦長は、臆病との理由で斬首の刑に処せられた。

北洋水師提督は、阿片を多量に服用して自殺し、西太后は60歳の誕生の祝賀式の計画をとりやめ、北京の香港上海銀行の頭取に825万ポンドにのぼる金銀の延べ棒をロンドンに輸送することについて話し合った。

<以上 デニス・ウオーナー、ペギー・ウオーナー共著、妹尾作太男訳『日露戦争全史』(時事通信社、1978年)122-124p>

<歴史張本人・坂西利八郎の日中歴史認識>講義⑤

「中国軍(清国軍)の驚くべき内幕ーもらった「売命銭」分しか戦わない。

http://www.maesaka-toshiyuki.com/blog/86.html

驚くべき支那の兵隊と戦争―近代の軍隊ではない

兵隊の給料は普通六元、そのうちから米代を差引きます。そうすると実際は一カ月に一元の現ナマがはいるかはいらんかという状況であります。それさえもらえぬことがあります。戦さの時にはその給料に割増をつけることになっているが、割増どころかほんとうの給料でさえ払わない。

そこで兵隊の方が、だんだん日を経るに従って利巧になりました。兵隊は、給料のことを彼等の仲間で「売命銭」と申しております。すなわち命を売る銭です。兵隊たちは「お前今日は売命銭をいくら貰ったか」「われわれは今日は二十文しか貰わない」あるいは「二十銭しか貰わない」といったようなことを申し合って、戦きに行くのですから、ちょっと戦線まで出て行ってボンボンボンと打って、もう二十銭分働いたから帰るというような状況が各地にある。(笑声)

ですから真面目に命令はちゃんと出している。ある時は電報で出しますが、その命令は兵隊の間に行われるわけがないのであります。

それでありますから、昨年の奉天山西の戦争の際、山西軍の一師団が、何万という奉天軍のために囲まれて約三ヵ月も持耐えましたので、その山西軍の師団長は大変偉い師団長だと世間からもてはやされたばかりでなく、敵である張作霖からも厚き礼遇を与えたものですが、

ところが今式で兵隊が戦争をやっているのでありますから、命令は敢然として出ますけれども、ほんとうの兵隊さんはこっちから菜っ葉を持って行ってやると、城内では生のものが乏しいから、向うからは城壁の上から煙草を吊り下して菜っ葉の代りに煙草をやる。ほんとうの戦さは少しもしない。(笑声)

これはあまり極端な例でありますが、そういうことも時々あったということです。この式の戦きでありますから、大砲の弾丸をぶっ放せば、弾丸は真面目に飛んで行って、途中で失敬はしませんが、人間のからだが砲丸についてゆくのでないから、城は落ちない。

また支那の家は、泥とレンガでありますから、なかなか砲丸のためには焼けない。ただ鉄道を断たれるということが心配であったのでありますが、前に申した金州は四つある門のうち、南門は始終開いておって、そこから自由に交通をしておった、ために三ヵ月完全に保ったのです。支那では知恵のあるものならば、まじめに戦はできない。

敵も、味方もどっちも無主義である。戦をしてもその結果、えられるものはものはない。そんなことで死ぬというようなことは馬鹿らしい。ただ五十銭か一元貰ったらいい。一元なんか滅多にくれませんが、二十銭か五十銭くれるのでそれに相応した戦さをする。

こういう根性が起るのは無理からぬことであります。軍隊がある位置に進んで行きましても、大いに富んだ地方に行けばいいこともありますが、一つの城に向ってこつこつやっているのでは儲かりが少ない。ですからなお戦さが延びるわけです。

要するに、今日はそういう状態になっておりますから、支那は壊れて行くというより外には仕方がないのであります。仮に袁世凱というような大頭が、自分の手足を十分に持って、多数の人の上に立っておった時には、その人のために数多の手足が敏活に働いた。且つ人間が大きかったから、その人のある地を占める面積も広かった。

大頭のー人が「うん」といえばその「うん」が支那の二十二省ある内で、二十二省におよばないにしても、十八省におよぶとか十五省におよぶとか、若干の広い面積におよんだのでありますが、只今は大頭がだんだんになくなって、その勢力は、或は三省あるいは五省、八省というようにだんだん小さくなった。

こんな風では、結局は、支那の二十二省の内の1省の中で、また群雄割拠で騒ぐかも知れないのであります。支那の前途はこうお考えおきを願いたい。私はそう考えているのであります。

中国3,000年の歴史は皇帝、支配者の巨額汚職、腐敗政治であり、

今「習近平政権」も延々と続いている。

 香港「反中」書店失踪 「政治的拉致だ!」香港で中国出先機関に釈放求めデモhttp://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160131/frn1601311703009-n1.htm

習氏スキャンダル“暴露本”計画か 香港・書店関係者、不可解な失踪相次ぐ (1/3ページ)

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160126/frn1601261140001-n1.htm

【矢板明夫のチャイナ監視台】中国軍精鋭のはずの「ロケット軍」

その驚くべき腐敗と軍紀の乱れ… (1/3ページ)

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160125/frn1601251559011-n1.htm

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究

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