前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(51)『日本のメルトダウン』―動画YouTube配信―原発事故『噂と真相」ー3人のジャーナリストが一刀両断

   

速報(51)『日本のメルトダウン』
動画YouTube配信―原発事故『噂と真相」ー
3人のジャーナリストが一刀両断
 
前坂 俊之(ジャーナリスト)
 
☆★<2回目の注目ビデオです>
 
 
 
●『原発事故『噂と真相」ージャーナリストが一刀両断(519日)』①6/1
 
 
この座談会は次の元毎日新聞記者3人で行った。
 
・前坂俊之(静岡県立大学名誉教授)http://maesaka-toshiyuki.com/
・梶原英之(経済評論家)
・渡辺幸重(前畿央大学教育学部教授)
 
 
梶原氏は経済部記者で、民間経済、金融、経済、政治史にも通じたベテランで退職後、経済評論家で活躍中。渡辺氏は東大物理出身の毎日記者の後、教育、IT企業を経験し、前畿央大学教育学部教授として、原発問題、放射線被曝については長年、追跡取材している。私の友人ジャーナリストの中で、最も有能な分析家として、お2人に登場していただいた。
今回の事故は広島原発50個分の放射線量が放出され、海に、地上に膨大な放射能が放出され続けている日本歴史上、最悪の人為事故である。
大量の発表情報の洪水の中で原発事故の「ホントかウソか、事実と噂、真実と虚偽」の見極めが大変難しい。国民のメディアの接触度は3,40歳を境に既存の新聞、テレビ、出版物派の年配組み、ネット、ケイタイ、YouTube派の30代以下と、2分されている。
放射線量の影響は若い人に顕著に出るため、あえてYouTubeに挑戦し、幼稚な技術レベルだが、若い人に考えていただくためにアップした。
 
●「原発事故『噂と真相」ージャーナリストが一刀両断(5月19日)② 6/2』

渡辺氏は第一回目では福一の原発のメルトダウンの状況と放射能汚染の状現状について触れた。また現地取材したいわき市での避難状況、情報不足、退避、避難の問題で国の指示­の混乱へ不信感についても指摘している。
事故後2ヵ月たって、国民が事故疲れでだんだん汚染の数値に鈍感になっていっていることに危機感を持っている。
また、梶原氏は経済的な視点から論じて、その責任問題に触れ、警察、検察庁の捜査はあるのかーなどにも言及して、議論している。

●「原発事故『噂と真相」ージャーナリストが一刀両断(5月19日)③ 6/3』
http://www.youtube.com/watch?v=3gjPSe0RcJc
話は佳境にはいり、事故の対応についての問題点を指摘。危機管理の問題点、現在も大規模な放射能汚染のリスクが継続する状態にありながら、大失敗をした東電に任せっきりで­いいのか、これ以上の悪化を食い止めることができるのか、と疑問を呈している。
本来、国防、国難を担うべき防衛省なり国なりの関与はなぜ少ないのか、と問題提議。
また、今後問題となってくる低線量被曝の問題、モニタリングポストの問題点などにも触れている。
 
 

 - 現代史研究 , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『Z世代のための日本戦争学講座①』★『今日(2024/12/08)は80年前の真珠湾攻撃(太平洋戦争開始)をした日で、この4年後に日本は敗戦・亡国した』★『日米戦争反対論者の山本五十六連合艦隊司令長官はなぜ開戦に踏み切ったのか?」★『当時の日本の政治、軍事、社会情勢が戦争に流されていった状況を振り返る』

        2010/06/27 & …

『オンライン/日本興亡史サイクルは77年間という講座①』★『明治維新から77年目の太平洋戦争敗戦が第一回目の亡国。それから77年目の今年が2回目の衰退亡国期に当たる』★『日本議会政治の父(国会議員連続63年間のギネス級)・尾崎行雄(96歳)の語る明治、大正、昭和史政治講義』★『日本はなぜ敗れたのか、その3大原因』

『日本はなぜ敗れたかー① 政治の貧困、立憲政治の運用失敗 ② 日清・日露戦争に勝 …

no image
記事再録/知的巨人たちの百歳学(142)●長谷川如是閑(93歳)の悠々自適とはー「他からわずらわされない悠々自適の暮しが健康法」 ●「老人になって子供に帰ったのではなく、20歳前後から 同じ気持をもちつづけてきていて、それに帰っただけの話」

  2015/08/26/知的巨人たちの百歳学(114) 長谷川如是閑 …

no image
  『F国際ビジネスマンのワールド・メディア・ウオッチ(200)』-『マティス国防長官来日、いざとなれば、今まで通り米軍が助けるから、心配しないでくれ、トランプが何を言っても安全保障問題は俺が実行、解決するから」裂帛の気合いです。

   『F国際ビジネスマンのワールド・メディア・ウオッチ(200)』 &nbsp …

no image
池田龍夫のマスコミ時評(87) 『いぜん打開策がない、日韓政府の反目(7/12)』 「廃炉回避」のため狂奔する日本原電(7/15)

  池田龍夫のマスコミ時評(87) ◎『いぜん打開策がない、 …

no image
日本メルダウン脱出法(635)「日中戦争」をどう終わらせるか?太平洋戦争の二の舞に離島防衛を考える」など6本

日本メルダウン脱出法(635) 「日中戦争」をどう終わらせるか?―構想がなければ …

no image
速報(208)『日本のメルトダウン』 『小出裕章情報』『日本国債の暴落は起こるか』『大津波が西日本を襲う!?』

速報(208)『日本のメルトダウン』 ●『若い人達にこれだけ汚染した世の中を残す …

no image
日本リーダーパワー史(732) 再録記事★『世界が尊敬した日本人』 自動車修理工からー代で〝世界のHONDA〃を築いた本田宗一郎

  日本リーダーパワー史(732)     再録記 …

no image
日本リーダーパワー史(718)★『現代の宮本武蔵・天才イチローの鍛錬/修行』「鍛錬を続けよ<鍛とは千日(3年)、錬とは一万日(30年)の毎日の稽古/修行なり>(五輪書)『一万日(30年)の毎日の稽古/修行なり>(五輪書) 。「常に人に笑われてきた悔しい歴史が、僕の中にはある。 これからもそれをクリアしていきたい」。

  日本リーダーパワー史(718)  『現代の宮本武蔵・天才イチローの鍛錬/修行 …

no image
日本リーダーパワー史(762)名門「東芝」の150年歴史は「名門」から「迷門」、「瞑門」へ 『墓銘碑』経営の鬼・土光敏夫の経営行動指針100語を読む② ー『やるべきことが決まったならば執念をもってとことんまで押しっめよ。問題は能力の限界ではなく執念の欠如である』 ★『六〇点主義で速決せよ。決断はタイムリーになせ。決めるべきときに決めぬのは度しがたい失敗だ』

  日本リーダーパワー史(762)   名門「東芝」の150年歴史は「名門」から …