前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

日中韓異文化理解の歴史学(6)(まとめ記事再録)『日中韓150年戦争史連載80回中、63-70回まで)★『申報の(日清戦争開戦1ヵ月後)日本.まさに滅びんとす』●『申報の開戦2ヵ月後―中国20余省の人民.200万余の兵力でちっぽけな倭奴をなぜ撃滅できないのか』中国20余省の人民.1000万にものぼる資産,200万余の兵力で.ちっぽけな倭奴をなぜ撃滅できないのか』★『「日清戦争の展開」新たな世界的強国(日本)の出現に深い危惧」 (ロシア紙)』

   

 

 

『「申報」からみた「日中韓150年戦争史」(63)『(日清戦争開戦1ヵ月後)-『日本.まさに滅びんとす』

 http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/218.html

この記事を読んで、中国側の日本に対する戦力、戦況分析が全く進んでいないことがわかる。すでに開戦1ヵ月後の戦況は各地で敗戦、敗退が続いているのに、現実、現状に合わせた分析と的確な対応に触れられてない。最初からの繰り返している国土、人口、経済力の単純比較で日本はわずか10分の1なので、勝てるわけがないという思考から1歩も進化していないことに、驚く。

 

中国が生んだ偉大な戦略家・孫子の兵法の第一条「敵を知り、己を知れば百戦百勝」(この場合は日本)その逆の「敵を知らず、己を知らざれば百戦百敗」(中国)の冷徹な結果が出ているのに、この思考停止ぶりである。これが中華思想である。

 

『「申報」『外紙』からみた「日中韓150年戦争史」(64)『(日清戦争開戦50日後)-『ロイターと戦争報道』『セントラル・ニュースとユナイテッド・プレスの大活躍』

http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/210.html

 

『「申報」からみた「日中韓150年戦争史」(65)『(日清戦争開戦2ヵ月後―「憤言」ちっぽけな倭奴をなぜ撃滅できないのか』中国20余省の人民.1000万にものぼる資産,200万余の兵力をもってして.ちっぽけな倭奴をなぜ撃滅できないのか!!』

http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/207.html

 

『「ロシア紙」からみた「日中韓150年戦争史」(66)『(日清戦争開戦2ヵ月後―「新たな世界的強国の誕生」『ノーヴォエ・ヴレーミャ』

http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/206.htm

 日本人はヨーロッパ人の陸海軍の戦略だけでなく,その外交戦略をも学び取っている。モルトケのみならずビスマルクをも理想としている。日本が「内政の苦境から注意をそらせる」つもりで戦争を企てたのでは決してない。日本政府は1885年以来中国に.地方当局の許可を得て(!).スパイにもなれば扇動員にもなる「半官の手先(インテリジェンス網)」を多数置いていた。(つまり、モルトケに弟子入りした川上操六参謀次長のインテリジェンスの勝利だったのである。)

 

『「申報」などからみた「日中韓150年戦争史」 (67)イタリアにいたラクーザお玉は日清戦争の連勝にびっくり仰天!

http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/197.htm

日清戦争では世界中の大半が、中国の勝利を予想。イタリアに最初にわたった日本女性・ラクーザお玉

(最初の女流画家)はお百度参りして日本の勝利を祈願した。ところが、いざ開戦すると連戦連勝に

本人もイタリア人もびっくり仰天!

 

『「申報」からみた「日中韓150年戦争史」(68)『(日清戦争開戦2ヵ月後「罪言―中国の敗因は旧弊悪習を改め、汚職官吏を除くこと」

http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/194.htm

 

この以上の記事を読んで感じるのは、

➀100年変わらざる今の中国共産党一党独裁支配における汚職体質である。これは中国の1000年以上にのぼり連綿と続くもので、習近平国家主席がいかにがんばっても変えることはできない支配層、官僚の腐敗汚職構造体質である。

 

➁ 明治の日本の発展はリーダーたちが鎖国を破り、西欧の近代的な政治社会体制を学び、科学的、合理的な思考方法にいち早く切り替えたことである。

いま、日本の大学生の内向き志向は強く消極的で、海外留学組は最低に落ち込んであり、米ハーバード大への留学生をみても中国留学生が100人以上、韓国人が50人、日本人はわずか0-10人と圧倒的な差がついている、という。

20年後の世界で活躍する若者のこうした向学心の衰退をみるにつけ、≪超高齢化・少子化>日本の将来が不安になってくる。(前坂俊之)

 

「日中韓150年戦争史」(69)ー「日清戦争の展開」新たな世界的強国(日本)の出現に深い危惧」
(ロシア紙)-
 http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/170.html

ウラジオストクから海路で30時間の所に新たな世界的強国(日本)の出現に深い危惧を抱いている。

この国の地理的位置は非常に大英帝国に似ており、大規模で強力な艦隊を作り上げる実際的な可能性を持っている。

 

『「日中韓150年戦争史」 パーセプションギャップの研究』(70)

『(日清戦争開戦3ヵ月後)中国か変法自強すべきを諭す」(申報)

http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/167.html

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『F国際ビジネスマンのウオッチ③』“―『“新技術の行進は如何にしてソニーを素通りして行ったか“』(ニューヨーク・タイムズ4月14日)

『F国際ビジネスマンのワールドニュース・ウオッチ③』 <「ニューヨーク・タ …

no image
ジョーク日本史(6)西郷隆盛の弟・西郷従道②ー兄以上の超大物 で 『バカなのか、利口なのか』『なんでもござれ大臣」の面白エピソード、機智、ユーモア

  ジョーク日本史(6) 西郷隆盛の弟・西郷従道は兄以上の超大物 『バ …

no image
日本のメルトダウン(531)「31年ぶりの貿易赤字への転落は」●「TPP「漂流」ならアベノミクス信認低下も」◎「中国でのビジネスは“潮時”」

   日本のメルトダウン(531)   …

no image
日本リーダーパワー史(293)『凶刃に倒れた日本最強の宰相・原敬の清貧の生活、非業の死、遺書、日記』⑤

日本リーダーパワー史(293)   『凶刃に倒れた日本最強の宰相・原敬 …

『オンライン/日本政治史講座」★『 日本議会政治の父・尾崎咢堂の語る<150年かわらぬ日本の弱体内閣制度のバカの壁』★『 明治初年の日本新時代の 当時、参議や各省長官は30代で、西郷隆盛や大久保利通でも40歳前後、60代の者はいなかった』

『 青年の意気は天を衝くばかり。40を過ぎた先輩は遠慮がちであった』 2012/ …

no image
『リーダーシップの世界日本近現代史』(278)★「パリ・ぶらぶら散歩/ピカソ美術館編」(5/3日)⑦ピカソが愛した女たち「マリ=テレーズ・ワルテル」

    2015/06/03『F国際ビジネスマンの …

no image
速報(482)『焦点:混迷する米財政問題、解決へのシナリオ』「米混乱が招く安倍相場の「逆回転リスク」」ほか

   速報「日本のメルトダウン」(482) &nb …

日本メルトダウン脱出法(612)「モバイル革命100年で3度目の大変革「E2E経済」の衝撃」『ギリシャ総選挙とユーロ危機の再来(英FT紙)

   日本メルトダウン脱出法(612)   2014年よ、さ …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(337)-「日本の深刻化する高齢者問題―大阪を中心にその貧困率、年金破綻と生活保護、介護殺人、日本の格差/高齢者/若者/総貧困列島化を考える」(下)★『日本の生活保護費は対GDP比は0.6%、生活保護費はOECD平均の4分の1』★『「生きる権利を主張すべき」ー本人が申請しないと役所は動かない』

  2016年(平成28)3月24日  講演会全記録   「大阪の高齢 …

『Z世代のための百歳女性学入門③」★『ギネス天女姉妹からの応援メッセージ』★『蟹江ぎん(108)、きん(107)さんの元気長寿10ヵ条など』

  2011/06/27  百歳学入門(26) 記 …