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『世界文化遺産級の岡山の後楽園・鳥城・旭川の歴史面的景観は素晴らしい①』★『この世界的な名園に外国人観光客の人気は高まるばかり』

      2025/06/20

 
 2015年から
岡山県の発表によると、24年度の外国人観光客の後楽園入場者数は18万8337人で前年度比23.1%増で、2年続けて過去最多を更新した。。岡山城の天守閣の入場者数は7万6824人で、前年度を36.6%上回り過去最高を記録した。

前坂俊之(ジャーナリスト)

「わが故郷は岡山である」-私は岡山市北区内山下の生れ。1950年代の内山下小学校時代には米軍空襲で破壊された近所の岡山城(鳥城)で石垣に登って遊び、陸カニをバケツ1杯とり、烏城の堀ではフナを釣り,旭川ではニゴイをつり、夏には旭川で泳ぎ、後楽園でもしょぅちゅう遊んでいた。この一帯はわが遊び場であり、庭であり、野外フィールドでもあった。

世界文化遺産をめざせ・岡山の後楽園・鳥城・旭川の歴史面的景観①

今、半世紀ぶりに、わが故郷・岡山・旭川・鳥城・後楽園には時々かえってきて、往時をふりかえり、この歴史自然文化環境スーペースのすばらしさをますます実感している。

世界文化遺産について、世界中のそのいくつかを見て回り、世界各国を旅行して歴史的な遺跡、庭園、自然環境をみてまわったが、その少ない比較知見でも、ひいき目ではなく、­この『旭川・鳥城・後楽園』の面的な『歴史文化景観』は世界の都市の美的景観の中でもトップクラスではないかと思う。


世界文化遺産をめざせ・岡山の後楽園・鳥城・旭川の歴史面的景観

後楽園は日本三名園といわれるが、水戸の偕楽園、金沢の兼六園と比較しても、その歴史、規模、スケール、日本庭園としての芸術性、完成度、優美さは、優れていると思う、名園としては名高い東京小石川の後楽園、京都の桂離宮の御庭、高松の栗林公園、三渓園(横浜)などたくさんはあるが、岡山後楽園は今から320年前の1700年(元禄13)に造園され江戸時代を代表す名園である。三名園の中では最も古い。


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