日本リーダーパワー史(762)名門「東芝」の150年歴史は「名門」から「迷門」、「瞑門」へ 『墓銘碑』経営の鬼・土光敏夫の経営行動指針100語を読む② ー『やるべきことが決まったならば執念をもってとことんまで押しっめよ。問題は能力の限界ではなく執念の欠如である』 ★『六〇点主義で速決せよ。決断はタイムリーになせ。決めるべきときに決めぬのは度しがたい失敗だ』
日本リーダーパワー史(762)
名門「東芝」の150年歴史は「名門」から「迷門」、「瞑門」へ
『墓銘碑』経営の鬼・土光敏夫の経営行動指針100語を読むー②
『日本老舗大企業にとって明日は我が身の教訓』
経営の鬼・土光敏夫の経営行動指針100語,経営戒語禄
(27)問題を掘り起こし体当りせよ。摩擦を恐れるな。頭がよくても問題や摩擦を避けていては組織は動かぬ
(28)「見(けん)の目」には問題はみえない。問題は「観(かん)の目」でみつけだせ
(29 )意思決定は最後には勇気の問題に帰着する。幹部は勇気をもて
(30)考えるより当たれ。体当りによって生きたアイディアが生まれる
(31)いったん計画したものは万難を排して完成させよ。その中で人間形成ができる
(32)危険を避けるな。失敗を恐れるな
(33)できない、むり、むずかしい、という先入主を払いのけよ。問題への態度かすべてを決する
(34)やるべきことが決まったならば執念をもってとことんまで押しっめよ。問題は能力の限界ではなく執念の欠如である
(35)六〇点主義で速決せよ。決断はタイムリーになせ。決めるべきときに決めぬのは度しがたい失敗だ
(36)成功は次の成功への呼び水とせよ。失敗は次の成功への足がかりとせよ
(37)成果があがったから報告するのではなく、よく報告するから逆に成果もあがってくる
(38)人は早く高度の仕事につけるほど伸びる公算が大きい。仕事は重課主義でゆけ
(39)仕事の報酬は仕事である。そんな働きがいある仕事をみんながもてるようにせよ
(40)人はシリーズにでなくパラレルに使え
(41)能力があるから地位につけるのでなく、地位につけて能力を発揮させよ
(42)人はいつも不足ぎみにしておけ。そうでなければ人は育たぬ
(43)人間の能力には大きな差はない。あるとすればそれは根性の差だ
(44)人はその長所のみとらば可なり。短所を知るを要せず
(45)人の評価はその時点時点で見直しを行なえ。人は変わりうるものである
(46)一人の上位者の判断が、一人の人間の一生を左右することがあってはならない
(47)有能な部下をかかえて放せぬ者は、無能といわれてもしかたがない
(48)上司がその椅子にしがみついていたら部下は育たない。自分はいつでも転出できるように後継者を育てよ
(49)管理者はまず自分自身を管理せよ。そうすれば部下を管理する必要も減る
(50)部下に強いる前に、まず自らが体得せよ。部下に浸透しないのは、自らが体得していないからだ
(51)幹部は裸になって部下に接せよ。権力意識を取り除け
(52)もっと部下に近づけ。声をかけよ。盆栽でも一番よいこやしは、持主が毎朝息を吹きかけることだ
(53)リーダーシップは上へ向かっても発揮せよ
(54)動機づけは部下に対してだけでなく同僚上長に対してもやれ
(55)幹部はときどき現場を歩け。歩くことによって物がはっきりみえてくる
(56)部下は上長を呼びだせ。ラインはスタッフを使いこなせ
(57)部下は上司のうしろ姿を学ぶ。上司が真剣に仕事に打ち込むことが最上の教育になる
(58)ほめるべきときにはほめ、しからねばならぬときにはしかれ。ほめもしかりもしない管理者は度しがたい
(59)スぺシャリストを養成せよ。専門職に権威をつけよ
(60)現場のことは現場にまかせよ。現場出身のフォアマンがどんどんマネジャーに上ってくるようにならねばならぬ
関連記事
-
-
福沢諭吉が語る「サムライの真実」(旧藩事情)③徳川時代の中津藩の武士階級(1500人)は格差・貧困社会にあえいでいた。
NHK歴史大河ドラマを見ると歴史の真実はわからないー …
-
-
日本メルトダウン脱出法(689)「安倍政権の背後にいる右派団体「日本会議」のルーツー」「93%の日本人は中国が嫌い」という調査数字が中国国内に起こした波紋」
日本メルトダウン脱出法(689) 安倍政権の背後にいる右派団体 …
-
-
日本メルダウン脱出法(666)「米中の行く手に待ち受ける「冷たい平和」●「台頭する中国」「「モルヒネ注射」で痛みを忘れる中国経済」
日本メルダウン脱出法(666) 「米中の行く手に待ち受ける「冷たい平和」台頭 …
-
-
日本リーダーパワー史(727)★(記事再録)『アジアが世界の中心となる今こそ120年前の 大アジア主義者・犬養毅(木堂)から学ぼう 』一挙、25本の記事全部公開する!
日本リーダーパワー史(727) アジアが世界の中心となる今こそ12 …
-
-
「オンライン・日本史決定的瞬間講座⑧」★「日本史最大の国難・太平洋戦争敗戦からGHQ「日本占領」と「単独講和」を乗り越えて戦後日本の基礎を築いた吉田茂首相の<国難逆転突破力>③』★『ダレス米国務長官の強硬な再軍備要求を断固拒否した吉田茂のリーダーシップ・外交術を学べ(田中角栄の証言)』
2016/02/1/日本リーダーパワー史(662)記事 …
-
-
『日本世界史』-生麦事件、薩英戦争は英国議会でどう論議されたか②ー<英国「タイムズ」の150年前の報道>
『日本世界史(グローバル・異文化・外交コミュ二ケーション史)』 <日 …
-
-
『 オンライン講座/自民党を作った吉田茂研究』<国難を突破した吉田茂の宰相力とは・『吉田茂は憲兵隊に逮捕されたが、戦争を防ぐために戦ったというのが本当の政治家。佐藤栄作とか池田勇人とかは政治上の主義主張で迫害を受けても投獄された政治家じゃない。』(羽仁五郎の評価)
2011/09/22 日本リーダーパワー史(1 …
-
-
『オンライン中継/1ヵ月後の九州豪雨の被害状況』★『熊本県球磨村の現場を取材する(2020/8/9am9)ー大雨では谷全体が川となり、水位計も壊れてしまっており正確にはわから ないが、場所によっては国道219線から5,6メートルの高さまで水がきたと考えれる.
『熊本県球磨村の現場を取材する(2020/8/9am9) 8月9日朝 …
-
-
知的巨人の百歳学(162)/昭和の傑僧、山本玄峰(95歳)の一喝➀-『無一物・無一文 無所有・一日不働・一日不食』 『力をもって立つものは、力によって亡ぶ。金で立つものは、金に窮して滅び、ただ、徳あるものは永遠に生きる』
知的巨人の百歳学(162) 昭和の傑僧、山本玄峰(95歳)の一喝『無一物・無一文 …
- PREV
- 日本リーダーパワー史(761)-『日韓朝歴史ギャップの研究」●『金正男氏暗殺は正恩氏の指示 北朝鮮専門家ら分析』★『朝鮮暗殺史の復習問題ー福沢諭吉、犬養毅、玄洋社らが匿った親日派の朝鮮独立党・金玉均を上海に連れ出した暗殺事件が『日清戦争の原因』ともなった』
- NEXT
- 日本リーダーパワー史(763)今回の金正男暗殺事件を見ると、130年前の「朝鮮独立党の金玉均ら」をバックアップして裏切られた結果、「脱亜論」へと一転した福沢諭吉の転換理由がよくわかる➀『金正男氏“暗殺”に「北偵察総局」関与浮上 次のターゲットに息子の名前も…』●『狂乱の正恩氏、「米中密約」でささやかれる米軍斬首作戦 正男氏毒殺の女工作員 すでに死亡情報も』