前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

世界リーダーパワー史(938)-『「トランプ氏解任提案か=司法副長官が昨年春」』★『『もう外食は無理? トランプ政権幹部、相次ぎ退店や罵倒の憂き目に』(AFP)』

   

世界リーダーパワー史(938)

「トランプ氏解任提案か=司法副長官が昨年春」<時事(9/22)>によると、

、「米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は21日、モラー特別検察官が指揮するロシア疑惑の捜査を統括しているローゼンスタイン米司法副長官が昨年春、合衆国憲法修正第25条を使って、トランプ大統領を解任することを周囲に持ち掛けて、録音していた」と報じた。

同憲法の規定では『「副大統領と各省長官の過半数」が、大統領には「職務上の権限と義務を遂行できない」と判断した場合、「副大統領が直ちに大統領代理として、大統領職の権限と義務を遂行する」とある。

ローゼンスタイン氏はコミー連邦捜査局(FBI)長官がトランプ氏に解任された2017年5月ごろ、マッケーブFBI副長官(当時)に対し、大統領解任条項の発動をセッションズ司法長官やケリー国土安全保障長官(現大統領首席補佐官)に働き掛けたとされる。

 

ローゼンスタイン氏は声明でこのニュースをすぐ全面否定し「タイムズ紙の報道は不正確で、事実として間違っている」と非難した。

この1件はすでに9月5日に『ニューヨーク・タイムズ』が掲載した「政府高官の匿名の告発」で暴露されたもので、その高官たちを実名で明らかにした記事だ。

この寄稿を見た大統領は大ショックを受けて、この日の会議を中止し、怒りまくり、「絶対に犯人を捕まえろ」「政府高官全員をウソ発見器にかけろ」と部下に命令し、ホワイトハウスは再び慌てふためき、疑心暗鬼の「クレージーハウス」の惨状を呈したという。

 

さらに、もう1つ「トランプ裸の王様下のホワイトハウススタッフ残酷物語」

『もう外食は無理? トランプ政権幹部、相次ぎ退店や罵倒の憂き目に』(6月26日 AFP)によると、

サラ・サンダース大統領報道官の一行は22日夜、バージニア州レキシントンのレストラン『レッド・ヘン』で最初の料理を食べていると、 オーナーが「この店には誠実さや思いやり、協調といった守るべき基準がある」とサンダース氏に退店してほしいと言われたという。

スティーブン・ミラー大統領補佐官 、キルスティン・ニールセン国土安全保障長官らは、首都ワシントン繁華街のメキシコ料理店で食事中、「ファシスト」と怒鳴りつけられたり、左派のデモ隊に「恥知らず!」などと繰り返し罵声を浴びせられて、早々と店を出ている。

怒った トランプ氏はサンダース氏の一件でツイートした。

「レッド・ヘンは、サンダースのような素晴らしい人間へのサービス提供を拒否するよりも、店の汚らしいドア、窓の掃除にもっと力を入れるべきだ。見た目が汚いレストランは中も汚い!」 と、まるでマンガである、

「ツイート狂のトランプ大統領閣下、もっと正直、誠実な思いやりのある政治をやってくれませんか」

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
片野勧の衝撃レポート(47)太平洋戦争とフクシマ⑳『なぜ悲劇は繰り返されるのかー 福島県退職女性教職員の人々(上)

   片野勧の衝撃レポート(47)太平洋戦争とフクシマ⑳ & …

no image
速報(180)『日本のメルトダウン』『原発リスク・フクシマの教訓と新小型原子炉』『原発事故の子供、経済への影響 ―チェルノブイリ』

速報(180)『日本のメルトダウン』   『原発リスク―フクシマの教訓 …

no image
日本メルダウン脱出法(642)「歴史無知の安倍お友達内閣と自民党の面々が近衛戦時内閣の『日中・日米外交の失敗』を再び繰り返すのか

日本メルダウン脱出はこれでは無理か!?(642) 「安倍お友達内閣と自民党の歴史 …

no image
★『オンライン/新型コロナパンデミックの世界』(2020年12月―21年1月15日)★『 コロナ第3波に襲われた世』★「トランプ大統領の最後の悪あがき、支持者が米議事堂に乱入!』★『バイデン新大統領の就任式(1/20日)★『中国の強権、戦狼外交が続く』★『今年7月に中国共産党は結党100年を迎える』(下)

  「トランプ大統領の最後の悪あがき、支持者が米議事堂に乱入!」 前坂 …

『オンライン講座/日本興亡史・決定的瞬間の決断突破力の研究 ㉔』★『関東大震災(1923年)でみせた山本権兵衛首相(71歳)、渋沢栄一(83歳)の勇気と決断突破力 に学ぶ>★『関東大震災が直撃した日は内閣総理大臣の椅子は空席だった』★『老齢と健康を心配して家族から郷里に避難を勧められた渋沢栄一翁(83歳)は激怒。「バカなことをいうな!。わしのような老人はこれしきの事を恐れて八十年の長い間生きてこられたと思うのか、と一喝し立ち上がった』

  2011/04/06  / 日本リー …

『Z世代のための日本宰相論・加藤友三郎』★『平和のために、軍縮論、行革論をまとめるのが政治家の最大の課題』★『ワシントン軍縮会議をまとめた加藤友三郎(首相)の評価は低いが「冷徹で大局的に判断した唯一の宰相」と賀屋興宣は高く評価した』

 2013年/11月10日/日本リーダ―パワー史(431) 記事再録再 …

no image
『F国際ビジネスマンのウオッチ⑧』『書評『ニューヨーク・タイムズ東京支局長の『「本当のことを」伝えない日本の新聞』(双葉新書)

『F国際ビジネスマンのワールドニュース・ウオッチ⑧』   ★『書評『ニ …

『オンライン講座/今、日本に必要なのは有能な外交官、タフネゴシエーターである』★『日本最強の外交官・金子堅太郎のインテリジェンス①>★『日露戦争開戦の『御前会議」の夜、伊藤博文は 腹心の金子堅太郎(農商相)を呼び、すぐ渡米し、 ルーズベルト大統領を味方につける工作を命じた。』★『ルーズベルト米大統領をいかに説得したかー 金子堅太郎の世界最強のインテジェンス(intelligence )』

    2017/07/24 記事再録 ★ 明治裏 …

人気リクエスト記事再録 百歳学入門(185)-『画狂老人・葛飾北斎(90)の不老長寿物語』★『70、80洟垂れ小僧、洟垂れ娘に与える』★『クリエイティブ/熱狂人間は年など忘れて不老長寿になる』★『画業三昧で時間に追わて描きまくり、気がつけば百歳』

  百歳学入門(185) 『画狂老人・葛飾北斎(90)の不老長寿物語』 ★『創造 …

no image
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑲』「共同体自治」を基軸に再生を「内を開発する」ということ――

『池田知隆の原発事故ウオッチ⑲』   『最悪のシナリオから考えるー「共 …