百歳学入門⑯ <日本超高齢社会>の過去とは⑥…<若者よ日本をチェンジせよー明治維新の志士は20歳の若者たち>
その後の日本の企業、産業を興した渋沢栄一(日本資本主義の父)28歳、岩崎 弥太郎(三菱財閥創設者)31歳、中上川 彦次郎(三井財閥中興の祖14歳)、近代では最大のジャーナリスト・徳富蘇峰は5歳といった具合にいずれも若い。
明治4年、岩倉具視43歳、木戸孝充、大久保利通、伊藤博文らを中心としたヨーロッパ、アメリカを1年以上回って「 岩倉欧米使節団 」 の平均年齢は 30歳 ほどです。海外に大きく目を開いたこの使節団の意味は大変大きいものがある。一国のリーダーがこんなにたくさん長期間にわたって西欧先進国に派遣して、謙虚に学ぼうとして対外異文化コミュニケーションをやった国はない。これが明治の成功の要因になりましたね。今で言うと、大胆に外資を導入、外国人の優秀な頭脳を招聘して、お雇い外国人として、国際感覚を磨き、世界の中での日本の位置を客観的に学んだのです。
廃藩置県など西郷の絶対的な権力なくしてできない旧体制の破壊をやり遂げています。今の道州制の導入は豪腕でないとできませんよ。明治政府の実権を握った両雄の1人り大久保利通も翌10年、48歳で暗殺されます。木戸孝允も同年に43歳で病死している。つまり、維新からわずか10年で、維新を達成した大立者3人がそろっていなくなるんですね。破壊者の退場です。これで重石が取れて後輩たちは自由にやれるようになり、明治政府、新体制の建設に取り組んだわけです。
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