前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

記事再録/知的巨人たちの百歳学(128)‐『蟹江ぎん(108歳)きん(107歳)さんのギネス長寿姉妹『スーパーセンテナリアン10ヵ条』★『「人間、大事なのは気力ですよ。自分から何かをする意欲を持つこと』★『「悲しいことは考えんほうがええよ。楽しいことを夢見ることだよ』

   

 百歳学入門(172)-『生死一如』

『百歳天女からの心に響くメッセージ』―60,70代への応援歌

 

108歳

 蟹江ぎん(1892年8月1日~2001年2月28日)ギネス長寿姉妹

 

長寿の双子姉妹「きんさんざんさん」の妹。100歳になっても毎朝15分ほどの散歩を

励行、自宅二階にある仏壇まで階段を昇り降りした。カレイ、ヒラメなどの白身魚が大

好物。何にでも興味と関心を示した。

「人間、大事なのは気力ですよ。自分から何かをする意欲を持っこと」が長寿の秘訣。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 107歳

蟹江(成田)きん(1892年8月1日~2000年1月23日)

「きんさんざんさん」の姉。90歳代で軽い認知症を患っていたが、元気な妹に叱咤激励されて認知症と運動不足を克服、全国的な「百歳天女」のスーパースターとなった。まぐろの刺身とウナギの蒲焼が大好物でほぼ毎日食べていた。妹に先立たれてから元気をなくす。

口グセは「悲しいことは考えんほうがええよ。楽しいことを夢見ることだよ」

<2人のスーパーセンテナリアンの長寿超元気10ヵ条とは・>

➀ よく笑う人間は長生きする」『一笑一若』「一怒一老」がモットー・。

②悲しいことやつらいことをいつまでも引きづらない。クヨクヨしないことよ。

③「行ってみたい。会ってみたい。食べてみたい」と最後まで好奇心旺盛

④『長生きして楽しみたい』と生きる情熱が120点満点だった。

⑤大家族で、コミュニケーションがありみんなから好かれた。世界中からも。

⑥死ぬまで勉強。百歳を過ぎてから外国の通信社が取材に訪れるので英語を勉

 強した。脳はいきいきと活性化する。

⑦ 足腰が丈夫。百歳になっても毎朝夕、二階にある仏壇にまで自力で上り、

 拝むの日課。散歩も欠かさなかった。姉妹でライバル意識をもって頑張った。

⑧食事は伝統的な日本食中心で腹八分。白身魚、マグロなどのサシミやウナギ

 の蒲焼を好んだ。

⑨人間、大事なのは、気力ですよ。自分から、何かをする意欲を持つことね。

⑩旺盛な好奇心とチャレンジ精神で、百歳越えても脳神経は若いままだった。

 - 人物研究, 健康長寿, 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
百歳学入門(78)「鎌倉アホ仙人の「生き急ぎ、死に急げ!日記」◎「鎌倉古寺―<金剛力士像>をぶらぶら散歩もおもしろい、

 百歳学入門(78) 「鎌倉アホ仙人の「生き急ぎ、死に急げ!日記」 ▼ …

『Z世代への昭和史・国難突破力講座⑯』★『戦後の高度経済成長の立役者・世界第2の経済大国の基盤を作った『電力の鬼』・松永安左エ門(95歳)の長寿健康10ヵ条」★『遺書には▶栄典類はヘドが出るほど嫌い▶死後一切の葬儀・法要は不要▶墓碑一切不用、線香も嫌い』

2019/03/27「知的巨人の百歳学」(147)記事再録再編集 「何事にも『出 …

no image
日本メルダウン脱出法(650)「メンツを立てに目の前の<アジア巨大インフラ市場>を西欧勢にさらわれる経済外交(損得勘定)は成功か、失敗か。

   日本メルダウン脱出法(650) 「アジア開銀(AIIB)参加問題で、日本の …

no image
知的巨人の百歳学(149)ー人気記事再録/ 百歳学入門(30)『歴史有名人の長寿と食事①天海、御木本幸吉、鈴木大拙、西園寺公望、富岡鉄斎、大隈重信

     2011/07/19百歳学入門(30) …

『オンライン動画/岩切徹(評論家)が斬る1970-80年の戦後芸能史講座①』★『美輪明宏こそ稀人、本物のアーティスト』★『「若大将』の加山雄三の苦労』★『落語界の天才・立川談志のイケメン』★『「007は二度死ぬ」でボンドガールとなった浜美枝』★『民間版の皇室アルバムの 吉永小百合の人気』→『以上は写真家・佐々木恵子氏の撮影』

この一連の写真は40年以上、週刊誌、雑誌で半世紀以上活躍中の佐々木恵子カメラマン …

no image
日本リーダーパワー史(33)戦時下の良心のジャーナリスト・桐生悠々の戦い①

日本リーダーパワー史(33) 戦時下の良心のジャーナリスト・桐生悠々① &nbs …

no image
『人物・歴史の謎よもやま話』(1)-「2・26事件のクーデターで1度は殺された鈴木貫太郎が終戦内閣首相で復活、日本を土壇場で救った昭和の奇跡」★『夫人の一喝!でとどめを刺さなかった安藤輝三大尉』

「2・26事件のテロで1度死んだ鈴木貫太郎が終戦内閣首相 で日本を土壇場で救った …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ(70)』『W杯決勝戦のドイツ勝利はNHKで見なくても、 だれでもわかる。そして日本はー

     『F国際ビジネスマンのワールド …

no image
速報(64)『日本のメルトダウン』(小出裕章情報3本)『格納容器の底抜け』『テルル132の意味』『放射性物質の無毒化できない』

速報(64)『日本のメルトダウン』 ●(小出裕章情報2本)『格納容器の底は抜けて …

no image
★「 熊本地震から2ゕ月」(上)『地震予知はできない』ー政府は約3千億円を つぎ込みながら熊本地震まで38年間の『 巨大地震』の予知にことごとく失敗した。(上)<ロバート・ゲラー東京大学理学系教授の 「地震予知はできない」の正論>

          「 熊本地震を考える」 『地震予知はできない』ー政府は約3千 …