日本リーダーパワー史(358)『憲法9条(戦争・戦力放棄)の最初の発案者は一体誰なのか⑤』 マッカーサーか幣原喜重郎か?
昭和戦後の日本の行動原理を作った理想主義的なこの平和憲法の項目は一体誰が作ったのだろうか。「マッカーサーによって押し付けられたものだ」、「GHQだ」「いや,幣原喜重郎首相だ」「昭和天皇によるものだ」などなど。
日本は、紛争解決のための手段としての戦争、および自己の安全を保持するための手段としてのそれも放棄する。日本はその防衛と保護を、今や世界を動かしつつある崇高な理想に委ねる。いかなる日本陸海空軍も決して許されないし、いかなる交戦者の権利も日本軍には決して与えられない。
長年、『戦争は諸国間の紛争を解決する手段として時代遅れである』とマ元帥自身感じていた。6つの戦争に参加し、何百という戦場で戦ってきた元帥は『私の戦争への嫌悪感は、原子爆弾の完成で、最高潮に達していた』と語ると、今度は幣原が驚く番だった。彼は涙を流しながら、「世界は、私たちを非現実的な夢想家として、あざけり笑うでしょうが、100年後には予言者として呼ばれることでしょう。」
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