尖閣問題・(資料)『琉球処分にみる<日中誤解>(パーセプション・ギャップ)<歴史認識>の衝突④『琉球朝貢考』清国新聞『申報』
尖閣問題・日中対立の先駆報道の研究
(資料)『琉球処分にみる<日中誤解>
(パーセプション・ギャップ)<歴史認識>
(パーセプション・ギャップ)<歴史認識>
の衝突④
清国新聞『申報』<明治6年(1873)5月6日付>
『琉球朝貢考』<香港3月6日華字日報より>
琉球国は東方海上に位置し,その国土はあたかもほくろや鉄砲玉のように狭小である。その建国の起源については.考証する資料もなくはっきりしない。中国王朝が首都を燕京【北京】に定めると,琉球は率先して帰順し.あえて自ら王を称さず,柵封を受けることを懇請した。それ以後,朝貢の義務を忠実に順守し,代々属国として臣従した。
中国王朝の恩寵のもとで僻遠の地を統括し,連綿と国家の命運を保ってきた。
その間、終始,東南の藩屏として現在に至るも、以前として柵封を受けているので清国の属国でないというのは誤りである。
琉球の由来をかえりみると.その変遷過程はほとんど漠として明らかでない。その間,禅譲や革命による王統の交代が推移している。「隋書」に記載されている歓斯が考証できないばかりでなく,たとえ洪武・永楽帝のころ、初めて冊封を受けたとしても,そのときの琉球王は尚氏ではない。
今、子細に考証してみると,天孫氏の時代から現在の王まではおおよそ知ることができる。琉球の始祖については、最初太古の時代に宇宙の混沌の中から一男一女が生まれ,夫婦となって阿摩美久と呼ばれ.三男二女が生まれた。長男がすなわち建国の開祖天孫氏である。次男は最初の諸候,三男は最初の庶民となった。長女は君君、次女は祝祝と呼ばれて、国の守護神となり,1人は天神、1人は海神であった。
現在寺院に祭られ,手に日・月を擁して天満大自在天神と呼ばれる三頭六身の女神が.おそらくこれである。だが,これも史書には記述されていない荒唐無稽な伝説の最たるものである。25代までは姓氏がいずれも考証できない。洪荒乙丑の年から宋の淳熙(じゅんき)13年,丙午の年に卑ると,逆臣利勇が王を毒殺して自立するに至った。だが,浦添按司舜天に討たれて利勇は殺された。諸按司たちは舜天を奉じて王位につけたので.天孫真氏ついに滅亡した。
舜天は日本の天子の子孫で,3代の子孫を経て英祖に禅譲し,英祖から西威までおよそ5代続いた。その後,察度氏が興り,その賢明・有徳の士であることはかねてから知られ.人々もこれに心服していたので,西威に代わって即位するに至った。だが,2代を経て山南王思に併合され,それ以後は代々尚氏となり現在に至っている。
この間、景泰元年には国王思達が百佳尼を派遣して中国に朝貢した。
翌年には察祚らを派遣して朝貢し,また亜間美らを派遣して朝貢した。こうして連年にわたって史書に朝貢に関する記述の見られない時代はなく、いまだかつて明朝と国交を断絶したことはなかった。
一方,日本の歴史を考察すると,明の万暦27年に義久は琉球を攻略し,これ以後琉球から入貢したのは10回に及ぶことが史書に記載されている。すなわち,清朝の康熙7年に当たる日本の寛文11年,康熙53年に当たる天和2年.このとき琉球は新しい銀貨を鋳造して上納した。
さらに,享保3年(康熙57年).寛延2年(乾隆14年)・寛政2年(乾隆55年),寛政8年(嘉慶元年)・文化3年(嘉慶11年).天保3年(道光12年).天保13年(道光22年)である。
このように,当時琉球は日本に入貢していたが.またわが中国にも服属していた。その進貢船とともに使節が中国に来朝したことは.当然明確に考証することができる。したがって,日本がどうして琉球を自国の所有とすることができるであろうか。
琉球の民船が台風のためわが国に漂着すれば,救助・保護を加えるのは当然のことであり、どうして日本がそれに異議を唱えることが許されるだろうか。
たとえ台湾危害を蕃人から危害を加えられても.彼らは化外の民であり、中国の民には属さない。英米諸国の航海者がこのような災難に遭遇しても,それでわが中国との間に不和を生じたことはいまだかつて聞いたことがない。
日本は一方的にわけもなく事を構え.遠路使節を派遣して抗議するに至ったが,彼らがわが中国に有為な人材がないとそしるのは誠に笑止千万である。
関連記事
-
-
日本メルトダウン( 991)ー「福島原発処理費、20兆円超」●「日本の希望的楽観論に過ぎない「最低でも2島返還」 北方領土を返還する気などさらさらないプーチン」●「大前研一「入試なし。猫も杓子も大学、の逆を行くドイツ式教育」」●「欧州の脅威となるロシアのガスパイプライン」●「ドイツの政治家とメディアがトランプ批判をやめられない「お家事情」ー岐路に立つEUとメルケル首相」
日本メルトダウン( 991)– 福島原発処理費、20兆 …
-
-
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(133)』『 EUはVWに2年前にデバイスの欠陥を警告していた」(FT紙9/25) -「米国車、日本車に対抗する EU自動車業界の至上命題により、規制遵守や消費者保護よりも業界保護と世界シェアアップを重視した国家的犯罪!?」
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(133)』 『独 フォル …
-
-
日本ローカル線の動画ぶらり旅①』ー岡山県津山市の津山城に向かう』★『津山駅と駅前広場から旧津山藩の鶴山城へぶらり、街並み拝見しながら』(動画20分)
津山城はこうしてできた。 http://www.tsuyama-k …
-
-
速報(90)『日本のメルトダウン』●(小出裕章情報3本)『7月7日 「ヤラセメールは慣習で、ありふれた出来事だった』ほか
速報(90)『日本のメルトダウン』 ●(小出裕章情報3本)『7月7 …
-
-
速報(244)★『フェースブックがあなたの人生をぶち壊す』●『日本エレクトロニクス総崩れの真因』など7本
速報(244)『日本のメルトダウン』 ★『フェースブック …
-
-
日本メルトダウン脱出法(757)「日本の若者の貧困化が「パラサイト・シングル」を増加させる」●「世界で最も稼ぐユーチューバー1位は年収14億円」●「習近平主席訪英の思惑「一帯一路」の終点」
日本メルトダウン脱出法(757) 日本の若者の貧困化が「パラサイト・シン …
-
-
『Z世代への遺言 ・日本インド交流史の研究①』『インド独立の原点・日本に亡命,帰化しインド独立運動を指導したラス・ビハリ・ボース(中村屋ボース)』
ラス・ビハリ・ボースは英国からインドが独立する引き金となった男である。英国官憲に …
-
-
<F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(211)>「6/8付『エルサレム・ポスト紙(6/8)のキャロライン・グリック女史副編集長の”カタール紛争を 取り巻く諸情勢”に関する分析記事は目からウロコ』★『現カタール首長に反旗を翻すどの様な動きも、イランとの開戦の公算を強める。 』●『エジプトとサウジアラビアがカタールを攻撃するならば、NATO同盟国のトルコとアラブの同盟国が戦争状態になる危険が増幅する』
<F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(211)> 。『Qat …
