前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

日本リーダーパワー史(447)「安倍靖国参拝外交を検証する③」外交は結果がすべて、国益追求「外交」を国益毀損「害交」にするな

   

  日本リーダーパワー史(447

 

「安倍靖国参拝外交を検証する③」

 

外交は勝負の世界であり、結果がすべてである。

国益追求外交を国益毀損の「害交」にしてはならない。

 

   オウンゴール外交で、中国韓国に不必要な得点を献上し、米国はもちろん国際世論の一斉のブーイングを浴びた安倍失敗外交

  ―外交は結果である。結果がすべてである。失敗は許されない。今回の参拝で日本の国益は増進したのか,毀損されたのか、マイナス以外の何物でもない。

  自己感情(靖国参拝をできなかったことは痛恨の極みという首相の心情)と保守層に対する配慮という国内事情と地域紛争の対立・爆発をさせてはならない大懸案の誰も引き止めた靖国参拝問題をはかりにかけて、あえて小泉外交の失敗の二の舞を選んだ。

  このインテリジェンス失格の外交能力は安倍首相が「国内政治家」ではあっても「国際政治家」、世界が期待する「アジアまとめる能力のある世界的リーダー」でないことは再び証明した。

  問題はこうしたグローバルな難題に解決能力のない安倍首相に「アベノミクス」や日本再生はやっぱりできっこないよという結論が来年(2014)にはでることであろう。

 

With Shrine Visit, Leader Asserts Japan’s Track From Pacifism
(ニューヨークタイムズ
12/27

http://www.nytimes.com/2013/12/27/world/asia/japanese-premier-visits-contentious-war-shrine.html?_r=0


 

◎【社説】安倍首相の靖国参拝は日本の戦略的負担に

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304299204579285171987069590.html?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesSecond

 

 

◎【オピニオン】安倍首相の靖国参拝、朴大統領の正当性
を鮮明に

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304299204579282771952593860.html?mod=japan_newsreel

 

 

安倍首相、米国の制止振り切って靖国参拝 根回しも実らず「失望」声明

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20131227-OHT1T00186.htm

 

 

◎「靖国参拝、中韓に説明を尽くすべき橋下氏

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131227-OYT1T00882.htm

 

  

◎「首相靖国参拝:米「失望」に政府危機感 防衛相協議延期

http://mainichi.jp/select/news/20131228k0000m010095000c.html

 

 

本文です

●「首相靖国参拝、北東アジアが苦悩…国連事務総長

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131228-OYT1T00628.htm?from=main1

 

◎「中国「反日」デモ抑え込み 呼びかけも規制

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131228/chn13122823520009-n1.htm

 

 

◎「中国が強制労働を廃止 人権侵害批判意識、
拘束の約6万人近く釈放

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131229/chn13122900310000-n1.htm

 - 現代史研究 , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(240)/★『28年連続で増収増益を続ける超優良企業を一代で築き上げた「ニトリ」創業者・ 似鳥昭雄氏の『戦略経営』『人生哲学』 10か条に学ぶー「アベノミクス」はこれこそ「ニトリ」に学べ

  2016/05/21 日本リーダーパワー史(7 …

no image
裁判員研修ノート⑥ 八海事件の真相は=真犯人は出所後に、自分のウソの証言を告白し、誤判を証明した(下)

  裁判員研修ノート⑥ 八海事件の真相は=真犯人は出所後に誤判を証明し …

『ウクライナ戦争に見る ロシアの恫喝・陰謀外交の研究➅』★日露300年戦争(2)-『徳川時代の日露関係 /日露交渉の発端の真相』★『こうしてロシアは千島列島と樺太を侵攻した⑵』

ホーム >  人物研究 > &nbsp …

no image
日露300年戦争(3)『露寇(ろこう)事件とは何か』―『普通の教科書では明治維新(1868年)の発端をペリーの黒船来航から書き起こしている。 しかし、ロシアの方がアメリカよりも100年も前から、日本に通商・開国を求めてやってきた』

  『元寇の役』に継ぐ対外戦争『露寇事件とは何か」   普通の教科書で …

no image
日本メルトダウン脱出法(733)「ヨーロッパ最大の危機。日本ではあまり報道されないヨーロッパの難民問題に関する10の事実」●「世界で「評判のいい国」ランキングー 日本は16位」

    日本メルトダウン脱出法(733)   ヨーロッパ最大の危機。日 …

no image
日本リーダーパワー史(506)目からウロコの名講義『日中韓150年戦争史の背景』 前田康博国際ジャーナリストが語る

  日本リーダーパワー史(506)   &nbsp …

no image
日本リーダーパワー史(316)「全政治家、リーダーの必読の(国家戦略論)を読む」ー百年先を見通した石橋湛山の警世の大評論

·     &n …

no image
日中北朝鮮150年戦争史(9)日本最強の陸奥外交力③『 国大といえども 戦いを好む時は必ず滅び、天下安しといえども 戦を忘れる時は必ず危うし(水野広徳)』③

 日中北朝鮮150年戦争史(9)    日清戦争の発端ー陸奥宗光の『蹇 …

no image
日本リーダーパワー史(689)『中国/朝鮮行動学のルーツ④』ー150年前の明治維新後 「日中朝外交交渉」での異文化コミュニケーション ギャップ、対立から日清戦争へ暴発する

  日本リーダーパワー史(689) 『中国/朝鮮行動学のルーツ④』ー1 …

『Z世代への日本リーダーパワー史』『 決定的瞬間における決断突破力の研究 ㉓』★『 帝国ホテル・犬丸徹三は101年前の関東大震災でどう対応したか、その決断突破力に学ぶ①』

9月1日は「防災の日」。1923年に発生した関東大震災に由来している。関東大震災 …