前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(175)『日本のメルトダウン』『人間はいかに生きるべきかー小出裕章ら異端研究者たち』(毎日放送ドキュメンタリー)ほか

   

速報(175)『日本のメルトダウン』
『人間はいかに生きるべきかー小出裕章ら異端研究者たち』
(毎日放送ドキュメンタリー)『朝日社説について』
 
          
             前坂 俊之(ジャーナリスト)
 
 
F国際ビジネスマン絶賛のテレビです。
「 10/26 速報173の毎日放送、熊取6人衆のビデオは内容映像とも素晴らしく、感動しました。 こういう番組を小中高の教材として、繰り返し見せる事が大切と思います。一生を通じて良心と誠実を、自らと社会に表現しこれを貫く事の大切さを考えさせ、基本動作とし
てしっかり選ばせる、敢えて云えば刷り込む事です。
 真理、真実の誠実な追究が第一、個人の利益、利得を最優先させてはならない事を厳しく躾ける、
 3/11の最大の教訓は、個人が浮利を追い、良心と誠実を悪魔に売り渡して節を曲げると、社会と国を破滅に導き失っ
て仕舞うと云うことです。

 
20111025
2011年10月23日(日) 、毎日放送テレビでドキュメンタリー「放射能汚染の時代を生きる~京大原子炉実験所・“異端”の研究者たち~」が放送されました。京都大学原子炉実験所の反原発の研究者たちを取材しています。
番組内容
技術先進国の日本では、決して起こることはないとされてきた原子力発電所の重大事故。3月11日の東京電力福島第一原発の事故で、それが現実のものとなった。京都大学原子炉実験所の助教、小出裕章さんと今中哲二さんは、原子力の専門家の立場で、重大事故の危険に警告を発してきた。原子力の世界で“異端”視されてきた彼らはいま、何を思い「フクシマ」後の世界をどのように生きようとしているのかを追う。
関連する報道は以下の通り。 この投稿の続きを読む »

 
●『自然エネルギー―ドイツの普及策に学べ』朝日社説2011年10月31日(月)付
 
以下はF国際ビジネスマンのコメントです。

「 *10/26 速報173の毎日放送、熊取6人衆のビデオは内容映像とも素晴らしく、感動しました。

 こういう番組を小中高の教材として、繰り返し見せる事が大切と思います。一生を通じて良心と誠実を、自らと社会に表現しこれを貫く事の大切さを考えさせ、基本動作とし
てしっかり選ばせる、敢えて云えば刷り込む事です。
 真理、真実の誠実な追究が第一、個人の利益、利得を最優先させてはならない事を厳しく躾ける、
 3/11の最大の教訓は、個人が浮利を追い、良心と誠実を悪魔に売り渡して節を曲げると、社会と国を破滅に導き失って仕舞うと云うことです。
 日本の電力、建設、農業、など自民党が長年票田とした業界のグル、イスタブリッシュメント達がこれに該当します。既得権益と浮利を頑なに握り込んでいる原子力村が典型例です。
 米国で云えば、この30年、間断なくバブルを仕掛けて来たウオール街が好例です。リーマンショックでも税金で助かり、高額ボーナスを貰って鉄面皮でいる、若者のデモは遅い位です。日本の若者も、学生を中心に、ソロソロ長い眠りから醒めなければなりません。

 
朝日のこの ドイツに学べの記事ですが、誰に向かって書いているか、が問題です。経産省、電力会社の再生可能エネルギーへの取り組みを急がせ、サードベンダーの新規参入と積極投資を促す、事を目的に書いているのであればその効果は全く有りません。
 全般的に、このテーマでドイツが先行している事はかなりの人は知っています。ひょっとしたら、朝日のこの記者が勉強不足だったのでは?大衆はまだ知らない、と思っているのです。大衆にこの程度の事を教宣しても、事態の進捗には余り効果は無いと思います。
 電力会社を、経産省を早くその気にさせるには、ジャーナリズムとしてどうすべきかです。

 風力の三菱重工、ソーラーパネルの京セラ、地熱の富士電機、その他波力、潮力、バイオマスのトップメーカーは、それぞれ世界市場の規模、見通し、有力メーカー、コスト競争力など、十分に知悉しています。

 かれらから、日本の実力の真実と要望を確認し、仮説で良いので、これからの各分野の方向を具体的に語り、電力会社、経産省から朝日は手強いと、シャキッとさせなければ書いている意味はありません。朝日の中に再生可能エネルギーの専門家を育てているのでしょうか。
欧米三紙と邦字紙の、彼我の差は、事実を変える、目指す方向に現実を変えて行く、ペンの力でこれを実現して行くと云う実現への強い意思があるか無いか、ではないかと感じます。言わずもがなですが、あらゆる点で変化、変更が必要な今こそ、ジャーナリズムの視点と行動が重要です。
 
福一問題で、NYTは原子力に強いNYのブロード記者、WAのバルト記者を常時動員し、ファックラー記者をサポートしていました。
 この点でも、もう日本のジャーナリズムはヒョットしたら、命脈が尽きているのかも、しれません。グルの仲間になり過ぎて、言っても無駄かも知れません。米国でもリストラで記者を減らす所が増え、新聞記者のいない地域では汚職と醜聞が急増している由。

<テレビの終わり↓>

 ◎『YouTube、マドンナやReutersなどによる約100
チャンネルを開設へ』
YouTubeは大手ニュースメディアやプロのアーティストなどと提携し、100あまりのチャンネルでテレビ番組レベルのコンテンツの提供を開始する。
 
 
 
 

 - 現代史研究 , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『Z世代のための日本女性史研究講座』★『日本で初めて女性学を切り開いた稀有の高群逸枝夫妻の純愛物語』★『1941年(昭和6)7月1日、日本の女性学が誕生した』★『火の国の女の出現』★『日本初の在野女性研究者が独学で女性学を切り開いた』

  2019/11/25 『リーダーシップの日本近現代史』( …

日本リーダーパワー史(533)安倍首相は「土光臨調」で示した田中角栄の最強のリーダーシップを見習えー『言葉よりも結果』

 日本リーダーパワー史(533)   『アベノミクスの土壇場 …

no image
池田龍夫のマスコミ時評(49)『米兵を異常犯罪に走らせたTBI(外傷性脳損傷)』★『格納容器,排気塔にフィルター無し』

 池田龍夫のマスコミ時評(49)   ●『米兵を異常犯罪に走らせたTB …

no image
速報(164)『日本のメルトダウン』ー『グロバリゼイションで沈没して貧乏日本へ』『TTP不参加で、2025年には韓国に抜かれる!?」

速報(164)『日本のメルトダウン』   『グロバリゼイションで沈没し …

no image
世界リーダーパワー史(942)米中間選挙(11/6)の結果は!下院、上院とも民主党が奪回するのか

世界リーダーパワー史(942) 米中間選挙(11/6)の結果は!下院、上院とも民 …

『オンライン/日本政治史講座」★『 日本議会政治の父・尾崎咢堂の語る<150年かわらぬ日本の弱体内閣制度のバカの壁』★『 明治初年の日本新時代の 当時、参議や各省長官は30代で、西郷隆盛や大久保利通でも40歳前後、60代の者はいなかった』

『 青年の意気は天を衝くばかり。40を過ぎた先輩は遠慮がちであった』 2012/ …

no image
 日本メルトダウン(1000)ー『1人あたり」は最低な日本経済の悲しい現実/日本の生産性は、先進国でいちばん低い』●『日本人は「人口急減の恐怖」を知らなすぎる 今後はフリーフォールのように急減していく』●『原発廃炉費用の転嫁で電気料金はどれだけ増えるのか 賠償費用も転嫁されると家庭の負担はさらに増加』●『  カジノを合法化してパチンコに課税せよ『 日本は世界最大の「脱法ギャンブル大国」(池田信夫)』★『「日本を殺せ」が米国で大ヒット、東京だった次の原爆 オライリーが描く「逆説の日米戦争」』

   日本メルトダウン(1000) 「1人あたり」は最低な日本経済の悲しい現実 …

no image
日本リーダーパワー史(614)日本国難史にみる『戦略思考の欠落』⑨『日中韓の誤解、対立はなぜ戦争までエスカレートしたか」ー中国・李鴻章の対日強硬戦略が日清戦争の原因に。簡単に勝てると思っていた日清戦争で完敗し、負けると「侵略」されたと歴史を偽造

    日本リーダーパワー史(614) 日本国難史にみる『戦略思考の欠 …

no image
『人気記事リクエスト再録』ー<2003年、イラク戦争から1年>『戦争報道を検証する』★『戦争は謀略、ウソの発表、プロパガンダによって起こされる』●『戦争の最初の犠牲者は真実(メディア)である。メディアは戦争 を美化せよ、戦争美談が捏造される』●『戦争報道への提言を次に掲げる』

<イラク戦争から1年>―『戦争報道を検証する』   2003年 12月 …

no image
『オンライン講座/ハリウッドを制したイケメン日本人俳優・早川雪洲とは何者か?』★『ハリウッドの王者』となった早川雪洲は一転、排日移民法の成立で米国から追われた』★『「働き中毒」で米国になじまなかった「出稼ぎ労働者の日本人移民」は 「排日移民法、排日土地法」の成立で米国から追放された』②

  2015/12/16 記事再録 決定版・20世紀/世界が …