前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

記事再録/知的巨人たちの百歳学(140)-「アメリカ長寿オールスターズ(100歳人) の長寿健康10ヵ条―<朝食は王さまのように、昼食は王子さまのように、そして夕食はこじきのように>

   

  2013年10月3日/百歳学入門(82

▼「アメリカ長寿オールスターズ(100歳人)

の長寿健康10ヵ条<朝食は王さまのように、昼食は王子さまのように、そして夕食はこじきのように

第1条 時間の聖域を決める

2条 健康的なBMIを維持する

3条  適度な運動を定期的に

第4条 気の合う人と時間を過ごす

5条 スナックにはナッツを

6条 社会へお返しを心がける

7条 肉を食べるなら控え目に

8条 夕食は早めに軽く

9条 食事に多くの植物性食品を

10条 水分を十分に摂る

●以下は<「ブルーゾーン」世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール」ダン・ビューイトナー仙名紀訳 ディスカバー・トウエンティティーワン(2010年)よりの引用です。

 

<アドベンティストの百歳人から学ぶ>―健康と長寿のルールアメリカの長寿のオールスターたちが実践していることを、あなたも試してみよう。

 

①   時間の聖域を決める

 アドベンティストは、安息日には、家族、神さま、愛する仲間たち、そして自然とともに過ごす時間をまる一日、二十四時間作る。このおかげでストレスから解放され、ネットワークを強め、継続的に運動もできる、と彼らは言う。

②   健康的なBMIを維持する

 BMI(体重[キログラム]÷身長[メートル]の2乗)を低く保ち、活動的に暮らし、肉食を控えるアドベンテイストたちは、血圧は低く、血中コレステロールの値も低い。

体重が重くBMIが高い一般的アメリカ人と比べて、心臓血管系疾患にかかる人は少ない。

③   適度な運動を定期的に

 アドベンティスト健康調査によると、平均余命を最大にするために、マラソンは必要ではない。日常の散歩のような、激しくない運動を定期的に行うことで、心臓疾患やがんにかかる可能性を減らすことができる。

④   気の合う人と時間を過ごす

 アドベンティストは、友だちと過ごす時間がきわめて長い。お互いに共通の価値感を持ち、助け合う。心理的な生活満足度はきわめて高い。

 

⑤   スナックにはナッツを

 週に五回はナッツを食べるアドベンティストは、心臓疾患にかかるリスクが半減し、それほど食べていない人たちと比べて二年は長生きする。ナツッを食べると健康と平均余命に好影響のあることが確認されている。

⑥   社会へお返しを心がける

多くの宗教と同じく、セブンスデー・アドベンティスト教会でも会員がボランティア活動に参加する機会を作るよう奨励している。百歳人であるマージ・ジエトンのようにボランティアを続け、目的意識を持ち、他人に手を貸すことに励めば、うつになることはない。

⑦   肉を食べるなら控え目に

アドベンティストの多くは、菜食主義を貫いている。くだものや野菜、全粒の穀類を食べることは、さまざまながんの予防に役立つ。アドベンティストは、肉を食べたければ、それを主菜ではなく副菜として少量だけ食べるようにする。

⑧   夕食は早めに軽く

「朝食は王さまのように、昼食は王子さまのように、そして夕食はこじきのように」

の言葉があるが、この姿勢はアドベンティストの日常そのものだ。早い時間に夕食を軽くすませば、一日で最も活動が活発でない時間帯に、カロリーが体内にあふれてしまうことが避けられる。そうすれば快眠でき、BMlも低く抑えられる。

⑨   食事に多くの植物性食品を

 週に二~三回しかくだものを食べない非喫煙者に比べて、一日にくだものを二~三回も食べるアドベンティストの非喫煙者のほうが、肺がんの割合は七〇パーセントも低い。グリーンピースやインゲン豆などの豆類は結腸がんになる割合を減らし、トマトを食べた人は男性、女性とも前立腺がん、子宮がんを減らす効果もあると思われる。

⑩   水分を十分に摂る

一目に五~六杯の水を飲む男性は、ほとんど水を飲まない男性と比べて致命的な心臓発作

に見舞われる可能性が六〇~七〇パーセントと、かなり低くなっている。

 

 - 人物研究, 健康長寿, 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(238)ー『サウジ執行部とトランプは益々窮地に追い込まれています。』★『MBS(ムハンマド皇太子)とネタニャフの二人が一遍に失脚すると、米の対イラン戦略は完全に 空洞化します』

風雲急を告げる中東情勢 ≪F国際ビジネスマンの情勢分析≫ CIAによる、MBS殺 …

no image
「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓併合への道』⑰「伊藤博文統監の言動」(小松緑『明治史実外交秘話』昭和2年刊)「美人狩りをしたのは中国・元時代のこと」②

  「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など外国紙が報道した「日韓 …

タイはアジアで初めて大麻を「医療用、観光用」に合法化した、その現地からの報告、注意レポートです

  すでに、カナダや米国の22州で嗜好目的での使用が認められている大麻 …

no image
知的巨人の百歳学(142)明治維新/国難突破力NO1―勝海舟(75歳)の健康・長寿・修行・鍛錬10ヵ条」★『人間、長寿の法などはない』★『余裕綽綽(しゃくしゃく)として、物事に執着せず、拘泥せず、円転・豁達(かったつ)の妙境に入りさえすれば、運動も食物もあったものではないのさ』

明治維新/国難突破力NO1―勝海舟(75)の健康・長寿・修行・鍛錬10ヵ条」 ① …

「2023年正月には子供を連れて逗子マリーナへ遊びに行こう」★「逗子マリーナのヤシの木公園まるでハワイのリゾートを思わせる.湘南随一のリゾート』★『逗子マリーナから見た太陽とクルーザーと富士山とオーシャンビューは最高!(2022年12月26日』

  逗子マリーナから見た富士山ビューティフル(2022年12月26日)

 『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(157)』 『イスラエルに魅せられて再訪(2016/1)」レポート(5)『死海(Dead Sea) で30年ぶりの浮遊体験』ー平均1年、1mのペースで湖面が低下しているという。

 2016/03/09     『F国際 …

世界/日本リーダーパワー史(959)ー『明治大発展の基礎を作った史上最高の戦略家、影の黒幕は『法螺(ほら)丸』、『モグラ』を自称し、宰相・元老、将軍たちを人形遣いのように自由自在に操り「日露戦争」を勝利に導いた。この稀代の戦略家は一体誰でしょうか?。答えは・・・忘れられた杉山茂丸だよ、彼はスーパーマンだよ!』★『孫の杉山満丸氏の語る「杉山家三代の系譜』(講演動画30分付)

    記事再録・2009/09/27 &nbsp …

no image
日本メルトダウンの脱出法(543)●「大飯原発判決、司法の姿勢転換点か」●「日本のエネ政策は世界に逆行= 飯田哲也氏」

       日本メ …

no image
日本リーダーパワー史(49)名将・川上操六のモルトケ戦略の応用とは・・ロジスティックの重視⑤

日本リーダーパワー史(49)名将・川上操六のモルトケ戦略の応用⑤ <クイズ『坂の …

no image
日本の「戦略思想不在の歴史⑻」「高杉晋作のインテリジェンスと突破力がなければ、明治維新も起きなかった。

●「高杉晋作のインテリジェンスがなければ、 明治維新も起きなかった。 古来密接な …