前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

日本リーダーパワー史(561)イチローは現代の「宮本武蔵」なり「鍛錬を怠るな<鍛とは千日、錬とは一万日(30年)の稽古なり>

      2015/04/25

 

日本リーダーパワー史(561)

イチロー(41歳)は現代の「宮本武蔵」なりー「鍛錬を怠るな」

<鍛とは千日の稽古、錬とは一万日(30年)の毎日欠かさず>

を実践し、真のプロフェッショナルの要諦―松坂大輔とは大違い・・、

「彼は世界で最も興味深い人間」と打撃コーチ

イチロー(本名は鈴木一朗)は昭和四十八年(一九七三)十月、愛知県西春日井郡豊山町生まれ。小学三年生から、一年間全く休まず三六〇日少年野球に明け暮れ、夜は父と近所のバッティングセンターで時速一四〇キロのボールを打っていた。中学でも二百球以上の打ち込みを毎日欠かさなかった。愛工大名電高校で平成二年に甲子園に左翼手として出場し、同四年ドラフト四位でオリックスに入団した。

 「音楽の英才教育に一万時間」という法則がある。

物心ついた幼児から一日三時間、十年間休むことなく稽古すれば、約一万時間の練習になる。ピアノやバイオリンの世界コンクールに入選する多くが、この手である。イチローはこのスポーツマンのダントツの世界新記録である。日本の武道をさかのぼれば、宮本武蔵が『五輪書』で強調した「鍛錬」が思い浮かぶ。

41歳となったイチローは輝き続けえている、その秘密は「天才とは1%のインスピーレーションと99%の楽屋裏での見えない努力(練習)」を文字通り30年以上、継続しているのだ。

 武蔵の「五輪書」では<鍛とは千日の稽古、錬とは一万日(三十年)の毎日欠かさず>の修行せよとある。 

 

 「彼は世界で最も興味深い人間」と打撃コーチ

◎【MLB】イチローがNY紙に語った“本音” ヤ軍からの移籍は「すごく高い確率だった」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150418-00010000-fullcount-base

 

◎【米国はこう見ている】米国で“イチロー語録”が話題に 「詩的で完璧な比喩」

http://full-count.jp/2015/03/30/post9048/

 

松坂の失敗は目に見えていた。

  • 「イチローは松坂のなにを見抜いていたのでしょうか?http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7740903.html

  • あとは、本人の不摂生もあるかと思います。プロに入ってから太り続けてるのは、食生活も含めた不摂生も大きな原因なのでしょう。イチローぐらい、厳しく自己管理する選手なら、他の選手の不摂生も簡単に見抜けるんだろうと思います。

 「ソフトバンク松坂大輔投手の活躍が難しい理由…そう甘くはないかもhttp://matome.naver.jp/odai/2141793490277536701

 - 人物研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

世界が尊敬した日本人(54)ー『地球環境破壊、公害と戦った父・田中正造②「辛酸入佳境」、孤立無援の中で、キリスト教に入信 『谷中村滅亡史』(1907年)の最後の日まで

世界が尊敬した日本人(54) 月刊「歴史読本」(2009年6月号掲載) 『地球環 …

no image
F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(238)ー『サウジ執行部とトランプは益々窮地に追い込まれています。』★『MBS(ムハンマド皇太子)とネタニャフの二人が一遍に失脚すると、米の対イラン戦略は完全に 空洞化します』

風雲急を告げる中東情勢 ≪F国際ビジネスマンの情勢分析≫ CIAによる、MBS殺 …

no image
知的巨人の百歳学(150)ー『日本で最も聡明な女性・野上弥生子(99歳)の晩年の生き方』★『もし文学者たらんと欲せば、漫然として年をとるべからず、文学者として年をとるべし(夏目漱石)』★『今日は昨日、明日は今日よりより善く生き、最後の瞬間まで努力する』

日本で最も聡明な女性・野上弥生子(99歳)の晩年の生き方   野上弥生 …

no image
『世界が尊敬した日本人』オリンピック外伝ー90年前の、ロサンゼルス大会で馬術で金メタルをとったバロン西

  世界が尊敬した日本人      &n …

『日本の運命を分けた<三国干渉>にどう対応したか、戦略的外交(外交の要諦 )の研究』㉒』『★『歴史の復習問題ー日清戦争『三国干渉』後に、 ロシアは『露清密約』(李鴻章の巨額ワイロ事件)を結び遼東半島を入手、シベリア鉄道を 建設して居座り、日露戦争の原因となった』

2016/09/19 /中北朝鮮150年戦争史(35)再録 世界一の買 …

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(101)』「パリぶらぶら散歩(2015 /4/30-5/3)★『パリ・オペラ地区の大衆レストラン、シャルティエは 百年以上パリ市民から愛されてきた名店,銀座にこんな居心地のいい親しみやすい店はない』

逗子なぎさ橋珈琲テラス通信(2025/10/11/am700)  &n …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(250)/『2020年元旦/保釈中の日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告の前代未聞のレバノンへの国外脱出劇 』★『現代版モンテクリスト伯の<ガラパゴスジャパン>への復讐計画が始まるのか①』

           前坂 俊之(ジャーナリスト) 2020年の元旦の …

no image
『オンライン/山本五十六のインテリジェンス、リーダーシップ論』★『2021年は真珠湾攻撃(1941年)から80年目、日米戦争から米中戦争に発展するのか!』

  山本五十六×前坂俊之=山本五十六」の検索結果 85 件 &nbsp …

no image
日本リーダーパワー史(201)『辛亥革命100年』今後の日中関係を考えるヒント①日本唯一の革命家・宮崎滔天とは何者か?

日本リーダーパワー史(201) 『辛亥革命100年』・今後の日中関係を考えるヒン …

no image
日本リーダーパワー史(368)日本占領から日本独立へマッカーサーと戦った吉田茂とその参謀・白洲次郎(2)

日本リーダーパワー史(368) 日本占領から日本独立へ マッカーサーと戦った2人 …