『Z世代のための次期トランプ米大統領講座⑳』★『忠誠心、身内で固めた第2期トランプ政権』★『米政府再編構想「プロジェクト2025」(政府関係者、官僚トップ、民主党支持者ら約6万人を削減)で対立激化!』
2024/12/06


イーロン・マスク氏はトランプ政権で「政府効率化省」のトップに座り、連邦予算の約3割にあたる「2兆ドル(約300兆円)を削減できる」と豪語している。
米政府再編構想「プロジェクト2025」(政府関係者、官僚トップ、民主党支持者ら約6万人を削減)を強力に推進し、政府関係者は「お前はクビだ!」に戦々恐々となっている。さらに、閣僚候補のトップにピード・ヘグセス氏(国防長官)、タルシー・ガバード氏(国家情報長官)らを起用するとして、大波紋を巻き起こしている。
国防長官には保守系のテレビ「FOXニュース」で司会者を務める退役軍人のピート・ヘグセス氏(44)を起用すると表明した。ヘグセス氏は陸軍の兵士として、イラクやアフガニスタンに派遣された短い軍歴の持ち主。
トランプ氏は前大統領時代に、国防省の軍高官との緊張関係が続いた。マーク・ミリー元統合参謀本部議長は在任中、核ボタンを握ったトランプ氏の不測の行動を危惧して核兵器使用能力を制限する措置をとった。トランプ氏は激怒し「弱腰」「無能な指導者」などと罵倒し衝突した。 そのミリー前統合参謀本部議長は、23年の退任式で「暴君、独裁者に誓いを立てない」と述べた。
トランプ氏は一貫して民主党、国防省、司法省を特に「内なる敵」と呼び、政権を奪還した場合、復讐を誓っており、そのリストのトップにミリ氏はノミネートされていた。
百数十万人の米軍を率いる国防長官いきなりに素人同様のピート・ヘグセス氏(44)を起用したことに米国防総省はショックを受け、反対の声が渦巻いて渦巻いている。
① ピート・ヘグセス氏はどのような人物か?ー、
アフガニスタンやイラク、キューバのグアンタナモ米海軍基地での任務経験がある。国防総省幹部による「ウォーク」(民主主義者)と呼ばれる社会正義に目覚めた政策を批判。米軍制服組トップは「左派政治家の過激な立場を推し進めている」などと非難していた。
女性の戦闘参加にも反対、米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長がその職にあるのは黒人だからではないかと人種差別的な発言を繰り返していた。複数の幹部は個人的な見解としてピート氏の資質に疑問を呈し、ある幹部はもっと下位の官職でも務めるのは困難だ、と切り捨てた。
トランプ氏は米軍内の一部の高位将校が軍隊の戦闘力よりも多様性に関心を持っているとし、いわゆる軍内の「ウォーク」(woke、進歩アジェンダおよび文化を表す言葉)文化を強く非難していた。
そのため、英タイムズ(11月25日)の報道によると、トランプ米次期大統領は就任する来年1月20日に「すべてのトランスジェンダー軍人を転役させ、トランスジェンダーが新しく軍に入隊することも禁止する内容の大統領令を出す」という。
この場合、現在約1万5000人と推定される現役トランスジェンダー軍人が軍を離れた場合、募兵に苦労している米軍の兵力不足がさらに深刻になると懸念されている。
② 一方、タルシー・ガバード氏(国家情報長官)はー
米CNNテレビ(11月15日配信)によると、トランプ氏は米連邦捜査局(FBI)長官に元国防総省幹部のカシュ・パテル氏の指名を検討していると報じた。議会襲撃事件などで起訴されたトランプ氏の熱烈な支持者で、FBIの解体を訴えた。同氏は、今年9月の放送で「初日にFBI本部を閉鎖する。本部の建物は米政府を操るエリート層らで形成する「ディープステート(闇の政府)」の博物館にする。FBIの本部職員を全米各地に送り、警察として犯罪捜査に当たらせる」との過激な発言をおこなっていた。

。
関連記事
-
-
日本リーダーパワー史(746)歴代宰相で最強のリーダーシップを発揮したのは第2次世界大戦で、終戦を決然と実行した鈴木貫太郎であるー山本勝之進の講話『 兵を興すは易く、兵を引くのは難しい。』★『プロジェクトも興すのは易く、成功させ軟着陸させるのは難しい』
●『アベノミクスも、クロダミクスも先延ばしを続ければ、 ハードランニング、亡国し …
-
-
「日本スタートアップ・ユニコーン史」★『アメリカ流の経営学を翻訳・マネする前に、明治のスタートアップ起業者魂に学ぼう』★『鉄道王・根津嘉一郎(79歳)の「克己心」「大欲と小欲」「心配ごと」「安心保険料」「ほんとの儲(もう)け」 こそ 健康長寿・経営必勝法』
2019/04/26/知的巨人たちの百歳学(116)記事再録編集 根 …
-
-
日中韓近代史の復習問題/『現在の米中・米朝・日韓の対立のルーツとしての中国・韓国の外交詐術は変わらない』★『記事再録/日本リーダーパワー史(705) 『日清戦争の引き金の1つとなった防穀令事件 <1889年(明治22)>』★『最後の最後の最後まで、引き延ばし、拒否戦術で相手をじらし土壇場にならないと妥協しないのは中国/朝鮮側の常套手段』
2016/04/24 /日本リーダ …
-
-
『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ(15)』★『ポルトガル・リスボン旅行日記③ー『エンリケ航海王子没後500年の1960年に出来た高さ52mの白亜記念碑『発見のモニュメント』
2012/12/24 『F国際ビジネスマンのワールド・ …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(147)再録★日本国難史にみる『戦略思考の欠落』③「高杉晋作のインテリジェンスがなければ、明治維新も起きず、日本は中国、朝鮮の二の舞になっていたかも知れない」
2015/11/22 日本リーダ …
-
-
『ガラパゴス国家・日本敗戦史』⑱日本帝国最後の日(1945年8月15日)をめぐる攻防―終戦和平か、徹底抗戦か➂』
『ガラパゴス国家・日本敗戦史』⑱ 『日本の最も長い日―日本帝国最後の日 …
-
-
『オンライン講座・歴代宰相で最強のリーダーシップを発揮したのは誰か?』★『太平洋戦争で終戦を決然と実行した鈴木貫太郎ー山本勝之進の講話より』★『 兵を興すは易く、引くは難しい。ーウクライナ戦争でプーチンは敗北する』★『アベクロミクスも7年間の先延ばしをした結果、出口戦略に失敗し ハードランニングしかないだろう』
2019/09/13 日本リーダーパワー史(7 …
-
-
『70-80代で世界一に挑戦、成功する方法②』★『100歳でロッキー山脈を滑った生涯現役スキーヤー・三浦敬三氏(101歳)は三浦雄一郎のお父さん』★『ギネスブックの「世界一のスキー・ファミリー」の驚異の長寿健康実践法とは』
2015/03/27 /「百歳・生涯現役学入門(108)記事再編集 …
-
-
『元団塊記者/山チャンの海外カメラ紀行④』★『オーストラリア・シドニー編③」★『ハーバーブリッジとシドニー市街地が一望でき、絵葉書のような景色が広がる。停泊中の豪華客船をクルーズ船から見ると、大きさに圧倒される』
シドニー湾の一角、ダーリング・ハーバー。ロックス地区の西側にあり、ヨットや軍艦が …
