前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『南伊豆の心と体のいやされる旅/ドライブ③』★『1955年の早春、静岡県河津町の飯田勝美氏が、河津川沿いの雑草の中で芽吹いていた約1mに育った桜の若木を発見。世界を魅了する「河津桜」の誕生の瞬間だった』

   

「河津桜」に魅了された私は5月25日に伊豆の「河津桜」発祥の地を初めて訪れて た。「河津桜」の色彩の派手な美しさと「ソメイヨシノ」とを比較するといろんな面で大きく違うことがわかった。

「河津桜」はまだ肌寒い2月に、早咲きで、いち早く鮮やかなピンク色が目に飛び込んできて、春への期待感が一気に高まる。2月上旬〜3月上旬まで楽しめる。一方「ソメイヨシノ」は1ヵ月月遅れて3月末から4月いっぱいだが散るのが早い。

花の色は「ソメイヨシノ」は白〜淡いピンクで「清純で可憐な感じ。逆に「河津桜」は濃いピンク(紅紫色)で、ゴージャスなの美を放つ。青空とのコントラストが非常によい、花弁は ソメイヨシノより大きく、ふっくらとしている。

樹齢30,40年になると幹回りも1mを超え、夜のライトアップでは半円型の濃いピンク紫の奥行きのあるマジックミラーの感じである。 満開の状態が約1週間〜10日程度続くため、ソメイヨシノ(数日で見頃を過ぎることが多い)に比べて花持ちが良いのも魅力的ですね。

こうした特徴がわかったので、ますます「河津桜」フアンとなった。来年もまた来るぞと誓った。

  • 河津桜の発見物語。

1955(昭和30)2月の早春、静岡県河津町の飯田勝美氏が、河津川沿いの冬枯れの雑草の中で芽吹いていた約1メートル位に育った桜の若木を偶然見つけて庭先に植えたのが始まりでした。これが、のちに日本中、そして世界を魅了する「河津桜」の誕生の瞬間だった。

(飯田ひでさんの話では、約10年後の昭和41年1月下旬 やっと花が咲き始めた。同年4月 主の勝美氏は花が咲くのを見届け永眠した。その後きれいに咲く桜を見て譲ってほしいという話もありましたが、思い出の桜のため手放さなかったという。
当時、その家の屋号からこの桜は「小峰桜」と呼ばれ親しまれていた。調査の結果、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種と推定されている。昭和49年には河津で生まれた桜であることから「河津桜」と命名され昭和50年4月に河津町の木に指定された。
原木の大きさ木高 約10メートル樹幅 約10メートル幹周 約115センチメートと成長している。

  • 河津桜が「観光資源」として最強である理由

ソメイヨシノは、見頃がわずか一週間程度と短く、散り際こそ美しいものの、管理や観光時期の予測が非常に困難です。一方、河津桜には以下の圧倒的なアドバンテージがある。

  • 「早春」という空白のマーケット―2月上旬から開花し、3月上旬まで見頃が続く河津桜は、観光閑散期である「冬」と「春」の端境期に、圧倒的な集客力を発揮します。多くの桜が咲く前のこの時期は、旅行者が飢えている時期でもある。
  • 圧倒的な「視覚的インパクト」― ソメイヨシノの淡いピンクに対し、河津桜の濃いピンクは写真映えが抜群。SNS時代において、この色彩の強さは、世界中から観光客を引き寄せる強力なマグネット(磁石)となる。
  •  
  • 持続可能なイベント性― 1週間で終わる桜ではなく、ひと月かけてゆっくりと満開に至るプロセスは、観光地としての受け入れ態勢を整えやすく、地元経済への波及効果も長く続く。河津桜は、単なる花木ではなく、地域を救った「希望の種」でした。このストーリー性こそが、物語を消費する現代の旅行者にとって、最大の価値なのである。
    • 伊豆半島「オールシーズン・インターナショナル・リゾート」構想 
  • 伊豆半島は、富士山を望む絶景、良質な温泉、多様な地形が生むアウトドアアクティビティ、そして新鮮な海の幸が揃う、世界的に見ても稀有なリゾートポテンシャルを持つ地域。特に、長期滞在を好み、アクティビティと深い文化体験に高い対価を支払う欧米系の旅行者にとって、伊豆は「日本の隠れた宝石」になり得る。

 - 人物研究, 健康長寿, IT・マスコミ論, 湘南海山ぶらぶら日記

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
日本リーダーパワー史(670) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(52) 「インテリジェンスの父・川上操六参謀総長(50)の急死とその影響ー陸軍での川上の存在がいかに大きかったか

 日本リーダーパワー史(670) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』( …

no image
日本リーダーパワー史(67) 辛亥革命百年⑧孫文と国民外交を展開したパトロン・犬養毅②

日本リーダーパワー史(67) 辛亥革命百年⑧孫文と国民外交を進めた犬養毅② <鵜 …

『Z世代のための天皇論講座』★『日本リーダーパワー史(199)『約110年前の日本―「ニューヨーク・タイムズ」が報道した大正天皇―神にして人間、即位とともに神格化』(上)再掲載

2011/10/16  日本リーダーパワー史(199) 『ニューヨーク …

鎌倉カヤック筋トレ釣り日記(10/22)約1ゕ月ぶりに材木座海岸を午前7時過ぎにスタート。『さかなクンと遊ぼうよーぶつぶつ,ボケボケ解説中継だよ』●『逗子マリーナ沖に巨大波、 大波近づくと転覆するよ』●『大きなクサフブに針は切られっぱなし、カワハギはゼロ』●『いきなり竿をひったくり、ソーダカツオにぶち切られる。 残念、あとはカモメと遊ぶ』●『最後に、リールを巻いているとソーダカツオが あいさつに来たよ、魚はやさしいね』●『ラスト・サブライズ」最後の最後 に33㎝の巨アジがきたよ、鎌倉海は豊穣の海だね』

鎌倉カヤック筋トレ釣り日記(10/22)ー 約1ゕ月ぶりに材木座海岸を午前7時過 …

no image
葉山の『早春の海』をシ―カヤックで海上散歩・その軌跡を記録・海底も里山も絵のように美しいね(3/5)⑥

<『美しい早春の葉山』スペシャル!>   葉山『早春の海』をシ―カヤッ …

『オンライン/東京五輪講座』★『ロンドン五輪(2012)当時の日本のスポーツと政治を考える』★『日本失敗の原因はスポーツ人と政治家の違い。結果がすべて実力のみのスポーツ人に対して、結果責任を問われない政治家、官僚の“無責任天国”なのが大問題!』

  2012/10/10  日本リーダーパワー史(333)< …

no image
日本メルトダウン脱出法(870)『コラム:世界から手を引くアメリカ』●『セブン&アイ/鈴木会長兼CEO、退任表明で緊急記者会見』●『ドル108円後半、約1年半ぶり安値へ下落:識者はこうみる』●『コラム:米国が導く円高、ドル100円割れあるか=唐鎌大輔氏』

日本メルトダウン脱出法(870)   コラム:世界から手を引くアメリカ …

日本リーダーパワー史(694)『ブレブレ」『右往左往』「他力本願」の無能なリーダーが日本沈没を加速させているー日本の決定的瞬間『西南戦争』で見せた大久保利通内務卿(実質、首相)の『胆力』『不言実行力』「不動心」を学ぶ①

日本リーダーパワー史(694) 『ブレブレ」『右往左往』「他力本願」の日本の無能 …

no image
<鎌倉カヤック釣りバカ日記>冬のカワハギはこうして釣らんのじゃよ!モゾ、コツ、コン何でも合わせよ

<鎌倉カヤック釣りバカ日記>   ★☆冬のカワハギはこうして釣らんのじ …

no image
池田龍夫のマスコミ時評(24) 「非核三原則」を堅持し、実践をー核抑止の幻想を断ち切れー

池田龍夫のマスコミ時評(24)   「非核三原則」堅持し実践をー核抑止 …