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★<新刊予告>前坂俊之著『世界史を変えた「明治の奇跡」』(インテリジェンスの父・川上操六のスパイ大作戦~)海竜社(2200円(+税)、8月上旬刊行)★『 明治維新150年特別企画 張り巡らされるスパイ網、発揮された智謀。日清・日露戦争大勝利の背景には、川上操六の指導力があった!』

      2017/07/17

新刊予告『世界史を変えた「明治の奇跡」』

  ~インテリジェンスの父・川上操六のスパイ大作戦~

                海竜社 (2200円(+税)、8月上旬刊行)

 

明治維新150年特別企画 

張り巡らされるスパイ網、発揮された智謀

日清・日露戦争大勝利の背景には、

川上操六の指導力があった!

300px-Kawakami_Soroku日露戦争でアジアの無名貧乏小国「チームジャパン」が勝利したのはなぜか。「最強の参謀本部を作り上げた川上操六のリーダーシップのおかげである。

『日本の恩人』といってもよい川上のインテリジェンス(知性、智慧、智謀、スパイ、諜報、謀略なども含む概念)を知ることこそ、明治の奇跡を解くキーワードなのである。

ところが日清、日露戦争本や明治の軍人、戦略本を探しても70年前の徳富蘇著『陸軍大将川上操六伝』(第一公論社、1942年刊)の一冊のみ。

戦後はその存在さえ全く忘れ去られている。これこそリーダー、歴史研究者、国民のインテリジェンスの欠如をしめすものであろう。

 

<目次>

はじめに ー 今こそ明治の奇跡を解き明かすとき
第1章 開化する日本、閉じていく朝鮮

世界に初船出した日本

ビスマルクの忠告 - 西欧列強は万国公法と武力行使の二重基準

なぜ朝鮮は明治新政府と外交を結ばなかったのか

攘夷に成功したと思い込んだ朝鮮

反目するようになった日朝関係

第2章 東アジアに忍び寄る列強

陸続きの大陸国家は戦争の歴史

16-19世紀の「大英帝国」への道

ロシアの膨張主義「不凍港を求めて南下政策」

ロシアの侵略スピードは、一日平均100平方キロ

列強の犠牲となった老清帝国

中華思想の弊害

日本を仮想敵国とした清国

第3章 川上操六、日本陸軍の建設を担う

川上操六、薩摩藩に生まれる

祖母に育まれたリーダーの資質

鳥羽伏見の戦い、戊辰戦争に参戦

征韓論の分裂、西南戦争へ

川上は「近代国家意識」を体現した最初の軍人

明治初期の日本軍の編成

新生陸軍建設のための大山、川上、桂の 「船中の誓い」

川上は参謀本部、桂は軍政一筋

第4章 川上の派閥退治と人材登用

派閥、軍閥が日本を滅ぼした

長州軍閥のトップ、山県有朋

川上が参謀本部に集めた精鋭たち

川上の人となり ① 堅固な意思

川上の人となり②部下の秀でた部分を見出す

川上の人となり③部下を信頼する力

川上の人となり④ほめ上手、聞き上手

川上の人となり⑤命令は直接伝える

川上の人となり⑥礼を重んじ、先輩を立てる

川上の人となり⑦即断即決する力

第5章 モルトケ参謀総長に弟子入り

川上のドイツ留学

モルトケと川上の空白の日々

日露戦争勝利の教科書『戦争論』

モルトケの「インテリジェンス」とは

モルトケの戦略、戦術を徹底して学ぶ

第6章 福島安正の単騎シベリア偵察旅行

川上の秘蔵っ子、福島安正という男

世界のトップ・ニュースをにぎわせた最初の日本人

ポーランドの秘密結社から対ロシア情報を収集

シベリア偵察の結論は 「日英同盟」

第7章 清国を調べ上げた荒尾精

「五〇〇年に一人の男」荒尾精

荒尾を助けた岸田吟香とは何者か

川上が荒尾を清国奥地の偵察に送り込む

荒尾の清国偵察構想

川上と荒尾の関係

 

第8章 日晴間で燻る争いの火種

活国が仕掛ける砲艦外交

勃発した「長崎清国水兵事件」

清国の新聞「申報」の大言壮語

長崎治国水兵事件の後日談

 

第9章 朝鮮独立に奔走した福沢諭吉

「日・清・朝の提携」を模索していた福沢

朝鮮独立党を援助した福沢

朝鮮で最初の新聞「漢城旬報」を発行

金玉均、朴泳孝ら独立党がクーデター

「朝鮮独立党の処刑」から「脱亜論」へ一転

第10章 川上の参謀本部大改革と戦力分析

メッケルの来日

参謀本部大改革の要点

参謀旅行を重点実施

浮きぼりになった日本将校固有の欠点

鉄道輸送網こそ必勝条件

川上の朝鮮視察、国王との対話

清国の力を見切った川上

第11章 日清戦争の発火点となった金玉均暗殺事件

福沢諭吉、玄洋杜が匿った金玉均

朝鮮国王、李鴻章の陰謀で、金玉均は暗殺された

朝鮮側は金の遺体を獄門台にさらした

広がる活国・朝鮮への敵意

第12章 日清開戦前夜-川上の「熟慮、断行」

日清戦争を招いた東学党の乱

今回は一戦も辞さず - 川上の強い決意

ロシアの恫喝外交

幕僚の目を覚まさせた川上の一喝

陸海軍に生まれた緊密な協力体制

闘える軍隊へ-人事の刷新

第13章日清戦争勃発日本を優位にした川上のインテリジェンス

清国軍出兵をスクープした鐘崎三郎

命をかけた偵察活動

情報通信桐の整備と成功した暗号解読

日活戦争は偶発的な豊島沖海戦から始まった

「高陞号」を撃沈した「浪速」艦長東郷平八郎

陸軍の緒戦「成歓の戦い」

平壌の戦い-「原田重吉の玄武門破り」

海上の天王山・黄海で北洋艦隊主力を圧倒

黄海海戦での日本海軍の勝因

第14章 勝利を呼び込んだ川上の「ワンボイス」体制

旅順の戦い、鴨緑江の戦いでスピード勝利

「正しい作戦」のために山県を解任する

威海衛の戦い

日本の勝因 -機能した「大本営」

清国の敗因 -軍の腐敗

巨大な清国軍は「張り子のトラ」だった

第15章 三国干渉によって迫られた戦略の立て直し

暗号解読で講和会議を乗り切る

欧米列強に衝撃を与えた日本の圧倒的な勝利

三国干渉で日本は窮地に陥る

三国干渉の首謀者はドイツ

凱旋帰国した川上は「鴫呼!」と嘆声をもらした

三国干渉後、川上はどのように戦略を立て直したか

福島のスパイ大作戦「亜欧旅行」

第16章 対ロシア戦を見越した川上の動き

軍備増強に野党は猛反対

河野広中を動かした川上の説得術

板垣退助自由党総裁も即座に了解

田中義一をロシアに派遣

ダンスを習い正教にも入信した田中

「レーニン」 にも会った

ロシア軍の機密入手に成功

第17章 シベリアに送り込まれた「日本の007花田仲之助」

加速する列強の活国進出

復讐戦に備える日本

坊主となってウラジオストックに潜入した花田仲之助

敵を欺くには、まず味方から

大陸を流れる女スパイ「シベリアお菊」と「お浜」

寺院を通してインテリジェンス網を築く

第18章 川上の急死とインテリジェンス網の崩壊

川上が進めた日活提携の人脈づくり

清国留学生ブーム ー 東京で孫文の 「中国同盟会」発足

巨星墜つ、享年五〇歳

川上がおれば日露戦争はもっと楽に勝てた

川上の後継者、田村怡与造

川上の知恵袋、田村も過労死

徳富蘇峰、桂太郎、伊藤博文の川上評

第19章 川上の育てた「チーム参謀本部」

ロシアは満州、韓国へ侵攻、独、仏、英も一斉に続く

義和団の乱勃発

世界から称賛された柴五郎とは

柴五郎が大活躍した北京籠城五五日

日英同盟の核心は日英軍事協商と諜報の全面協力体制

英国の情報力のおかげで日露戦争に踏み切れた

巡洋艦「日進」「春日」 の回航

日本側の謀略で「ドッガーバンク事件」を起こしたバルチック艦隊

ロシア兵士の士気は最低に - 負けるべくして負けたバルチック艦隊

おわりに -日本の興亡を分けたインテリジェンスの有無

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究

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