日中対立の今こそ、約100年の<日中・兄弟・仁義>の原点・宮崎滔天兄弟資料館に歴史を学びに行こうー(動画30分)
2016/03/30
(動画30分)今再び、日中対立が起きているが、約100年の<日中兄弟
仁義>の原点・宮崎滔天兄弟資料館に歴史を学びに行こうー
21世紀の新アジア主義者にならなければ、日本の未来は
開けない。宮崎兄弟の理想こそ振り返らねばならない。
前坂 俊之(ジャーナリスト)
3年前の2011年10月10日は現代中国の発端となった辛亥革命からちょうど100年を迎えた。
日本に亡命してきた孫文を献身的に支え、応援し、辛亥革命の成功に導いた最大の功労者は宮崎滔天である。米国に在住していた華僑や海外の同胞による資金援助、バックアップも大きいものがあったが、それ以上に10年に及んだ孫文の日本での亡命生活の苦難な時代に、日本が孫文の最大の革命拠点になっていたことを忘れてはならない。
2010年私は中国本土での上海、南京などの孫文記念館や中国共産党の歴史記念館を見学したが、孫文をたすけた日本人への言及はあまりにも少なかった。なぜなら、その後の日中間の不幸な歴史のねじれ現象によって、中国圧迫、侵略の歴史の方がどうしても強調されがちである。確かに侵略したことは間違いないのでこの点もやむを得ないが、欧米列強のアジア侵略を中国の革命家・孫文やインド、ベトナム、フィリピンらアジア各国の独立革命家と手をたずさえ阻止しようとした「大アジア主義者」の日本人たちがいたことは事実であり、この支援があったことが、孫文の辛亥革命に決定的な影響を与えたことも中国人にも知ってもらわねばならない。
日本人のうち果たして何人が、宮崎滔天、頭山満、犬養毅、玄洋社の献身的なバックアップを知っているだろうか。そのためにも、私は「革命家孫文の庇護し、辛亥革命を成功させた」ここ熊本県荒尾市の宮崎兄弟記念館をとずれたいと思っていたが、2013年3月9日、やっとその念願がかなった。
<まとめ>宮崎滔天ー100年前の中国革命(辛亥革命)の生みの親・
宮崎滔天に『日中両国民』とも学ばなければならないー
http://maesaka-toshiyuki.com/top/detail/1795
日本リーダーパワー史(81)辛亥革命百年(17)孫文と宮崎 滔天の出会いの瞬間
<「三十三の夢」より>
関連記事
-
-
★『オンライン/新型コロナパンデミックの世界』(2020年12月―21年1月15日)★『 コロナ第3波に襲われた世』★「トランプ大統領の最後の悪あがき、支持者が米議事堂に乱入!』★『バイデン新大統領の就任式(1/20日)★『中国の強権、戦狼外交が続く』★『今年7月に中国共産党は結党100年を迎える』(下)
「トランプ大統領の最後の悪あがき、支持者が米議事堂に乱入!」 前坂 …
-
-
世界、日本メルトダウン(1016)「地球規模の破壊力示したトランプ」とガチンコ対決!★『この「仁義なき戦い」「場外乱闘」はプロレスで見る分には面白いが、地球の運命が核ボタンを持ったトランプの口先介入、指先クリックできまるとなると、「恐怖のトランプ・スリラー劇場」
世界、日本メルトダウン(1016)- 「地球規模の破壊力示したト …
-
-
『Z世代への遺言 ・日本インド交流史の研究②』★『インド独立運動革命家の中村屋・ボースを<わしが牢獄に入っても匿うといった>頭山満の決断力』★『ラス・ビバリ・ボースの頭山満論』
2023年5月20日、「グローバルサウス」の代表格で核保有国 インド・モディ首相 …
-
-
『 地球の未来/世界の明日はどうなるー『2018年、米朝戦争はあるのか』③『歴代米大統領がこれまで米朝戦争に手を出さなかった理由』★『「選択肢は予防戦争しかない」―米外交誌「ナショナル・インタレスト」の衝撃レポート』★『ジョセフ・ナイ教授は「キンドルバーガーの罠」について警告』
『2018年、米朝戦争はあるのか』③ 『アメリカ国内の米朝戦争への危機感は日本よ …
-
-
『Z世代のための<憲政の神様・尾崎咢堂の語る<日本史上最大の英雄・西郷隆盛を理解する方法論>の講義⑯』★日本リーダーパワー史(84)尾崎行雄の傑作人物評―『西郷隆盛はどこが偉かったのか』★『リーダーシップは力より徳にある>』
2010/08/09 日本リー …
-
-
★『鎌倉釣りバカ人生30年/回想動画記/』④★『鎌倉沖のゴールデン・キス・アングルでのカヌーフィッシングは最高!だよ 』
ホーム > 湘南海山ぶらぶら日記 > …
-
-
『オンライン60/70歳講座/佐藤一斎(86歳)の語録『言志四録』講読』 ★『陽明学者・佐藤一斎(86歳)の「少にして学べば、則ち 壮にして為すこと有り。 壮にして学べば、則ち老いて衰えず。 老いて学べば、則ち死して朽ちず』(現代訳=人は少年のときに学んでおくと、壮年になって必ずそれが役に立ち、なにかをなすことができる。壮年のときに学んでおくと、老年になっても、気力が衰えることはない。老年になっても学ぶなら、それが人や社会の役に立つから、死んでもその声望は高まり朽ちることはない」
2018/04/11 …
-
-
日本リーダーパワー史(489)<まとめ>明治維新から150年、明治の政治を動かした山県有朋論の原典を読む(鳥谷部春汀)
日本リーダーパワー史(489) …
