<明治史研究の隠れた名著案内「人情観的明治史」(伊藤銀月著,明治45年刊)日清戦争の原因は朝鮮なり)フリー図書館
2015/01/01
明治史研究の隠れた名著案内
著者:伊藤銀月 | 発行年月:1912年05月
http://book.maesaka-toshiyuki.com/book/detail?book_id=122
伊藤銀月(いとうぎんげつ)は明治4(1871)年10月~昭和19(1944)年1月。73才。 評論家、小説家。秋田市生 。
本名は銀二。17歳のとき、県立秋田中学を中退して上京、その後各地を転々し、27歳のとき「萬朝報(よろずちようほう)記者」となり名をなす。
「銀月式」とうたわれた文章によって、小説、歴史、人物論、紀行随筆など多方面に才能を発揮した。著書に『人情観的日本史』『人情観的明治史』『忍術極意秘伝書』『日本民族史』『日本警察史』『海国日本』「伊藤博文公」「日本海賊史」「裏面観的異説日本史」「闇黒日本史」など多数。
社会正義の視点から社会や政治にたいして批判的な評論、歴史観を展開した。
「人情観的明治史」は新聞記者として明治時代を同時体験した伊藤の社会観察の鋭い目で、独特の文体でつづった歴史ドキュメント。
明治史研究家からもあまり紹介されていない古書なので紹介する。
この中で日清戦争、日露戦争の背景となった日本、朝鮮、清国、ロシアの対立、紛争、戦争をジャーナリストの目で生々しくとらえており、最近の研究本よりも、当時の社会的な雰囲気を知る上ではよほど参考になる。
http://book.maesaka-toshiyuki.com/book/detail?book_id=122
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