前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

<公開読書>2千年前から日本人はどう旅行したか<その答えを一挙公開>『日本旅行史ー古代、中世、近代、明治まで』

   

<公開読書>2千年前から日本人はどう旅行したか

 
 
<吉田十一著日本交通学会発行年月:1927(昭和2)年11月刊>

 
同書は日本の古代から中近世、徳川時代から明治までの交通の発展と都市の形成、商業の発展、旅行、観光、遊郭、売春制度、ホテル、飲食店、水商売などの商売の歴史の変遷を概括している。古代からの旅行の歴史を書いたものは数少ない。『旅行の日本史』の決定版である。
 
前坂俊之(ジャーナリスト)
 
 
日本旅行史 目次
 
 
第一章 建国以前………
 
 建国以前の住民-コロポック、ウンクル説とアイヌ論-弥生生式土器民族「日本民族あって日本人種なしー石器時代に於ける二つの民族系統―海部或は安曇部と遠洋航海―

伝説にあらわれる交通の説話―海神宮往来-山の幸、海の幸の争いー龍宮とは何かー藍土翁―汐干珠と汐満珠-常世国―田道間守の逆旅―韓土との交通-

根の国と黄泉津平坂-越の国と出雲との交通―出雲と信州地方との交通―周流削卒平-日向から大和へ-軍旗旅の道(註】、道祖紳)-船の伝説、浮寶と速鳥-

無間勝間-天龍船-船の起源-独木舟―事代神社の独木舟-葦舟一皮舟-諸手船-古代の馬

 
 

第二章 上古から中古へ

 
 
 海路より陸路へー海賊の出没と海路停止―七道の路線-街道はまず官道として開けたー天浮橋-神武尊都と大和筑紫の交渉―東海西海の両道開かる-四道将軍の派遣―武内宿禰の東北巡視-日本武尊の大遠征―

伊豆の国大舶を献じ盛んに舟師起こす―造船勧奨の大詔-藍乗彦緯土派遣-神功皇后三韓遠征―大舶枯野の建造―猪名部の工匠-大化の改新と路駅の制―早馬使―駅の意義-陸駅―駅馬と伝馬―伝戸と駅戸―水駅―駅田と駅起稲-駅鈴伝符-郵便駅―飛脚の起源―駅使と飛駅-駅泊の制―道中の苦難―旅行の調度食料を携帯するー

炊事の難-道中同胞の屍体を棄て去る―貨幣用なしー道中に餓死するもの相次ぐー官の保護策-布施屋と悲田所-済苦院と救急院―救急稲(註二、貨幣の歴史―和向開診―稲1斗銀餞1文―鋳銭司の権与―畜銭叙位の令-貯銭不用の罰ー道中盗多く武装して旅行すー道中の日数―旅籠馬―旅籠―旅籠所―旅籠屋―旅籠舞と旅籠振るまい-延喜式にあらわれた駅伝の制-駅の数―駅馬伝馬の数と価―駅家-駅伝馬の使用-駅制すたる

 
 
 
第三章 中古から近世へ
 
 鎌倉開府と交通の二大中心-鎌倉街道の派設-幕府駅法を定むー京鎌倉の飛脚行程-宿次過書奉行と夜行番衆―早馬―脚力ー軍事勿忙幾くもなく駅法頽廃すー商業の勃興と宿の出現―駅の長者と遊君の長者-

宿場女の出現―クグヅメー流れの君と白拍手-船饅頭と朝妻舟-うかれめ-わが国の売女の由来-さぶるこー当代遵遊君全盛の原因-女衒(ぜげん)人買-鎌倉の花柳界-遊女別当-湯女とさるー傾城局-遊廓の起源-宿場女郎―飯盛女―橋姫と辻君。夜鷹、ひっぱり、手先たたき・ビンシヨ、雁の字-金猫・・・・

 
・・以下続く
 
 
●『ウイキペディア『旅行』
 
 
 

 - IT・マスコミ論 , , , , , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
世界リーダーパワー史(939)― 安倍首相が三選―歴代首相でトップの最長政権(2021年9月までの通算10年間弱)を達成するか』★『安倍首相の解決スピード不足と出口戦略がないために、現実の「人類史上初の超高齢化・少子化・人口減少、消滅自治体、国家財政のパンク、迫りくる巨大災害」にキャッチアップできていない。』

世界リーダーパワー史(939) 安倍首相が三選―歴代首相でトップの在任期間(21 …

no image
★『地球の未来/明日の世界はどうなる』< 東アジア・メルトダウン(1080)>『トランプ対金正恩の「悪口雑言」で米朝開戦 となるのか?』★『ロケットマン×過去最大級の水素爆弾の実験と応酬』●『「第3次大戦の危機もたらす」有力議員がトランプ氏批判 』

  トランプ対金正恩の「悪口雑言」で米朝開戦 となるのか? 「『HUF …

no image
『 京都古寺巡礼のぶらり旅!』『秀吉ゆかりの「京都醍醐寺」全動画案内30分(9/3)』―わが 『古寺巡礼』で深く感動した古刹、庭園③』1150年前に建てられた5重塔(国宝)の燦然と輝く、建築美の極致

    2016/09/30 &nbsp …

no image
池田龍夫のマスコミ時評(117)「危うい日本」への貴重な講演録<オリバー・ストーンが語る日米史>(9/17)

  池田龍夫のマスコミ時評(117)      「 …

日本の最先端技術『見える化動画』チャンネルー『CEATEC JAPAN 2016』(10/4-7)-オムロンの「人工知能AI」搭載のレベルに応じ 打ち返す卓球ロボット』●『オムロン“卓球ロボット”3代目はAI搭載 初心者には優しく、上級者には厳しく返球』●『オムロン卓球ロボ、ギネス認定 AIで相手のレベルに合わせラリー』●『オムロンの進化版卓球ロボットとラリーして、成長を感じて「しゃーっ」』

日本の最先端技術『見える化』チャンネル  私は『CEATEC JAPAN 201 …

no image
近現代史の重要復習問題/記事再録/日本リーダーパワー史(293)ー『凶刃に倒れた日本最強の宰相・原敬の清貧の生活、非業の死、遺書、日記』★『原敬暗殺の真相はー「お前は「腹を切れ」といわれたのを、「原を切れ」と勘違いした凶行だった」』

        2012/08/12 /日本リーダーパワー史 …

no image
日本メルトダウン(953)★『政官財の不正腐敗天国・庶民地獄の日本』を『何も追及しない検察・警察、マスコミのお粗末』4重苦、こうして日本はつぶれていく。●『二重国籍問題の蓮舫氏』★『三菱自動車排ガス不正事件』★『東京都庁、東京都議会の不正腐敗天国』●『「独身の交際相手なし」過去最高、男性7割 女性も6割』

   日本メルトダウン(953)   『政官財の不正腐敗天国 …

『リーダーシップの日本近現代史』(163)記事再録/『明治国家の影の大参謀・杉山茂丸は近世最大の怪物、怪人だよ!』☆『 茂丸の長男・夢野久作(作家)は『近代快人伝』の中で「茂丸はいつも右のポケットには二、三人の百万長者をしのばせ、左のポケットには伊藤、山県、児玉、後藤ら政界の大立者四、五人をしのばせて『政治は道楽だ』といいながら、自在自在にあやつった」』

 2009/09/27  日本リーダーパワー史 ⑲ …

no image
情報家電のOSで、トロン陣営とマイクロソフトが連合へ

1 情報家電のOSで、トロン陣営とマイクロソフトが連合へ  (03年9月) <ネ …

『世界史を変えるウクライナ・ゼレンスキー大統領の平和スピーチ』★『日本を救った金子堅太郎のルーズベルト米大統領、米国民への説得スピーチ」★『『日本最強の外交官・金子堅太郎のインテジェンス⑧』★『ル大統領、講和に乗りだすーサハリン(樺太)を取れ』●『外交の極致―ル大統領の私邸に招かれ、親友づきあい ーオイスターベイの私邸は草ぼうぼうの山』 ★『大統領にトイレを案内してもらった初の日本人!』

     2017/06/28日本リーダーパワー史 …