速報(441)『日本のメルトダウン』『ネット時代の大型書店の現状と未来』◎『工藤恭孝氏(丸善・ジュンク堂社長)× 加藤嘉則氏の対談
●『ネット時代を迎えて出版界、大型書店の現状と未来を考える』
◎『工藤恭孝氏(丸善・ジュンク堂社長)× 加藤嘉則氏
(2Dfacto社長)×のトークショー・
『ハイブリッドで、「読みたい!をデザイン』
前坂 俊之(ジャーナリスト)
第20回東京国際ブックフェア(6/3-6/6)で4日、ハイブリッド型総合書店「honto」を運営する2Dfactoの加藤社長と、丸善書店・ジュンク堂書店の工藤社長に、『ハイブリッドで、「読みたい!をデザイン』をテーマに対談した。
第20回東京国際ブックフェア(6/3-6/6)での「DNPのハイブリット書店hontoのプレゼンテーション」の後である。
ネット時代を迎えて「アマゾン」が大躍進する中で、生き残りをかけて印刷、出版、書店が組んでリアルと電子書店が一体となったハイブリッド型総合書店「honto(ホント)」を、DNPグループの丸善書店、ジュンク堂書店、文教堂書店が連携したハイブリッドサービスを開始したのが1年前からである。
販売チャンネル+メディア流通(日本最大の流通プラットホーム)+出版ソリューション+一般向けの出版ソリューションを統合した》ネットとリアルを融合するハイブリッド型出版モデルである。
日本最大の印刷、書店会社が相互に持つ顧客チャネルの資産、販売、製造、コンテンツ、 利便性、購買データ、販売チャネル(リアル書店での販売から、公共・学校図書館、二次流通な)、本に関する情報の共有化、価値ある組み合わせを実現して、競争力を高めていくというもの。
2012年6月から各書店の店頭で配布を開始した「hontoポイントカード」は、ネットとリアルをつなぐキーアイテムで、この顧客データや購入履歴を生かしていく。
21世紀におけるあらゆる産業構造の転換はIT化、100%ネット化(リアルを越えていく)へのスピード変化(ドッグイヤー)であり、これはムーアの法則によってこれからも減速しない。
自動車業界も生き残りをかけて電気自動車の開発と、ハイブリット型自動車、従来のガソリン車の競争が激化している。この自動車の進化もハイブリット化その先は電気自動車である流れは不変であろう。
出版業界での電子出版についての論議で、欠落しているのはソフトクリエーター、作家の創造性を一番発揮できるペイの支払い、情報媒体の開発と編集機能の高度化と読者の利便性とメリットの視点と思う。いわば消費者目線、クリエーター目線であり、消費者サービースを最大限化する視点である。
インターネットのボーダレス、フラット、フェアー、シェアーの原則から言ってメーカー側の視点のみでは生き残れない。
関連記事
-
-
日本メルトダウン脱出法(886)『世界中の中央銀行は「巨大」になりすぎている 、独善的になって暴走すると金融危機の再来も』●『国民への「バラマキ」をフェアかつ有効に行う方法はあるか?』●『「日本流おもてなし」は外国人観光客に本当に好評か』●『中国バブル崩壊は「必ず起こる」中国の著名大学教授が主張』●『企業経営:「弱小レスター」優勝の教訓 (英エコノミスト誌)』
日本メルトダウン脱出法(887) 世界中の中央銀行は「巨大」になりすぎている …
-
-
『大谷のドジャーズ移籍を祝い、デビユーした2018年4月4日の大谷フィーバーの記事を紹介する」★『Shohei Ohtani fever is really heating up in Angel Stadium』★『大谷が自己の可能性を信じて、高卒 即メジャーへの大望を表明し、今それを結果で即、示したことは日本の青年の活躍の舞台は日本の外、世界にこそあることを示唆した歴史的な事件である、、
2018/04/04 記事再録 『F国際ビ …
-
-
『オンライン講座/百歳学入門』★『日本一の大百科事典を創るため土地、家屋、全財産をはたいて破産した明治の大学者(東大教授)物集高見(82歳) と長男・物集高量(元朝日記者、106歳)は生活保護の極貧暮らしで106歳まで長生きした長寿逆転人生とは①』★高見は「学者貧乏、子孫に学者は出さぬ」と遺言し、高量はハチャメチャ流転物語」
物集高見が出版した大百科事典『群書索引』『広文庫』 前坂俊之(ジャーナリスト) …
-
-
『純愛の日本史』<結婚とは死にまでいたる恋愛の完成である>女性学を切り開いた稀有の高群逸枝夫妻の純愛物語』★『強固な男尊女卑社会の封建国・日本』
2009/04/09   …
-
-
『 地球の未来/世界の明日はどうなるー『2018年、米朝戦争はあるのか』③『歴代米大統領がこれまで米朝戦争に手を出さなかった理由』★『「選択肢は予防戦争しかない」―米外交誌「ナショナル・インタレスト」の衝撃レポート』★『ジョセフ・ナイ教授は「キンドルバーガーの罠」について警告』
『2018年、米朝戦争はあるのか』③ 『アメリカ国内の米朝戦争への危機感は日本よ …
-
-
<クイズ>-世界で最ももてたイケメンの日本人は誰でしょうか?-ファースト・サムライの立石斧次郎
<クイズ>-世界で最ももてたイケメンの日本人はだれでしょうか① 全 …
-
-
近現代史の重要復習問題/記事再録/2011/04/06 日本リーダーパワー史(137)-『関東大震災での山本権兵衛首相、渋沢栄一の決断と行動力に学ぶ』★『関東大震災直撃の日本には「総理大臣はいなかった」』★『平成の大失敗/3・11で全く無能を証明した日本のリーダーたち』』
日本リーダーパワー史(137) 関東大震災での山本権兵衛首相、渋沢栄一の決断と行 …
-
-
池田龍夫のマスコミ時評(110)『解釈改憲を目論む安倍政権の危うさー地方自治体の「憲法集会」にも圧力5/7)』
池田龍夫のマスコミ時評(110) 解釈改憲 …
-
-
「電子書籍に関する統一中間フォーマットの検討」―政府での議論は再びガラパゴス化しないのかー
「電子書籍に関する統一中間フォーマットの検討」―政府での議論は再びガラパゴス化し …