前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

日本リーダーパワー史(923)<世界サッカー戦国史(11)> -『W杯はフランスが優勝,日本大健闘!、新監督に森保氏…五輪代表監督と兼任』★『グローバルジャパン、「グローバルジャパニーズ」に脱皮できなければ、日本の強い、明るい未来はない』

      2018/07/24

日本リーダーパワー史(923)

<世界サッカー戦国史(11)

監督に森保一氏就任へ 26日決定
https://mainichi.jp/articles/20180721/k00/00m/050/110000c

 

サッカー代表監督に森保氏…五輪代表監督と兼任
https://worldcup2018.yomiuri.co.jp/news/4252/

 

7月中のニュースと言えば、世界中ではW杯サッカーロシア大会の熱狂であり、日本では西日本大災害のニュース。そして、26日には日本代表監督に森保一氏に決定すると報じられている。

7月15日のW杯決勝戦ではフランスがクロアチアを4-2でやぶり20年ぶりに優勝した。

3度にわたる延長戦を不屈の精神力で突破してきたクロアチアは初の準優勝で、3位ベルギー、4位イギリスの順。FIFA(国際サッカー連盟)は「史上最高の大会でクオリティーの高い試合が続いた」と評した。

これまで4位以上を独占していた南米勢の姿を消した初めての大会ともなった。

大会最優秀選手(MVP)にはクロアチア代表MFのモドリッチ、

モドリッチ、泣き顔でのW杯MVP。
誰よりもタフな天才に世界が虜にhttp://number.bunshun.jp/articles/-/831362

また、最優秀若手選手にはフランス代表FW19歳のムバッペが選出された。ムバッペは圧倒的なスピートを見せつけ、今大会は4ゴールを記録した。W杯決勝での10代のゴールは、元ブラジル代表FWのペレ氏に続き、史上2人目の偉業となった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%A0%E3%83%90%E3%83%9A

 

米スポーツサイトの『Bleacher Report』初出場32か国の“最終格付け”を発表、日本代表のランキングは15位。

「日本は世界中のファンにとって“2番目に贔屓”のチームとなった。監督交代など大会前はくもり切っていたムードを払拭し、サムライブルーは衝撃的な快進撃を見せた」と激賞した。

http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=44026

 

ベスト4カ国の強さの秘密は

➀いずれもアフリカ系移民出身の選手の多い多民族多文化チーム

②世代交代が進んだ若いチーム③いずれも個人技、フィジカル,メンタリティとも強靭

④多くがプレミヤリーグの選手たちで、試合経験豊富―

など日本代表とは大いに異なる。

日本は『一国平和主義』と揶揄されることが多いが、これまでの日本のサッカーは「一国サッカー主義」ともいえる。

今後どこまで躍進できるかのバロメーターは、強豪国の「多様性」(ダイバシティー)、グローバリズムによる個人力、突破力、決定力をどこまで培養できるか。

「ガラパゴスジャパン」から「グローバルジャパン」「グローバルジャパニーズ」に脱皮できなければ、21世紀の日本の強い、明るい未来はない。

 

杉山氏が森保ジャパンに異議。
日本サッカーのガラパゴス化が進む
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2018/07/25/post_53/

 

日本サッカーの未来は明るくない。
悪しき「8年サイクル」から脱出へ
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2018/07/20/post_52/

 - 人物研究, 健康長寿, 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『Z世代のための安保防衛(戦争)論の歴史研究講座』★『世界・日本リーダーパワー史(537)三宅雪嶺(第一回文化勲章受章)の「日英の英雄比較論」―「東郷平八郎とネルソンと山本五十六」

 2015/01/15日本リーダーパワー史(537)記事再録 三宅雪嶺 …

★『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(219』ー『ハンガリー/ブタペスト点描』★『世界遺産としてのブタペストの街はリスボン、パリ、プラハ、ワルシャワの美質を集約した深い憂愁さが漂う』

★『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(210)』   ハ …

no image
福沢諭吉の「韓国独立支援」はなぜ逆恨みされたのかー<井上角五郎は韓国王から信頼され外衛門 (外務省)顧問に任命された>④

   「日本開国の父」『アジア開国の父』の福沢諭吉 の義侠心 …

『Youtube鎌倉絶景チャンネル・10周年記念トップ30位まで①』>『鎌倉・奇跡の森『獅子舞』『紅葉谷』の紅葉のすべてー(2012年12月8日→)』

    2012/12/09 鎌倉の紅葉の黄金のス …

no image
百歳学入門(78)「鎌倉アホ仙人の「生き急ぎ、死に急げ!日記」◎「鎌倉古寺―<金剛力士像>をぶらぶら散歩もおもしろい、

 百歳学入門(78) 「鎌倉アホ仙人の「生き急ぎ、死に急げ!日記」 ▼ …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(111)/記事再録☆日本リーダーパワー史(868)『明治150年記念ー伊藤博文の思い出話(下)ーロンドンに密航して、ロンドン大学教授の家に下宿した。その教授から英国が長州を攻撃する新聞ニュースを教えられ『日本が亡びる』と急きょ、帰国して止めに入った決断と勇気が明治維新を起こした』★『ア―ネスト・サトウと共に奔走する』

    2018/01/01 &nbsp …

no image
速報(475)「3本の矢と5つの輪:インフレ目指す安倍首相の冒険」●「政府、韓国の水産物輸入禁止でWTO提訴を検討」

 速報(475)『日本のメルトダウン』    ●【 …

no image
『オンライン/新型コロナパンデミックの研究』ー「2020年4月,米欧から遅れること1ヵ月.日本は「平時から非常時へ」,「知られざる敵との第3次世界大戦に参戦した。第2次世界大戦(太平洋戦争)の愚かな戦争ではなく、「ITデジタルスマート戦争」にする必要がある』

 コロナパニックと緊急事態法発令へ          前坂俊之(ジャー …

『 オンライン講座/ス-ローライフの研究』★『元祖ス-ローライフの達人・仙人画家の熊谷守一(97歳)のゆっくり、ゆっくり、ゆっくり』★『小学校の時、先生はいつも「偉くなれ、偉くなれ」というので、「みんなが、偉くなったら、偉い人ばかりで困るのではないか」と内心思った』

  2019/06/12 /知的巨人たちの百歳学(116) …

no image
 日本リーダーパワー史(168)名将・川上操六(26)ー『ドイツ・ビスマルクのスパイ長官』・シュティーベルから学んだのか。

 日本リーダーパワー史(168)   空前絶後の名将・川上操六(26) …