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長寿学入門(217)-『三浦雄一郎氏(85)のエベレスト登頂法②』★『老人への固定観念を自ら打ち破る』★『両足に10キロの重りを付け、これに25キロのリュックを常に背負うトレーニング開始』★『「可能性の遺伝子」のスイッチを決して切らない』●『運動をはじめるのに「遅すぎる年齢」はない』

   

長寿学入門(217)

 

老人への固定観念を自ら打ち破れ

➀ 60歳を過ぎたら「定年」「引退する歳」「老人ホームの心配をするような歳」という固定観念に縛られて、自分の年齢を考えて、消極的になってはいけない。

②70歳でエベレスト登頂に成功することができたのは、こうした老人のイメージ・固定観念を打ちやぶる精神的なスイッチをオンにして、肉体的なアクション、トレーニングに取り組んだのです。

③65歳で5年後の70歳でエベレスト登頂を果たすという目標を立て、外出時には常に両足に重りを付け足5キロ、両方10キロ、これに25キロ20 kg近いリュックを常に背負うというトレーニングを再開しました。

④このチャレンジのスイッチをいれたのは父親と息子です。父・敬三は、77歳の喜寿でキリマンジャロ登頂を成し遂げ、88歳の米寿でヨーロッパ屈指のオートルート・全長120キロ)完全踏破に成功し、〝スーパーおじいちゃんとして有名でした。

⑤三浦さんが65歳になった1998年には、5年後の白寿(99歳)での目標をモンブラン山系最長のバレーブランシュ氷河(全長24キロ)のスキー滑降の挑戦を目標に、日々トレーニングにはげんでいたのです。このオヤジの頑張りを見て、私の心にスイッチが入りました。

⑥ また、次男の豪太はそのころ、日本モーグル界のパイオニアとしてワールドカップを転戦。日本代表として94年にはリレハンメル・オリンピックに、98年には長野オリンピックにも出場して、トップスキーヤーとして世界を飛び回っていました。身近な人を格好の〝ライバル″にして、頑張ったのです。

2003年5月世界最高峰のエベレストに世界最高齢(ギネスブックに掲載)となる70歳7か月での登頂を果たすことができ、同時に二男・豪太との日本人初の親子同時登頂も達成したのです。

⑦「可能性の遺伝子」のスイッチを決して切らない

父の敬三は100歳を過ぎても、年間120日以上もスキーを滑っていた。

「101歳という年齢の三浦敬三」が生きているのではなく、「三浦敬三という男がたまたま101歳になっただけだ」と考えているからです。

⑧「60歳が引退する年だなんて、人生を勝手に決めつけるんじゃない」と私は決意し、自分の「可能性の遺伝子」のスイッチを1つずっ入れたのです。

➈運動をはじめるのに「遅すぎる年齢」はない。

スポーツ医学の研究結果によると、人は1日寝たきりでいると筋力が3パーセント低下し、1か月何もしないと30パーセントもの筋肉が落ちてしまうそうです。逆に効果的な運動を半年続けると、5歳若返るといわれています。

 - 人物研究, 健康長寿, 現代史研究

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