日本リーダーパワー必読史(742)『歴史復習応用編』ー近代日本興亡史は『外交連続失敗の歴史』でもある。明治維新の国難で幕府側の外務大臣(実質首相兼任)役の勝海舟の外交突破力こそ見習え➊『各国の貧富強弱により判断せず、公平無私の眼でみよ』●『三国干渉くらい朝飯前だよ』』●『政治には学問や知識は二の次、八方美人主義はだめだよ』●『国難突破力NO1―勝海舟(75)の健康・長寿・ 修行・鍛錬10ヵ条」』
2019/06/22
2016年10月28日/ 日本リーダーパワー必読史(742)
明治維新150年(2018年)記念 『歴史復習応用問題』
(記事再録)日本リーダーパワー史(499)
今年(2014)「は第一次世界大戦(1914年)から100年目。来年は大東亜戦争
全面敗北(1945)から70年、あと4年後2018年は明治維新から150年、
2020年は東京オリンピック開催と―歴史的記念年が目白押しである。
150年の近代日本興亡史は『外交連続失敗の歴史』でもある。
いま米国の一国支配構造は崩れ、中国の躍進で国際秩序は大きく変化
している。そんな中で、憲法改正、集団的自衛権の論議、TPP加入問題、
尖閣問題などによる日中韓との対立の長期化懸念―など外交的懸案
が山積しているが、<外交力のある政治家>がいないのである。
明治維新の国難で幕府側の外務大臣(実質首相兼任)役の勝海舟の外交突破力こそ見習え➊
http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/962.html
日本リーダーパワー史(500)近代日本興亡史は『外交連続失敗の歴史』–今こそ、
勝海舟の外交突破力に学ぶ②
http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/961.html
日本リーダーパワー史(501)勝海舟の外交突破力を見習え③
各国の貧富強弱により判断せず、公平無私の眼でみよ③
「海舟先生氷川清話」(吉本襄 撰著 大文館書店 1933)にみる勝海舟「外交談」
http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/959.html
日本リーダーパワー史(502) 勝海舟の外交突破力④
< 三国干渉くらい朝飯前だよ。幕府がオランダから購入した軍艦
「開陽丸」のお雇い海軍士官をめぐるオランダ、イギリスとの紛争を
アッっという間に解決したタフネゴシエータぶり>
http://www.maesaka-toshiyuki.com/history/956.html
日本リーダーパワー史(503)勝海舟の外交突破力を見習え⑤『三国干渉』くらい朝飯前だよ』②
http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/470.html
日本リーダーパワー史(504)勝海舟の外交突破力を見習え。⑥
<ロシアが無法にも対馬を占拠した際、勝はイギリス
に頼み込んで、談判してもらい、退去させた。 彼をもって彼を制す>
http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/468.html
日本リーダーパワー史(505)「勝海舟の政治外交力を見習え。⑦
★『政治には学問や知識は二の次』『八方美人主義はだめだよ』
http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/466.html
百歳学入門(92)「国難突破力NO1―勝海舟(75)の健康・長寿・
修行・鍛錬10ヵ条」
http://www.maesaka-toshiyuki.com/longlife/417.html
①人間、長寿の法などというものはない。
②余裕、綽綽(しゃくしゃく)として、物事に執着せず、拘泥せず、円転・豁達(かったつ)の妙境
に入りさえすれば、運動も食物もあったものではないのさ。
③人間は、身体が壮健でなくてはいけない。
④精神の勇ましさ、根気の強さは、天下の仕事をする上になくてはならないものだ。
⑤身体が弱ければ、この精神と根気とを有することが出来ない。
⑥五十になると、もうじきに隠居だ何だとか言って、世の中を逃げる考へなど起すな。
⑦島国の日本人は、その日暮らしで、五年、十年の先きはまるで考えていない。
⑧昔の武士は、弓馬槍剣などの武芸を修業して鍛えたので、年は取っても身体が衰へず、精神も根気も盛んだった。
⑨昔の武士は、身体を鍛えたが学問はその割にはしなかった。今の人のように、小理屈(こりくつ)
を言うものは居なかった。一旦、国家に緩急の場合は決然と行動した。
⑩学問に凝り固まっている今の人は、声ばかりは無暗に大きくて、胆玉(きもったま)の小さい。
まさかの場合に役に立つものは殆んど稀だ。
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