高杉晋吾レポート⑩『滔滔たる利根川を高水数字と難解語が流る、?!八ッ場ダム珍百景「高水論争」』
八ッ場ダム珍百景「高水論争」』
この正体暴露こそ明らかに
日ごろのご活躍に敬意を払います。この記事で批判されている関良基です。集会の趣旨をご理解していただけなくて残念でした。「エリートの自己身分保障語」。このような事は断じて思っておりません。
難解用語は、国交省が住民・市民をケムに巻くため、まさに「高い視点から見下ろすように、常態的に使っているものです。市民には理解できない言葉と計算で彼らはダムを正当化します。しかし、その難解用語と計算も一皮むけばウソだらけの詐欺でした。彼らの犯罪を立証するには、こちらも仕方なく彼らの土俵に立って彼らの用語を用い、その虚構を暴くという手順が必要になります。消し去るために、暫定的に相手の土俵に立たざるを得ません。
国は現行の河川法に基づいて貯留関数法と基本高水を駆使してダムを造り続けようとします。それを拒否し、河川法を改正し、貯留関数法と基本高水のない治水を目指すためには、その虚構を暴き、誰もが「ああ、こんなインチキやって、河川の憲法なんて言って押しつけていたんだ。こんなインチキな数値に縛られる必要はないんだ」というコンセンサスを社会的なものにせねばなりません。
私も、「基本高水」のない治水、「貯留関数法」によるゴマカシのない治水を目指しています。虚構の数値を満たすために延々とダムを造りつづけるという現行の「定量治水」ではなく、どのような洪水が来ても被害を最小化する減災の哲学に基づく治水を目指すべきだと思います。そうした点で、高杉さんと立場を同じくすると思います。
このようなことを書かれて、大変に残念に思います。
コンクリート防災の限界に関しては、私も自分のブログでたびたび書いてきました。たとえば以下の記事をご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/1796558429bf4a45b9df5cc88a99d7c9
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