前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ⑪』●【オピニオン】安倍元首相に日本の再生は無理』<ウォール・ストリート・ジャーナル>

   

『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ⑪』
 
<総選挙投票(16日)1週間前の日本政治―新聞、テレビ世論調査では自民党の圧勝、民主党の惨敗を伝えているが、果たしていかに?>

●【オピニオン】安倍元首相に日本の再生は無理
<ウォール・ストリート・ジャーナル日本版2012年 12月 4日  17:38 JST
●『現役・勘三郎の死去は大企業の社長や元総理の死去より遥かに重大』
 
F氏のコメント)
 
●【オピニオン】安倍元首相に日本の再生は無理
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版2012 12 4  17:38 JST
 http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_558374 

F国際ビジネスマンのコメント
『日本の復活には経済活動における
「アニマルスピリッツ」の復活で、
成長と税収の拡大を図り、一方で政府債務
の削減と格差解消の為に全ての既得権の是非に
切り込む改革が必要と指摘。
しかし、安倍にはこれは出来ないといっている。
今は大混乱の最中。日本の民主政治の正常化には
一世代を必要と。小生の実感と同様です 。
 蛇足ですが、税収を殖やす、つまり企業が売り
上げを増やし、利益を増やすことにもっと全力を
傾注すべき。税収が減ることが、政治的摩擦の主因です』

<ウォール・ストリート・ジャーナルの指摘>
 
① 安倍氏は円高の歯止めに低金利政策を実施したり
、1990年代半ばに試したような大型公共事業を
 推進する可能性が高い。1990年代に自民党が実施
したが成長をもらすことはなかったケインズ主義
の実験の繰り返しである。
 ② 安倍氏の2期目に期待するのは難しい。
改革を受け入れ、日本のアニマルスピリッツ
(経済活動における「血気」=ケインズの言葉)を復活させるしかない。


●『Kanzaburo Nakamura, Stalwart of Kabuki, Dies at 57

 
 
<F氏のコメント>

「勘三郎」の発表報道です。過去のトピックを繋いだ

 
ありきたりの記事です。
文化面ではこれが精一杯だと思われます。団十郎、
菊五郎、幸四郎などの
他の歌舞伎スターとの比較の中で、
勘三郎を喪失した意味を検討すると、説得力と深みの
ある調査記事になるのですが。
現役勘三郎の死去は日大企業の社長や元総理の死去より
遥かに重大と勝手に私見をしています。最近富みに、政治、社会
の泡沫現象は一切無視して、芸術文化に固執する事が遥かに
重要と気が付き始めております。


勘三郎は団十郎、菊五郎、幸四郎、猿之助と並び、
日本歌舞伎を支えて来た一人です。

2004、2007年にはNYC公演を成功
させており、歌舞伎の国際化に献身した一人
です。

歌舞伎と海外演劇との垣根を取り払う活動、
歌舞伎と他の現代劇との融合を図る試み、
歌舞伎の一般大衆への広く深い浸透の努力、
地域の歌舞伎小屋の維持強化への梃入れ(
鹿児島、四国、平成中村座など)、などなど
現在に至るまでの勘三郎個人の実験的な試
みは他を圧倒しております。

日本の各界との交際の広さも桁違いで、その
意味でも歌舞伎の大衆化に最も貢献して来た
一人です。57才は余りにも惜しいと思いま
す。

●『大阪市バス職員の給与20%削減 市提案、組合は反発  』

 

 
橋下は着々とやっています。民間との格差を全国横断的に

チェックする組織を作るべきです。中小自治体でメタボリック
給与体系を放置している所はまだ一杯ある筈です。 

http://www.nikkei.com/article/DGXNASHC04027_U2A201C1AC8000/


日本の運命を決める総選挙(4)安倍氏に諌言ー近衛文磨の二の舞になるな


 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
●『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ⑩』
アラブの生活に身を投じたアメリカ合衆国大使(A U.S. Envoy Who Plunged Into Arab Life)』
(ニューヨーク・タイムズ9/15)
NYT by STEVEN ERLANGER

 - 現代史研究 , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
日本リーダーパワー史(602)『安倍・歴史外交への教訓(8)「世界史の中での日韓関係のパーセプションギャップ③」―秀吉以降の平和外交の朝鮮通信使を最も歓迎したのは長州藩、長州と韓国の深い関係⓶

  日本リーダーパワー史(602) 『安倍・歴史外交への教訓(8) 「世界史の中 …

no image
3・11東北関東大震災・福島原発事故ー『日本のメルトダウン』ーを食い止められるか①

『日本のメルトダウン』ーを食い止められるか①                   …

『オンライン講座・日本はなぜ敗れたか、ベンチャーがなぜでないのかの研究』★『 日本の統一教育(文部省)の欠陥、「個性無視、型にはまった人間を粗製乱造した画一的な教育制度が日本を滅ぼした」★『いまも政府、文部省の中央直轄のダイバーシティー(多様性)無視の失敗教育を繰り返し、2度目の日本沈没寸前!』

   2015/04/26/終戦70年・日本敗戦史(67) …

『Z世代のための最強の日本リーダーシップ研究講座㉚」★『明治開国以来、わずか40年で日清、日露戦争で勝利したのは西郷従道の抜擢した山本権兵衛だった②』★『日清戦争前は世界の海軍力ランキング12位だった日本海軍は、勝利後は第4位に躍進した』

   日本海軍の最強コンビー西郷従道大臣、山本権兵衛軍務局長 西郷が再 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(104)/★『記事再録/<まとめ>日本最強の外交官・金子堅太郎ーハーバード大同窓生ルーズベルト米大統領を説得して、 いかに日露戦争を有利に進めたか、その驚異のディベート・テクニック』★『『ルーズベルト大統領は「旅順陥落」に大喜びー黙っていると”Silence is Consent”。 どしどし反論せよ』⑤』

     2015/01/22の連載記事 …

no image
★10・世界一人気の世界文化遺産『マチュピチュ』旅行記(2015 /10/10-18>「インカ帝国神秘の魔宮『マチュピチュ』の全記録、一挙公開!」水野国男(カメラマン)⑤

    2015/11/02 &nbsp …

『日本リーダーパワー史』(1234)ー『2023年―戦後安保の歴史的な転換点』★『昭和戦後一貫して否定してきた敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有、防衛関連予算を2027年度に国内総生産(GDP)比2%へ倍増も明記』

2023年―戦後安保の歴史的な転換点 政府は2022年12月16日、外交・防衛政 …

『オンライン講座/議会政治の父・尾崎行雄の語る明治、大正、昭和史・政治講義』★『日本はなぜ敗れたかー① 政治の貧困、立憲政治の運用失敗 ② 日清・日露戦争に勝って、急に世界の1等国の仲間入り果たしたとおごり昂った。 ③ 日本人の心の底にある封建思想と奴隷根性」

  2010/08/06  日本リーダー …

「トランプ関税と戦う方法論⑯」★『ウィッテは逐一情報をリーク、米メディア操作を行った』★『ウィッテのトリックにひっかかった小村全権の失敗』★『最後まで日本のために奔走したルーズベルト大統領も「日本が樺太の北半分を還付したのは、捨てずに済むものをわざわざ棄てたもの』

  会議はほぼ一カ月にわたって非公式もふくめて十六回開かれた。 &nb …

日本リーダーパワー史(846)★記事再録『原敬の「観光立国論』-『観光政策の根本的誤解/『観光』の意味とは・『皇太子(昭和天皇)を欧州観光に旅立たせた原敬の見識と決断力』★『日本帝王学の要諦は ①可愛い子には旅をさせよ ②獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす ③昔の武士の子は元服(14、15歳)で武者修行に出した』

   2011/12/09 日本リーダーパワー史(221)       <大宰相 …