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『鎌倉釣りバカ・カヤック日記』ー『カツオ、サバ,アジのビッグ・フイッシュ、開高健釣聖に捧げますよ!

   

 
9/24鎌倉釣りバカ・カヤック日記
 
カツオ、サバ,アジのビッグ・フイッシュ、開高健に捧ぐ!
最後は、<ニャン!><ニャン?>とネコが海上
でお見送りだよ、ホント!
 

前坂 俊之(ジャーナリスト)
 
NHKBSプレニアム22、23日『釣って生きて食べたー開高健の世界①②』は感動したな。オレの青春時代に熱読した1人は開高さんやね。あの饒舌さと国際的な行動力、釣­りマニア、冒険野郎、食道楽の関西漫才ジヨークはすべて気にいった、全くたまらんね。スゴイよ!

 

彼の本は全部、初版を買い集めたで。「プレイボーイ」連載の「オーパ」などはタカラモノ­のように包装紙にきれいに包んで、神棚にかざったものよ。カナダのキャンべルリバーにまでキングサーモン釣りに回も出かけたよ。やっと、1匹だけ7キロほどの小物を釣ったけどね。

いま、ワシも開高釣聖より10歳以上もジジーになって生き恥をさらしとるが、彼と同じ時期に現れた戦後の思想家、文学者でワシの好きだった小田まこと、大江健三郎、石原慎太郎、吉本隆­明らも、死んだり、年とって、もうろくしてまいよったが、開高がこの中では群をぬいとるな。時代とともに彼は輝いてくるね。半世紀前を疾走していたのだ。


ヘミングウエーより、開高さんの方がすべての点で上とおもうよ。この話だたら、何ぼでもするで。
また脱線してもうた。本日も午前6時から鎌倉材木座海岸から、釣りバカカヤックー30年コンビの川越ちゃんと2週間ぶりにでました。

開高さんの釣りをみてると、ワシらのこ­んな恥ずかしい、低レベルのギャング釣りは見せられんね。勘弁しえや。ワシらのはフィッシングでなくて、魚食民族の漁、海彦の釣った魚は自然の恵みとして骨まで丸かじり、­海への感謝祭ですねんよ。

てなわけで、開高魚聖を拝みながら、逗子マリーナ沖でいつものように、サバ、ソーダカツオ、イナダ、カワハギを狙ったのよ。第一投から入れ食い。


 

海は豊饒だね。サバ、ソー­ダカッオの結構、デカイのが、楽しませてくれました。最後はウミネコの大合唱というフィナーレ。開高さんの追悼釣り会ともなりましたね。今度は茅ケ崎の記念館にお参りに出­かけますよ。

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