前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

ヨーロッパ・パリ美術館ぶらり散歩』★『ピカソ美術館編➅」ピカソが愛した女たちー《ドラ・マール》の傑作2点の明暗

   

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(117)』

   再録

 F 氏のコメント」

ピカソの巨大で怒涛の如きその創作意欲は、彼の女性遍歴(公表されているだけでも5名)と密接不可分の関係にある。ここで紹介する画材としての女性も、その肉体と精神を知り尽くした上で、画家の五感を総動員して「美と悦楽」を紡ぎ出している。
パブロ・ピカソ  (1881〜1973)
3)ドラ・マール   (1907~1997)
・1936/1、パリのカフェ、ドゥ・マゴで対面。ピカソ55 才、ドラ28 才。静かで厳かな美しさ、黒髪と濃い色の大きな瞳、近寄り難い雰囲気。本名はドラ・マルコビッチ、父はクロアチア出身の建築家、母はトゥレーヌ地方出身のフランス人。
・ドラは画家、写真家でスペイン語を話す。高慢で謎めいた姿態、成熟した逞しい身体、笑みを浮かべない聖母像の様な顔、計算された高貴なゆったりとした動作。オルガやテレーズの様なおぼこ娘ではない、画家が何を求めているか十分に承知の上で、強引に言い寄る男を迎え入れた。美貌と知性を兼ね備えていた。
・衝動的な性格、突然怒り出し、向こう見ずな激しい行動、画家に楯突き怯むことなく睨み返す。
・画家は、ドラに自分のアトリエを明け渡して消えたが、ドラは追うこともなく、テレーズの様な不安定な関係を続けることもなく、愛した画家の多くの作品に囲まれて、貧困のうちに生涯を終えた。
http://vmugiv.exblog.jp/20257327

888888888888888888

222222

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ルーブル隣接のCafe Marlyの写真

この建築は、カフェに流用したものと思われますが、ベルサイユの一隅でお茶を頂く様な、実に贅沢な趣向です。 ご参考まで

給仕の主任格の人から、俺は日本の将軍が好きなんだ、漢字ではどう書くのか?と迫られました。正眼の構えを真似ていました
IMG_4328

IMG_5350

 – 人物研究

 

 - 人物研究, 現代史研究, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など 外国紙は「日韓併合への道』をどう報道したか⑫『いとしく,やさしい朝鮮』(「仏ル・タン」)

「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など 外国紙は「日韓併合への道』をどう報 …

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(152)』『イスラエルに魅せられて再訪(2016/1)」(2)『聖ペテロ教会 とケドゥミーム広場』(ヤッフォ・テルアビブ地区)

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(152)』  『イスラエルに魅 …

★『時代を超えたスーパー・ジャパニーズ』◎『192,30年代に『花のパリ』でラブロマンス/芸術/パトロンの賛沢三昧に遊楽して約600億円を使い果たした空前絶後のコスモポリタン「バロン・サツマ」(薩摩治郎八)の華麗な生涯』★『1905年、日露戦争の完全勝利に驚嘆したフラン人は、日本人を見るとキス攻めにしたほどの日本ブームが起きた』

コスモポリタン「バロン・サツマ」(薩摩治郎八)の花の生涯(上) http://w

『Z世代への昭和史・国難突破力講座①』★『アジア・太平洋戦争で全面敗北した軍国日本(1945年)は、戦後一転し「平和経済国家」を目指し、奇跡の高度成長を遂げ米国に次ぐ経済大国にのし上がった』★『鈴木貫太郎、吉田茂、田中角栄、松永安左衛門、田中角栄、松下幸之助らの国難突破バトンリレーが成功した』★鈴木は『負けっぶりをよくやってもらいたい」と吉田に注文をつけた。』

  1945年(昭和20)8月14日、昭和天皇の聖断によってポツダム宣 …

「Z世代のためのウクライナ戦争講座」★「ウクライナ戦争は120年前の日露戦争と全く同じというニュース➂」『開戦2週間前の『ノース・チャイナ・ヘラルド』(1904年1月8日付) 』★『ロシアは極東全体の侵略を狙っており、日本はロシアの熊をアムール川の向こうの自分のすみかに送り返して,極東の平和と安全を,中国人、朝鮮人,日本人のために望んでいるだけだ』

 2019/11/22  『日本戦争外交史の研究』 …

no image
知的巨人の百歳学(152)記事再録/日本リーダーパワー史(266)-『松下幸之助(94歳)★『人を育て、人を生かすー病弱だったことが成功の最大の要因』

  2012/05/29 /日本リーダーパワー史(266) …

no image
 日本メルトダウン( 977)『トランプショックの行方は!?』●「アジア最大の負け組日本」「第2のBrexit」トランプ大統領の誕生に英国は?『アジア最大の負け組日本」「第2のBrexit」トランプ大統領の誕生に英国は?』●『トランプ氏勝利「オーストラリアにとって最悪」「世界に危険をもたらす」豪州メディア』●『米大統領選、中国の反応「トランプくみしやすし」』●『トランプ人気は「憤怒の政治」 世界のトレンドは脱グローバル化』●『トランプ氏勝利に「投資家」が学ぶべき4つのこと』

   日本メルトダウン( 977) —トランプショックの行方!? 「 …

no image
日本リーダーパワー史(818)『明治裏面史』 ★ 『「日清、日露戦争に勝利」した明治人のリーダーパワー、 リスク管理 、インテリジェンス㉝『日本史決定的瞬間の児玉源太郎の決断力⑤』★『児玉は日露外交交渉は不成立の見通しを誤る』★『ロシア外交の常套手段である恫喝、武力行使と同時に、プロパガンダ、メディアコントロールの2枚舌外交に、みごとにだまされた』

 日本リーダーパワー史(818)『明治裏面史』 ★ 『「日清、日露戦争に勝利」し …

no image
熊本地震を考える①『被災動画』と政府、気象庁、御用学者の『地震予知連絡会』の無能を追及する」★『東大のロバート・ゲラー教授は「日本政府は、欠陥手法を用いた確率論的地震動予測も、仮想にすぎない短期的地震予知も即刻やめるべきだ」と主張

  熊本地震を考える① 『被災動画』と政府、気象庁、御用学者の『地震予 …

no image
速報(53)『日本のメルトダウン』ー「キッシンジャー元国務長官が中国について語ることの難しさ」

速報(53)『日本のメルトダウン』 ●「キッシンジャー元国務長官が中国について語 …