前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『日本最強の宮本武蔵の<見える化>チャンネル』★「宮本武蔵が『五輪の書』を書いた熊本の霊厳洞を訪ねる」★『霊厳洞は五百羅漢が立ち並び迫力満点の超パワースポット』★『勝海舟の宮本武蔵評』

   

★『日本史最強の人物の現場を訪ねる動画チャンネル』

   

 <剣聖>宮本武蔵終焉の地・「五輪の書」を書いた熊本の<霊厳洞>を訪ねる(2014/05/08)

 霊巌洞(れいがんどう)は、熊本県熊本市西区松尾町の雲巌禅寺の裏山にある洞窟。 宮本武蔵がこの洞窟に籠もって「五輪書」を書いたことで有名。洞窟内には岩戸観音の名で知られる観音像がある。

勝海舟の「氷川清話」よる「宮本武蔵について」の談話、

宮本武蔵はたいそうな人物であったらしい。剣法に熟達しておったことは、もちろんの話だが、それのみならず、書画にも堪能であったと見えて、書いたものの中に神品ともいうべきものがたくさんある。

この人は、仇があったので、初めは決して膝から両刀を離さなかったが、いったん豁然(かつぜん)として大悟するところがあって、人間は、決して他人に殺されるものでない、という信念ができ、それからというものは、まるでこれまでの警戒を解いて、いつも丸腰でいたそうだ。

ところが、あるとき、武蔵が例の通り無腰で、庭前の涼台に腰をかけて、うちわであおぎながら、余念もなく夏の夜の景色に見とれていたのを、一人の弟子が、先生を試そうと思って、いきなり短刀を抜いて涼台の上へ飛び上がった。武蔵はアッといって、たちまち飛び退くと同時に、涼台に敷いてあったむしろの端をつかまえて引っ張った。すると、そのはずみに、弟子は涼台から真逆さまに倒れ落ちたのを、見向きもせずに平然として、「なにをするか!」と一言いったばかりであったそうだ。

人間もこの極意に達したら、どんな場合に出会っても大丈夫なものさ。

★10『剣聖・宮本武蔵』終焉の地・「五輪の書」を書いた熊本の霊厳洞にお参りする、

 





 - 人物研究, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
 日本リーダーパワー史(786)「国難日本史の復習問題」 「日清、日露戦争に勝利」した明治人のリーダーパワー、リスク管理 、インテリジェンス③』★『日本史の決定的瞬間』★『京都「無隣庵」での伊藤、山県、桂、小村の4巨頭に児玉、杉山の6者秘密会談で『日露戦争も辞せず』と決定した』●『小村外相のロシアの巨熊を生け捕る方法とは・・』

 日本リーダーパワー史(786) 「国難日本史の復習問題」 「日清、日露戦争に勝 …

no image
『リーダーシップの日本近現代興亡史』(219)/「2019年の世界と日本と地球はどうなった」(上)「米中貿易関税協議は一部で妥協したものの、米大統領選まで対立は続く」★『「香港選挙の勝利を確信していた習近平主席は大ショックを受け,誤判断した中国指導部も今後どう対応すればよいか混乱状態に陥っている」(香港大紀元』

2019年の世界と日本と地球①                          …

『オンライン講座/歴代”宰相の器”とな何か!』★『日本政治リーダーシップの研究』★『日本の近代化の基礎は誰が作ったのか』★『西郷隆盛でも大久保利通でも伊藤博文でもない』★『わしは総理の器ではないとナンバー2に徹した西郷従道』

  日本リーダーパワー史(317)再録  「明治維新は西郷隆 …

no image
日本経営巨人伝⑮永野重雄ー夜逃げし、倒産会社を再建して「財界天皇」に上りつめた不屈の経営理念

  日本経営巨人伝⑮永野重雄     「世界一国論 …

『巣ごもり観光動画/日本の代表的古寺百選』ー『京都・東寺の『金堂」(国宝)、講堂(重文)「五重の塔」を拝みに行く

    日本の代表的古寺百選(12/28)ー京都・東寺の『金 …

no image
『世界サッカー戦国史』➈『ガラパゴス/ジャパン/サッカーの未来を開く』★『日本人監督にして科学的トレーニングを強化する』

『世界サッカー戦国史』➈ 日本サッカーの強化法―科学的トレーニングの必要性 前坂 …

no image
知的巨人の百歳学(129)ー大宰相・吉田茂(89歳)の政治健康法②「こんな面白くない<商売>をしていて、酒やタバコをとめられるか」

記事再録2013/11/05 /百歳学入門(84) 大宰相・吉田茂(89歳)の晩 …

no image
 日本リーダーパワー史(767)『金正男暗殺事件にみる北朝鮮暗殺/粛清史のルーツ』福沢諭吉の『朝鮮独立党の処刑』(『時事新報』明治18年2月23/26日掲載)を読む➀『婦人女子、老翁、老婆、分別もない小児の首に、縄を掛けてこれを絞め殺すとは果していかなる国か。』『この社説が『脱亜論」のきっかけになり、日清戦争の原因ともなった』

   日本リーダーパワー史(767)   『朝鮮独立党の処刑』『時事新 …

no image
=日本の新聞ジャーナリズムの発展=

1 静岡県立大学国際関係学部教授 前坂 俊之 1 新聞の始まり 新聞の始まりは紀 …

no image
日本メルトダウン脱出法(783) 「 衆参同日選は来年7月10日か 1月4日国会召集で一気に真実味」●「ドナルド・トランプ大統領が誕生したら何が起きるか」●「女に殺される金正恩、北朝鮮崩壊は時間の問題に」

 日本メルトダウン脱出法(783) 衆参同日選は来年7月10日か 1月4日国会召 …