前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(197)『直近のNYTは大隅教授のノーベル賞受賞を多角的に報道(Yoshinori Ohsumi of Japan Wins Nobel Prize for Study of ‘Self-Eating’ Cells )日本の科学ジャーナリズムの貧困とは大違い』●『「社会がゆとりを持って基礎科学を見守って」大隅さんは会見で繰り返し訴えた』

   

 『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(197)★

Yoshinori Ohsumi of Japan Wins Nobel Prize for Study of ‘Self-Eating’ Cells – NYTimes.com

<F国際ビジネスマンのコメント>

直近のNYT、大隅教授の受賞を報道しています。

シカゴ大を始め全米のオートファジー関係の学者からの評価、コメントを聴取していますが、生理学、医学関係者7~8人に当たっています。

情報ソースの明確化、多元化と処理スピードの速さは相変わらずで、研究成果のこれからの起爆力の大きさを予感させます。

米欧におけるオートファジーへの関心の高さと学者の多さを考えると、日本のジャーナリズムも米欧の学者へのストレートな接触をもっと優先出来ないものか?と実に不思議です。

国内担当記者には英会話力不要とすれば、これは命取りです。日本人のコメントしか無いのは噴飯ものです。

米欧からの評価も非常に高い事が分かります。ガンからパーキンソン病までの根本医療の突破口になる発見であると。

http://mobile.nytimes.com/2016/10/04/science/yoshinori-ohsumi-nobel-prize-medicine.html

 

「社会がゆとりを持って基礎科学を見守って」ノーベル賞の大隅良典さんは受賞会見で繰り返し訴えた

http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/03/osumi-press-conference_n_12309182.html

ノーベル賞受賞者が科研費について述べること

http://blogos.com/article/192691/

ザッカーバーグ夫妻、医療研究に3000億円投資

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN23H1K_T20C16A9000000/

傑出した人物を作るのに東大、京大は無用

職人の丁稚奉公から叩き上げたデービーやファラデー

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47842

自分の子供の創造性を殺す親たち、教師たち

世界に通用する本物の人材を育てる教育とは何か

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47863

大学病院の事故と不正が減らないのはなぜか

医療ミスでも責任を問われない教授陣、病根は教授選考にあり

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47509

 - 人物研究, 現代史研究, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
速報(193)『日本のメルトダウン』『独国債下落―ユーロ存続はメルケルの決断に』『日本「グローバル人材」育成戦略をどう見るか』

速報(193)『日本のメルトダウン』   ●『独国債下落―ユーロ存続は …

no image
日本メルトダウン脱出法(856)「トランプ圧勝は確実、しかし本選はヒラリーの理由党内の結束力に大きな差、経済の安定も強い追い風に』●『中国の「欺瞞」外交にオバマもいよいよ我慢の限界ー口では協調を求め、裏では米国に大胆に挑戦(古森義久)』●『人工知能が囲碁トップ棋士に勝つ時代に考える「知的職業」の未来』

日本メルトダウン脱出法(856) トランプ圧勝は確実、しかし本選はヒラリーの理由 …

『新型コロナウイルスのパンデミックの影響で2020年慶応大学入学式(当初は4月1日,3日に予定)は9月入学式(学部・大学院)に、4月入学者も参加する形で開催することを検討している』★『2017年度慶應大入学式ー清家篤塾長の式辞(動画)』★『2019年度慶応大入学式-長谷山彰塾長の式辞(動画)』★『福沢諭吉先生』の旧居、福沢記念館(大分県中津市留守居町)(動画)』★『日本近代化の父・福沢諭吉に関する論考、雑文一覧 』

 前坂俊之(ジャーナリスト) 新型コロナウイルスのパンデミックの影響で2020年 …

no image
日本リーダーパワー史(728)ー1945(昭和20)年8月『終戦』での最も感動的なスピーチー『出光佐三の『玉音を拝して』(8/17)『順境にいて悲観し、逆境にいて楽観せよ』●『活眼を開いてしばらく眠っていよ』

日本リーダーパワー史(728) 記事再録ー日本リーダーパワー史(179) 『国難 …

no image
日本リーダーパワー史(620) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』 ⑭『福島安正のインテリジェンス『日本は清国と共に手を取り合ってやって行ける国ではない』

 日本リーダーパワー史(620)  日本国難史にみる『戦略思考の欠落』 ⑭ 『福 …

『日本の運命を分けた<三国干渉>にどう対応したか、戦略的外交の研究講座⑨』★『ロシアの恫喝(どうかつ)外交に陸奥外相は<清国相手の外交は、底のない桶で水を汲むようなもの、清国の撤兵は信用できぬ>と拒否』★『陸軍参謀本部幕僚たちも震え上がったが川上次長が<断固やるのだ>と一喝!』

逗子なぎさ橋珈琲テラス通信(2025/11/11am700)   ロシ …

no image
F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(239)ー『カショギ事件の真相はトルコ政府はこの殺人事件をリアルタイムで監視し、千載一遇のチャンスと捕え,国際世論を味方につけてムハンマド皇太子を失脚させ,スンニ派盟主としてトルコの立場を強化しようと計画したもの」<エルサレムポスト紙(JPOST)11/20>

  Shedding light on the Saudi-Turke …

no image
日本メルトダウン脱出法(764)『日本独立の選択ー在日米軍基地・施設は日本全国131ヵ所。東京ドームで2万個分」「焦点:南シナ海で高まる中国のプレゼンス、米軍を「量」で凌駕」

  日本メルトダウン脱出法(764) 日本独立の選択 http://www.j1

『オンライン講座・日本政治はなぜダメなのか、真の民主主義国家になれないのかの研究』★『議会政治の父・尾崎行雄が語る明治、大正、昭和史での敗戦の理由』★『① 政治の貧困、立憲政治の運用失敗 ② 日清・日露戦争に勝って、急に世界の1等国の仲間入り果たしたとおごり昂った。 ③ 日本人の心の底にある封建思想と奴隷根性」

       2010/08/ …

no image
終戦70年・日本敗戦史(80)戦後70年―決して忘れてはならないマッカーサー、蒋介石の寛大な処置③

  終戦70年・日本敗戦史(80) 戦後70年―決して忘れてはならない敵国の寛大 …