前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(418)『長期沈滞からテイクオフしかけたばかりの<アベノミクス>は外交オウンゴールで失速してはならない!」

   

 速報(418)『日本のメルトダウン』


●『対外的には未来志向・戦略的互恵関係を絶えず口にしな
がら、国内的には保守的な歴史回帰に後退する一方の安倍
自民党外交に未来はあるのか。

長期沈滞からせっかくテイクオフしたばかりの<アベノミク
ス>はこの外交オウンゴールで再び失速するリスクが
高まっている』

         前坂俊之(ジャーナリスト)

 

◎『Shinzo Abe must resist dangerous distractions – FT.com


http://www.ft.com/intl/cms/s/0/cc6d09a4-ae76-11e2-bdfd-00144feabdc0.html#axzz2RoNocorh


F国際ビジネスマンのコメント>


 FTの直近の社説で,最近の安倍総理の極右的な言動を憂慮し、最大級の警鐘を鳴らしています。殿, ご乱心召されたか?と言わんばかりです。相変わらず一国を相手に、FTの舌鋒は実に鋭い。

超長期のデフレ脱却のため、日銀の人事と、過去と決別して世界を驚愕させるインフレ政策を発動し,経済大国日本の再生の為に, 三ツ矢作戦を始めたばかりです。世界経済の拡大のためにも日本の復活は望ましいと、総じて好感を持って迎えられている矢先である。

金融政策, 財政投融資政策、民間消費と投資喚起、次世代産業育成政策、など軌道に乗せるには数年を要する難題ばかりである。いずれも日本の外交と国際協力の健全な安定、持続的な信頼を勝ち得なければ成功は覚束ない課題である。

靖国問題に関する中韓を極度に刺激する言動、村山談話や河野談話を反故にせんばかりの配慮を欠いた発言、迷彩服を纏って戦車に乗り、金正恩と間違えられそうな無思慮、主権回復の日の強引な挙行、憲法改正の参院選挙の争点化など、協力を更に必要とする米欧のひんしゅくをものともせずこれを無視している。

安倍総理に内在する強固なナショナリズム、過去の歴史評価の急進的な修正主義が、支持率70%以上をバックに、ここに来て極度に露出しているのは狂気の沙汰としか思えないと言っている。

安倍総理は "危険な錯乱を直ちに止め、当初からの日本経済の再生に集中すべきである" 、さもなければ二兎を追うものは一兎をも得ずということになる、と。

 

 

速報(417)●『安倍外交は粘り腰が必要なところで、オウンゴール。
靖国で中韓と紛争を続けるのは愚の骨頂』

http://maesaka-toshiyuki.com/top/detail/1934

 

◎「毎日社説:主権回復式典 祝う日より考える日に」

http://mainichi.jp/opinion/news/20130331k0000m070066000c.html

 

 

【日本経済新聞/社説】「主権回復の日」に日本の戦争責任を考えるべき、歴史認識を見直せば中韓との関係改善も見えてくる[04/28]

http://twoch-news.doorblog.jp/archives/26230281.html

 

 

◎『(社説)主権回復の日 過ちを総括してこそ』
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201304280362.html

 

◎『安倍首相の主権回復、経済にマイナスの影響も』

http://news.livedoor.com/article/detail/7632221/

 - 現代史研究 , , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『Z世代への昭和史・国難突破力講座㉓』★『日本一の戦略的経営者・出光佐三(95歳)の独創力・ケンカ力③』満鉄・陸軍に対しても不合理な要求には断固戦い、ケンカも辞さない土性骨があった

2021/12/27『オンライン/ベンチャービジネス講座』記事再録、再編集 前坂 …

no image
日本リーダーパワー史(33)『日本とインドの架け橋』―大アジア主義者・頭山満とインド人革命家・ボース

『日本とインドの架け橋』―大アジア主義者・頭山満とインド人革命家・ボース 前坂  …

no image
★➉外国人観光客へのおすすめベスト第1位ー「世界文化遺産.醍醐寺」のすべて―『 慶長3(1598)年の春、豊臣秀吉が開いた「醍醐の花見」を契機に 秀吉と秀頼によって金堂や三宝院、山上では開山堂や如意輪堂などが再建された。』●『三宝院の秀吉が設計した庭園。天下の名石『藤戸石』がある。』

★➉外国人観光客へのおすすめベスト第1位ー「世界文化遺産.醍醐寺」のすべて➀   …

no image
日本リーダーパワー史(444)「国際ジャーナリスト・前田康博氏の「習近平・李克強体制誕生10ヵ月の中国深層動向」を聞く(動画50分)

 日本リーダーパワー史(444)   ◎「国際ジャーナリスト …

『オンライン/藤田嗣治講座』★『1920年代、エコール・ド・パリを代表する画家として、パリ画壇の寵児となった藤田は帰国し、第二次世界大戦中には数多くの戦争画を描いたが、戦後、これが戦争協力として批判されたため日本を去り、フランスに帰化、レオナール・フジタとして死んだ』

ホーム >  人物研究 > &nbsp …

『Z世代のための講座・日本リーダーパワー史(385)』★『国家参謀・児玉源太郎伝(7)★「インテリジェンスから見た日露戦争ー膨張・南進・侵略国家ロシアに対して必勝の戦略を組んだ陸軍参謀総長』

  2013/05/30  日本リーダーパワー史( …

no image
日中北朝鮮150年戦争史(32)★現代史復習、記事再録『袁世凱の政治軍事顧問の坂西利八郎(在中国25年)が 「日中親善・衝突・戦争の歴史変転への原因」を語る10回連載』●『万事おおようで、おおざっぱな中国、ロシア人に対して、 日本人は重箱の隅を小さいようじでほじくるような 細かい国民性が嫌われて、対立が戦争に発展したのだ> 現在の日本企業が海外進出する場合の大教訓、警鐘である。

 日中北朝鮮150年戦争史(32)★現代史復習、記事再録再録  ――袁世凱の政治 …

『日米戦争に反対した』反戦の海軍大佐・水野広徳の取材ノート/遺品の数々」★『水野広徳年譜●『国大といえども戦いを好む時は必ず滅び、天下安しといえども戦を忘るる時は必ず危うし』』

米戦争に反対した』反戦の海軍大佐・水野広徳の取材ノート/遺品の数々 前坂 俊之( …

no image
日本興亡学入門⑨ 『ガラパゴスジャパンをぶち壊せ』ー世界の非常識「永田町ガラパゴス」「霞が関ガラパゴス」

  日本興亡学入門 ⑨                              …

no image
速報(14)『日本のメルトダウン』を食い止める!福島原発1-4号機の廃炉を決断、収束は長期化2,30年かかる

速報(14)『日本のメルトダウン』を食い止める! 福島原発やっと1-4号機の廃炉 …