前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『F国際ビジネスマンのワールド・ ニュース・ウオッチ(188)』●「とんがったことを」富士フイルム、76歳の変革者 富士フイルムHD会長兼CEO古森重隆氏に聞く』●『ソフトバンクが英ARM買収、過去最大規模3.3兆円IoT強化へ』●『「ポケモンGO」大ヒットに見る、ソニーが敵わない任天堂の強み』●『LINE上場で“1兆円企業”入りも課題は深刻な人材不足』

      2016/07/19

 

『F国際ビジネスマンのワールド・ ニュース・ウオッチ(188)』

 「とんがったことを」富士フイルム、76歳の変革者

富士フイルムHD会長兼CEO 古森重隆氏に聞く

 

<F国際ビジネスマンのコメント>

この古森氏の手腕はもっと世上に喧伝されるべきと考えます。

このヒヤリングは大変参考になります。

写真フィルム事業という主力事業がカメラのデジタル

化で「本業消失」という最悪の事態になったが、ヘルスケア、

高機能材料、印刷、医薬 品、医療機械など、

苦境を乗り越えて、多彩な事業展開に成功し、過去最高益を

出せるところまで会社を再建している。

富士フィルムという会社は、小生の経験では、老舗には

珍しく荒々しい侍気質を社風としており、攻撃的で進取の

気性に富んだ社員が多いという印象である。

創業以来のこの大変な難局は、古森氏の様な強烈な

個性とリーダーシップ が無ければ、超克できなかったと思われる。

多忙の中、2007年〜2008年には請われて、

NHK経営委員長にも就 任している。

2008年には、エボラ出血熱の特効薬など、先端医薬品開発

で著名な富山化学を買収して世間を驚かせている。

古森氏は大手老舗企業が本業を毀損した場合、会社再建の手本と

なる様 な大きな足跡を残されており、その経営手腕は特筆に価する。

http://style.nikkei.com/article/DGXMZO04537390W6A700C1000000?channel=DF180320167066 http://style.nikkei.com/article/DGXMZO04537400W6A700C1000000?channel=DF180320167066&style=1

一問一答 ソフトバンク・孫社長「人生で最もエキサイティング」

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ18H4B_Y6A710C1000000/

ソフトバンクが英ARM買収、過去最大規模3.3兆円 IoT強化へ

http://diamond.jp/articles/-/95975

至宝アームが陥落!イギリス国民の複雑胸中

数少ない世界的テック企業だったのに・・・

http://toyokeizai.net/articles/-/127953

柳井正と孫正義に共通する「原体験」と「失敗力」

http://modify.forbesjapan.com/articles/detail/12847

「ポケモンGO」大ヒットに見る、ソニーが敵わない任天堂の強み

http://diamond.jp/articles/-/95341?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor

LINE上場で“1兆円企業”入りも課題は深刻な人材不足

http://diamond.jp/articles/-/95906

 - 人物研究, 現代史研究, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
2005年、ユビキタスビジネスが生む58兆円の巨大市場

1 2005年、ユビキタスビジネスが生む58兆円の巨大市場 静岡県立大学国際関係 …

no image
日本リーダーパワー史(739)『大丈夫か安倍ロシア外交の行方は!?』(歴史失敗の復習問題)『プーチン大統領と12/15に首脳会談開催。★『「ロシャに対しては、日本式な同情、理解で 仕事をしたら完全に失敗する。 ロシャは一を得て二を望み、二を得て三を望む国であり、 その飽くところを知らず、このようなものに実力を示さずして 協調することは彼らの思うままにやれと彼らの侵略に 同意するのと同じことだ」 (ロシア駐在日本公使・西徳二郎)』

 日本リーダーパワー史(739) 『大丈夫か安倍ロシア外交の行方は!?』 (歴史 …

『Z世代のための<ガラパゴス日本病>の研究講座①』★『150年経っても変わらない、かえられない日本の政治、教育、思想の根本的欠陥をズバリと指摘したフランスの新聞』

    2011/12/25 &nbsp …

片野勧の衝撃レポート(71)★『原発と国家』―封印された核の真実⑧(1960-1969) アカシアの雨がやむとき(下)

片野勧の衝撃レポート(71) ★『原発と国家』―封印された核の真実⑨(1960~ …

no image
<近藤 健の米国深層レポート②>●『アメリカは金権政治plutocracyかー米国の選挙は“50億ドルビジネス”』―

<近藤 健の米国深層レポート②>   ●『アメリカは金権政治pl …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ⑲』「IIJ社長に勝・前財務次官 消費増税で手腕 」◎「知らない無人機攻撃の怖さ」

 『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ⑲』   ◎「II …

戦後80年・現在の自民党の生みの親・政界の最長老ともいうべき古島一雄の敗戦の弁を聞く』★『大東亜戦争敗戦の原因である軍閥・官僚統制国家を改革できなかった政治の責任を反省する』(昭和20年10月8日の手紙)

  2011/07/23  日本リーダーパワー史( …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(83)記事再録/ ★『ブレブレ」『右往左往』「他力本願」の日本の無能なリーダーが日本沈没を 加速させているー 日本の決定的瞬間『西南戦争』で見せた大久保利通内務卿(実質、首相) の『不言実行力』「不動心」を学ぶ③

2016/11/02/日本リーダーパワー史(694)再録 『ブレブレ」『右往左往 …

no image
日本リーダーパワー史(610)日本国難史にみる『戦略思考の欠落』⑤『1888年(明治21)、優勝劣敗の世界に立って、日本は独立を 遂げることが出来るか」末広鉄腸の『インテリジェンス』①

日本リーダーパワー史(610) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』⑤ 『1888 …

no image
日本リーダーパワー史(270)歴代宰相で最も人気のある初代総理大臣・伊藤博文の人間性とエピソードについて

  日本リーダーパワー史(270)     歴代宰 …