百歳終末学入門(175)『2025年問題とは団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、人類史上初の『超・超高齢社会』、つまり2025年は日本終末物語<日本の死>は8年後に迫っている。それなのに『この恐ろしい現実』を 見て見ぬふりの先延ばし』
2017年7月27日の厚労省の発表では二〇一六年の日本人の平均寿命は女性が八七・一四歳、男性が八〇・九八歳となり、いずれも過去最高を更新したことがわかった。男性が世界四位から順位を上げ、女性とともに香港に次ぐ二位となった。
日本女性、まさかの首位転落 平均寿命で香港に抜かれる 男性も3位から4位に順位下がる
一五年と比べると、女性は〇・一五歳、男性は〇・二三歳のプラスとなり、五年連続の伸びとなった。
主な国・地域の平均寿命によると、女性は一位が香港(八七・三四歳)、三位以下はスペイン(八五・四二歳)、フランス(八五・四歳)。男性も一位が香港(八一・三二歳)で、三位以下はキプロス(八〇・九歳)、ともに八〇・七歳のアイスランドとスイスが続いた。
2016年9月13日の厚生労働省の発表では13日、全国の100歳以上の高齢者は過去最多の6万5692人になったと発表した。女性が87.6%(5万7525人)を占めた。
実に女性の場 合、2人に1人が90歳まで長生きして、16人に1人は100歳まで長生きする時代なのです。
平成28年9月15日現在の厚生労働省の推計では、
65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます。)人口は3461万人(平成28年9月15日現在推計) で、総人口に占める割合は27.3%となっています。
人口、割合共に過去最高となりました。
年齢階級別にみると、70歳以上人口は2437万人(総人口の19.2%)で、
75歳以上人口は1697万人(同13.4%)、
80歳以上人口は1045万人(同8.2%)。
高齢者を男女別にみると、男性は1499万人(男性人口の24.3%)、女性は1962万人(女性人口の 30.1%)で、女性が男性より463万人多くなっており、割合では、女性が初めて30%を超えました。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
2025年の日本は、団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、人類が経験したことのない『超・超高齢社会』を迎える。これが『2025年問題』です」
「2025年問題」をご存知ですか? 「人口減少」「プア・ジャパニーズ急増」…
-
人物研究, 健康長寿, 現代史研究