前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

 日本リーダーパワー史(756)ー映画「海賊と呼ばれた男」 のモデル/『国難突破力ナンバーワンの男 <出光佐三の最強のリーダーシップとは> 『人間尊重』★『つとめて困難を歩み、苦労人になれ』 ★★『順境にいて悲観し、逆境にいて楽観せよ』●『『利益優先」の単なる資本家ではなく「論語とソロバン」の公益資本主義を唱えた 渋沢栄一をしのぐ、戦前からの「人間尊重」「定年なし」「出勤簿なし」の出光経営は、 今、テレワークや働き方改革なんて、70年前に実践している』

   

「海賊と呼ばれた男」の公式サイト

http://kaizoku-movie.jp/

 

 日本リーダーパワー史(179

『国難突破力ナンバーワンの男
<出光佐三の最強のリーダーシップ

人間尊重』『つとめて困難を歩み、苦労人になれ』

『順境にいて悲観し、逆境にいて楽観せよ』

出光佐三こそ、私は戦後、最高の経営者の1人。

『利益優先」の単なる資本家ではなく「論語とソロバン」の公益資本主義を唱えた

渋沢栄一をしのぐ、戦前からの「人間尊重」「定年なし」「出勤簿なし」の出光経営では、

今、テレワークや働き方改革なんて、70年前にとっくに実践しているのです。

 

http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/2987.html

私は2011年の311以来「第3の敗戦」となった、とこれまで国難到来をブログのテーマとし何度も書いてきた。

この国難を如何に突破するか、リーダーはいかに行動すべきか、また、国民、市民もいかに対応し、行動すべきかを、過去の国難と対比しながら考えてきた。

その中で、幕末(第1の敗戦)明治維新、関東大震災、太平洋戦争敗戦(第2の敗戦)などでの政治家、経済人、民間人、一般市民の対応ぶりを調べ、そのなかで見事に危機管理して国難を突破した見本となる人物をこの連載で紹介してきた。

http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/2987.html

 

その中で、今回取り上げる『出光佐三』こそ独自の経営哲学、人間観を持ち、太平洋戦争での敗戦(昭和20815日)で示したその勇気と決断と見識と実行力は最も的確で最高のものだったと思う。当時の日本のすべての指導者といってもよいが、大混乱し、混迷状態で意気そそうし、右往左往して、敗戦の責任も取らず、ましてや将来の見通し、方針など全く示せなかった時に、出光ただ1人といってよいが、終戦2日後の817日に次のような訓示を行っている。

この文章は『わが60年間第1巻』(非売品、社内用,昭和56年)に全文掲載されたものだが、これをあらためて読んだ瞬間、その見事な洞察力と満々たる自信、勇気と、決断力に胸打たれてた。

同戦争を体験した多くの日本人、知識人、リーダーが終戦体験の1文をのこしているが、その中でもリーダーはいかに国難に当たっての今後の的確な見通しと、歩むべき方向を指し示すことができたかという点では、数すきない1つであるのでここに紹介する。

http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/2987.html

 

 

日本リーダーパワー史(180 <国難突破力ナンバーワン・出光佐三を見習う

『石油メジャーに逆転勝利した最強のリーダーシップ』

http://www.maesaka-toshiyuki.com/longlife/19379.html

 

日本リーダーパワー史(179)『国難突破力ナンバーワンの男

<出光佐三の昭和208月『終戦』での最も感動的なスピーチー>

『人間尊重』『つとめて困難を歩み、苦労人になれ』『順境にいて悲観し、逆境にいて楽観せよ』『活眼を開いてしばらく眠っていよ』

http://www.maesaka-toshiyuki.com/longlife/19364.html

 

日本リーダーパワー史(727)

クイズ明治維新150年の中で、最も独創的、戦闘的な経営者とは一体誰でしょうか

<答え>『出光佐三』でしょう。の国難突破力、逆境突破力、晩年長寿力に及ぶ大経営者は他には見当たらない。

http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/19344.html

 

  日本リーダーパワー史(419

百田尚樹の「海賊とよばれた男」(100万部突破)の

モデル・出光佐三-石油メジャーと1人で戦った男<歴史読本(20088月号)に掲載>

http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/1395.html

 - 人物研究, 健康長寿, 現代史研究 , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』⑧『英タイムズ』『英ノース・チャイナ・ヘラルド』報道ー『日露開戦7ヵ月前ー満州からの撤退期限を無視、軍事占領、増強を続けるロシア対、我慢の限界に近づく日本』●『ロシアは永住用の兵営や家屋の建設を続ける一方,日露戦争の可能性を笑い飛ばす。』●『日本のいらだちーロシアに対する日本国民の憤怒の情は拡大いる』●『戦争か平和か.今や全くのところロシア次第なのだ。』

 『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』⑧   1903明治36)年 …

『Z世代のための最強の日本リーダーシップ研究講座㉛」★『第ゼロ次世界大戦の日露戦争は世界史を変えた大事件』★『勝利の立役者は山本海軍大臣と児玉源太郎陸軍参謀長、金子堅太郎(元農商務大臣)のインテリジェンスオフィサーです』

  2019/10/19  『リーダーシ …

日本世界史応用問題/日本リーダーパワー史『日米戦争の敗北を予言した反軍大佐/水野広徳の思想的大転換②』-『軍服を脱ぎ捨てて軍事評論家、ジャーナリストに転身、反戦・平和主義者となり軍国主義と闘った』

  2018/08/19    …

no image
『オンライン講座/ロケットの父・糸川英夫の加齢創造学』★『人間の能力は6,70歳がピーク』★『基礎体力と生産効率は関係がない』★『老人を食いものにする老人産業は日本だけ』 ★『若い内から継続的に自己啓発の習慣を身につける』★『若さの秘訣は自分に適当な負荷をかけること』★『人生の針をゼロに戻して、謙虚になること』

    2012/04/11 &nbsp …

『リーダーシップの日本近現代史』(170)記事再録/「プラゴミ問題、死滅する日本周辺海」(プラスチックスープの海化)ー世界のプラゴミ排出の37%は中国、2位のインドネシアなど東南アジア諸国から棄てられた海洋プラゴミは海流によって日本に漂着、日本の周辺海域は「ホットスポット(プラゴミの集積海域=魚の死滅する海)」に、世界平均27倍のマイクロプラスチックが漂っている』

逗子なぎさ橋珈琲テラス通信(2025/11/02am1100)   & …

『インバウンド ジャパン2017』(東京ビッグサイト7/19)ー「観光×インバウンド×Wi-Fi~観光マネジメントを実現しませんか」(NTT西日本)★『訪日外国人の満足度向上にむけた多言語ソリューション』(NTTマーケッティングアクト)

 日本の最先端技術『見える化』チャンネル インバウンド ジャパン2017(7/1 …

『世界史を変えるウクライナ・ゼレンスキー大統領の平和スピーチ』★日本を救った金子堅太郎のルーズベルト米大統領、米国民への説得スピーチ」★

    2017/06/23 &nbsp …

「Z世代のための日本最強リーダーパワーの勝海舟(75)の国難突破力の研究⑥』★『日本人はあまり日清戦争に勝ったなどといばっていると、あとで大変な目にあうよ。剣や鉄砲の戦争には勝っても、経済上の戦争に負けると、国は仕方がなくなるよ。』

2012/11/23  日本リーダーパワー史(347)記事再録 ●『勝 …

no image
日本リーダーパワー史(650) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(43)『三国干渉』に日清戦争の立役者・川上大本営上席参謀はどう対応したか①『余の眼晴(がんせい)が黒いうちは、臥薪嘗胆10年じゃ』と

  日本リーダーパワー史(650) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(43)  …

no image
『「申報」からみた「日中韓150年戦争史」(63)『(日清戦争開戦1ヵ月後)-『日本.まさに滅びんとす』

     『「申報」からみた「日中韓150年戦争史 …