『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(103)』「パリぶらぶら散歩」③―街中を歩くと、 微笑はモナリザだけではないな、と感じました。妙齢のご婦人が微笑で返して来るのです>
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(103)』
「パリぶらぶら散歩(4/30-5/3)③―
<パリは歴史的に、街創りに丹精を込めてきた訳で、生活24時間を如何
に快適に過ごすか、フランス人の知恵が詰まっています。街中を歩くと、
微笑はモナリザだけではないな、と感じました。妙齢のご婦人と目線が
合うと、微笑で返して来るのです>
<F氏のコメント>
写真を整理しながら、現場でどんな事を感じていたのか、思い出しています。
凝縮した旅日記を書く作業で、旅情を復習する想いです。
パリは歴史的に、街創りに丹精を込めてきた訳で、生活24時間を如何に快適かつ充実して過ごすか、フランス人の知恵が一杯詰まっている趣です。
ご承知の様に、過去、日本の文人、画家がいつのまにか住み付いてしまった例は枚挙に暇がない訳で、数日見聞するだけで、金があれば1年ぐらい居ても良いな、と思ってしまいます。
京都、NYC、ローマ、ベネチア等なども一日中歩き回っても見飽きない楽しい所ですが、パリは観光客を誘惑して、住民にしてしまうクラブのママの様な魔力があると感じました。
過去、仕事時代に3、4回来ていますが、ビジネスマンの感性ではパリのアンニュイ、魅力的な倦怠感、ボードレールやマラルメ、ランボーが表現したものは分かりませんね。人生の終楽章、これからがパリの真価が分かる時では?
黒人街、ユダヤ人街の広さにもビックリしました。
日本、日本人を、国際比較の中で冷静客観的に評価する、このためにはくたびれますが、欧米にショッチュウ出かける重要性を改めて痛感しました。現地の市民が幸せな表情をしているか?凝視する事です。
街中を歩いていて、微笑はモナリザだけではないな、と感じました。妙齢のご婦人と目線が合うと、微笑で返して来るのです。
当方ももちろん、会釈して笑顔を返すのですが、東洋人にも「ヨウコソ パリへ」の歓迎です。

プラハのカフェでご一緒した40代の素敵な夫婦もそうでした。プラハ生まれ、生粋のチェコ人でしたが、女性の微笑の美しさは、その街の文化のバロメーターでは無いかと思いました。話題の中で、ロシアの名前を出しましたら、途端に表情が一変し、全てが分かりました。
《前坂からの返信ー多言妄語?》
「Fさんの写真エッセイ同感ですね。女性の美しさ、とくにその笑顔は素敵ですね。微笑みの国・タイから日本にきた女性がかって「顔の悪い日本人」という本を出して話題となったことがあります。彼女の第一印象では「日本人はそっけなく表情、笑顔がない、仏頂面の日本人に驚いて、こんな題をつけたということですね。「和顔愛語」という仏教語があるのに、日本は仏教と同時に儒教の影響が強いのではとも感じます。
それに日本で最近一番、気になるのは男も女も老いも若きもマスクをしている人があまりに多いことです。原発の放射能除けか(それならば白いガーゼのマスクなど全く役に立ちませんし)花粉症予防なのか、かぜを引いているのか、紫外線除けなのか、口臭防止なのか、はたまたいったい何のために・、自信がないのかな、顔を隠すなんて、不思議な日本人をかんじますね。
何より「顔は自分の履歴書です」「顔はアイデンティティーの証明、人間の証明なのに」
-ヨーロッパでマスクとサングラスをして、店に入るとギャングか、強盗と間違えられますよね(笑)、ついとりとめもなく・・、次号の期待大!」

関連記事
-
-
『Z世代のための最強の日本リーダーシップ研究講座(42)』★『金子サムライ外交官は刀を持たず『舌先3寸のスピーチ、リベート決戦」に単身、米国に乗り込んだ』
『金子サムライ外交官は『スピーチ、リベート決戦」に単身、渡米す。 …
-
-
『鎌倉材木座ゴールドサーフィン(12月16日)ー小春日和の黄金の海でのサンセットサーフィンは超美しいよ☆5
『鎌倉サーフィンチャンネル』 ★<寒さを吹き飛ばせ、サーファーズパラダイス鎌倉> …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(144)再録★『日本世界史』-生麦事件、薩英戦争は英国議会でどう論議されたか②ー<英国「タイムズ」の150年前の報道><日本の現代史(明治維新からの明治、大正、昭和、平成150年)は 日本の新聞を読むよりも、外国紙を読む方がよくわかる>
2013/06/23 『日本世 …
-
-
『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』㉕「開戦2ゕ月前の『ロシア紙ノーヴォエ・ヴレーミヤ』の報道』-『満州におけるロシアの権利は征服に基づくものであり、これほど多くの血を流し,金を費やした国で活動していく可能性をロシア人に与えなければならない。』
『日本戦争外交史の研究』/ 『世界史の中の日露戦争』㉕ 『開戦2ゕ月前の19 …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(306)★『国難リテラシーの養い方②『関東大震災復興計画はどうなったのかー <約100年前の仏詩人・クロ―デルや海外の知識人の警告は取り入れられたのか』★『失敗病の日本』
2011/04/11 /日本リーダーパワー …
-
-
世界/日本リーダーパワー史(965)ー2019年は『地政学的不況』の深刻化で「世界的不況」に突入するのか』④『2021年の米大統領選でトランプ再選の目はない。』★『今年は日本は外交決戦の年になる,安倍首相の地球儀外交の真価が問われる。』
2021年の米大統領選でトランプ再選の目はない。 中間選挙の結果、米議会は下院は …
-
-
『池田知隆の原発事故ウオッチ(21)』『最悪のシナリオから考えるー電力改革し,分権化を進めよ』
『池田知隆の原発事故ウオッチ(21)』 『最悪のシナリオから考える …
-
-
『リーダーシップの日本世界近現代史』(297)『歴史は繰り返されるのかー1940年「東京オリンピック」は日中戦争により返上したが、その二の舞になるのか!』★『新型コロナウイルス感染症の「パンデミック化」(世界的大流行)によって、東京オリンピック開催も中止の議論が起こってきた①』★『世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は27日、パンデミックになるつつあることを初めて認めた』
歴史は繰り返されるのかー1940年「東京オリンピック」は日中戦争によ …
-
-
◎『「申報」からみた「日中韓150年戦争史」(77)下関条約1ヵ月前『中国は絶対に倭人の領土割譲要求を許すわけ にはいかないを諭す』
◎『「申報」からみた「日中韓150年戦争史」 日中韓のパーセプションギャップ …
-
-
新刊紹介ー福島の未来に多くの示唆を与える『ふるさとはポイズンの島―ビキニ被曝とロンゲラップの人びと』(旬報社)
新刊紹介 <福島原発事故から2年―福島の未来に多くの示唆を与える> 写真エッセイ …



