前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(141)』『ロシア機墜落ー中東情報は、やはりイギリスが早い。BBCの報道が常に他を圧しています」

      2015/11/07

  • 『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(141)』

  • 『ロシア機墜落ー中東情報は、やはりイギリスが早い。

  • BBCの報道が常に他を圧しています」

  • BBC News: Sinai plane crash: Russia ‘should suspend Egypt flights’

    http://www.bbc.com/news/world-europe-3474321

BBC News: Russian plane crash: Russia suspends Egypt flights‏

http://www.bbc.com/news/world-europe-34743216

<F氏のコメント>

とうとうプーチンも、ロシア機のエジプト行きを中止しました。ロシア セキュリティー トップの進言を受け入れた格好です。

エジプト観光客のトップはロシアからで、30%を占めるそうです。プーチンは最後まで我慢して、サッサと逃げたイギリス他 西欧諸国に比べて、点数を稼いでいます。

エジプトの観光業、そしてエジプト政府への打撃は底無しです。

出発直前に貨物室に爆弾を置いた、という報道に各紙収斂しています。

フライトレコーダー、ボイスレコーダーいずれも、爆発瞬時まで健全に作動していたとも伝えています。

私見ですが、ムスリムのスンニ派が多数を占める中東は、ISのシンパがゴロゴロいる訳ですから、空港の保安検査要員の抱き込み など容易い?事で、これから同種の事件が続発するのではありませんか?

次は、ISへの本格的な爆撃を開始したトルコの民間機がターゲットでは⁇

 

BBC News: Sinai plane crash: Russia ‘should suspend Egypt flights’

http://www.bbc.com/news/world-europe-34743216

  • <F氏のコメント>

    BBCの報道が常に他を圧しています。爆弾が貨物室に置かれていた、と断言しています。

とうとう しびれを切らして、ロシアのセキュリティー部門トップが、最終的に原因が特定されるまで、エジプトへの飛行をやめるべきと言い出しています。 威信を重視するプーチンがどうするか?見ものです。

BBC News: Russian plane crash: Curbs on Sharm el-Sheikh travel widen‏

http://www.bbc.com/news/world-europe-34740887

 

<F氏のコメント>

イギリスがシャルムエルシェイク空港への発着を禁止しましたら、西ヨーロッパ諸国が一斉にこれに追随しています。じゃじゃ漏れのセキュリティーチェックだった様です。杜撰なチェックは中東一だったとか。

唯、被害者ロシアは、事故後もいつも通り飛ばしている様です。面子に賭けてもISには負けないぞ、という事でしょうか? プーチンのこの後の対応が見ものです。乗客の命よりも国家の威信を大事にしています?

現地に滞在する英国人は、手荷物のみ機内持ち込みが許され、貨物は不可の条件でドンドン帰国させている様です。エジプト政府のセキュリティーチェックを全く信頼していません。

ムバラク政権時代のエジプトは、シナイ半島はバス路線でイスラエルと往き来出来ました。今では、シナイ半島はエジプトきっての、反政府勢力の跋扈する危険地帯になっているそうです。

BBC News: Russian plane crash: Curbs on Sharm el-Sheikh travel widen‏

http://www.bbc.com/news/world-europe-34740887

VW、ガソリン車9万8千台も不正…独運輸相 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)‏   http://sp.yomiuri.co.jp/economy/20151105-OYT1T50048.html?from=ytop_main4

<F氏のコメント>

<F氏のコメント>

この記事、いよいよ ガソリン車にも火が点き始めました。車全部にやっているのでは⁇

工業技術の開発に必死に取り組む他メーカーを
横目に、管理ソフトで誤魔化して涼しい顔をしている。いずれバレテ大事になると思わない精神、やはりドイツ人の狂気、地球全体を誤魔化す事の罪の意識が無い。

E・トッドが、ドイツの経営者にもクレイジーが出てくると、言っていますが、その通りになりました。

 

ロシア機墜落で動向が注目される「爆弾のプロ」ーISシンパの世界では「大成果」、模倣する者が続出か

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45193

シナイ半島のロシア機墜落をめぐる各国の思惑とは?

http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/11/post-784.php

エジプト行き全旅客便運航停止、ロシア「保安改善確認まで」

http://jp.reuters.com/article/2015/11/06/russia-egypt-flight-idJPKCN0SV2HU20151106

オバマ、ロシア機墜落は爆弾が原因の「可能性」

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/11/post-4075.php

ロシア機墜落、「イスラム国」が機内に爆弾設置の可能性=関係者

http://jp.reuters.com/article/2015/11/05/egypt-crash-usa-bomb-idJPKCN0ST33220151105

 - 戦争報道, 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『オンライン講座/日本興亡史の研究』★『末広鉄腸の『インテリジェンス①』★『1888年(明治21)、優勝劣敗の世界に立って、日本は独立を 遂げることが出来るか』★『<各国の興亡は第1は金力の競争、第2は兵力の競争、 第3は勉強力の競争、第4は智識(インテリジェンス)の競争であります』

2015/11/23 日本リーダーパワー史(610)記事再録 前坂俊之 …

『Z世代のための日韓国交正常化60年(2025)前史の研究講座①』★『福沢諭吉の義侠心からの「韓国独立支援」はなぜ逆恨みされたか「井上角五郎伝」から読み解く①』

    2014/12/13  &nbs …

no image
日本メルトダウン脱出法(766)「中国バブル崩壊「世界大恐慌」の可能性(大前研一)」●「TPPを取り巻く不穏な政治(浜田宏一)」●「残り任期3年、安倍政権に打つ手なし(大前研一)」

  日本メルトダウン脱出法(766) 東証一部上場へ、郵政3社の未来絵図ー大前研 …

no image
★5日中韓外交の教科書―英国タイムズが報道「日清戦争の真実」➁日本は故意に戦争を選んでいないが,準備は怠らなかった」

     日中韓外交の教科書―英国タイムズが報道の …

no image
世界/日本リーダーパワー史(905)-『朝鮮半島危機より早く中東情勢が緊迫化!』★『トランプ米大統領はイランとの核合意の破棄を8日(日本時間9日)に発表するのか?』★『もし、2015年のイラン核合意が保たれなかった場合には、「戦争の真の危険性が生まれる」とグテーレス国連事務総長は警告する』

世界/日本リーダーパワー史(905) トランプ米大統領は7日、ツイッターへの投稿 …

「オンライン講座・大谷翔平「三刀流(投打走)」のベーブ・ルース挑戦物語⓵』★『大谷の才能を世界に最初に報道したのはニューヨークタイムズ』(2013年7/10)が日ハム・大谷投手 を取り上げて日米野球論を展開」★『NTYは日本のマスメディア、スポーツ紙の低レベルとは段違いのスポーツビジネス、リーダーシップ論、選手論を分析』』

『それから8年後、大谷は31本の本塁打を放ち、MLBのスーパースターを射止めた、 …

no image
明治150年歴史の再検証『世界史を変えた北清事変③』- 『ドイツ、ロシア、フランス、イギリスらの清国侵略に民衆が立ち上がった義和団事件が勃発』★『清国侵略の西欧列強(英国、ドイツ、フランス、ロシアら)の北京公使館は孤立し、敗北の危機に陥り、日本に大部隊の出兵を再三、要請した。日本側は三国干渉の苦い教訓からなかなか出兵に応じず・』

 明治150年歴史の再検証『世界史を変えた北清事変③』- 7月6日、日本政府は「 …

no image
   日本メルトダウン( 970)トランプ次期大統領が決定ー『トランプ氏、クリントン氏に番狂わせの勝利-国民は既成勢力拒否』◎『「TPPは死んだ」 米専門家、トランプ新大統領に懸念』●『  在日米軍の撤退「想定はしておかないと」防衛相経験者』●『クリントン氏の敗因は?、全ての層でオバマ氏得票を下回る』●『中国、実は「トランプ大統領」を歓迎? その理由は・』

                   日本メルトダウン( 970) トランプ次期 …

no image
F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ⑨』『“中国の次期ニューリーダーの不可解な不在”』(ニューヨーク・タイムズ(9/11)

『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ⑨』   &nbsp …

no image
世界リーダーパワー史(942)米中間選挙(11/6)の結果は!下院、上院とも民主党が奪回するのか

世界リーダーパワー史(942) 米中間選挙(11/6)の結果は!下院、上院とも民 …