前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『日本開国の父・吉田松陰と『松下村塾』を「リーダーシップ無料電子図書館で読む』

      2015/01/28

            1111111

                日本リーダーパワー史(543)
                  

『日本開国の父・吉田松陰と『松下村塾』を「リーダーシップを無料電子図書館で読む』

『希少文献、★復刻『吉田松陰』中里介山著  大正14年(1925) 304頁  白揚社

http://book.maesaka-toshiyuki.com/book/detail?book_id=173

 

★復刻『吉田松陰』中里介山著  大正14年(1925) 304頁  白揚社

http://book.maesaka-toshiyuki.com/book/detail?book_id=173&article_id=5474

 

放送の始まったNHK大河ドラマは「花燃ゆ」。吉田松蔭の妹、文(久坂玄端と結婚)を主人公に松下村塾の青春群像を描く。明治維新を語る場合、吉田松陰と「松下村塾」を抜きには考えられないが、NHKはいつもの女性路線の視点から、『吉田文』を主役に、明治維新の志士たちの群像に焦点を当てる『オリジナル歴史ドラマ』を目指しているが、いずれにしても、『吉田松陰』とその精神を引き継いだ『松下村塾』(革命家集団)の弟子たちが真の主役であることに変わりはない。

http://book.maesaka-toshiyuki.com/book/detail?book_id=173&article_id=5475

http://book.maesaka-toshiyuki.com/book/detail?book_id=173&article_id=5475

 

★復刻『吉田松陰』中里介山著  大正14年(1925) 304頁  白揚社

本書は90年前に出版された。著者の中里介山(1885年(明治18年4月)-1944年(昭和19年4月)59歳で亡くなっており、死後70年経過、著作権はすでに消滅している。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%87%8C%E4%BB%8B%E5%B1%B1

『吉田松陰』の基本的な文献、原典は山口県教育委員会編「吉田松陰全集全10巻 岩波書店(昭11、12年)「吉田松陰全集」(全12巻) 岩波書店 昭15年普及版」の全集はもちろん、日本思想体系には必ず収録されている。

しかし、何よりも漢文で書かれたものや漢文混りの文章があって、一般には容易に理解できない。それをカナ交り文に書き改めたのが普及版で、これらの基本的な資料をベースにして多数の作家が伝記や評論、小説に書いている。

http://book.maesaka-toshiyuki.com/book/detail?book_id=173&article_id=5476

  • 『吉田松陰』の伝記の代表作は玖村敏雄「吉田松陰」(岩波書店、昭和11年)や徳富蘇峰の「吉田松陰」は岩波文庫にすでに収録されている。奈良本辰也のもの(岩波新書)、河上徹太郎のもの≪新潮社、文春、筑摩書房)などがあるが、中里介山が「吉田松陰」を書いていることは、あまり知られていない稀書である。
  • 中里 介山の同書は小説ではなく「評論や解釈を加えたものではなく、すべて典拠による文献からの記述である』とまえがきで断っているほどの高質な伝記で、大著「大菩薩峠」と同じく明晰で、読みやすい文章で書かれており、そのままでも今の若い人に抵抗感なく読める伝記である。漢字にはルビがふられている。
  • http://book.maesaka-toshiyuki.com/book/detail?book_id=173&article_id=5526

 

吉田松陰先生と母堂」

著者:金子久一著 | 発行年月:1940年06月
皇紀二千六百年記念出版【戦時体制版】

http://book.maesaka-toshiyuki.com/book/detail?book_id=163

[amazonjs asin=”4061595652″ locale=”JP” title=”吉田松陰 留魂録 (全訳注) (講談社学術文庫)”]

[amazonjs asin=”B00SJ56HPK” locale=”JP” title=”タウン情報おかやま2015年2月号”]

 - 人物研究 , , , , , , , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
「エンゼルス・大谷選手の100年ぶりの快挙」★『「才能だけでは十分ではない。挑戦する勇気が人々の心を変える」』★『ニューヨークタイムズ特集「日本ハムで入団交渉を担当したスカウトが、ミケランジェロやアインシュタインのように何でもできる天才と評価していた』★『連載「エンゼルス・大谷選手の大活躍ー<巨人の星>から<メジャーの星>になれるか」①『A・ロドリゲス氏は「これは世界的な物語だ」と絶賛』』

「エンゼルス・大谷選手の100年ぶりの快挙」   新型コロナ禍で世界中 …

no image
記事再録/知的巨人たちの百歳学(137)ークイズ<超高齢社会>創造力は老人となると衰えるのか<創造力は年齢に関係なし>『 ダビンチから音楽家、カントまで天才が傑作をモノにした年齢はいずれも晩年』★『 ラッセルは97歳まで活躍したぞ』

クイズ<超高齢社会>・創造力は老人となると衰えるのか <創造力は年齢に関係なし、 …

『Z世代のための国際秩序変化問題』★「恨みの政治は長く続かない」★『韓国政治は「復讐・報復の歴史?」』★『弾劾裁判の行方は?』

トランプ次期大統領誕生と同時に、世界各国の政治体制がガタガタと音を立てて崩れ始め …

no image
世界が尊敬した日本人(87)究極の個人サービス「クロネコヤマト」宅急便を創設 した小倉昌男(80) 

 世界が尊敬した日本人(87)      究極の個人サービス …

no image
知的巨人たちの百歳学(178)記事再録/『創造的長寿力の葛飾北斎(89歳)②』★「72歳で傑作『富嶽三十六景』の連作を発表、その巻末に 「私は6歳より物の形をうつす癖があり、70歳以前に描いたものは取るに足らない。73歳となった今やっと、禽獣虫魚(動物昆虫魚類)の骨格、草木を描けるようになった。90歳にして画の奥義を極め、100歳を超えると一点一格を生きた如く描ける神妙の域に達したい』と日々研鑽、努力を続けたのです』★『天才とは日々研鑽・努力の人なり』

 葛飾北斎(89歳)「過去千年で最も偉大な功績の世界の100人」の1人 創造力こ …

no image
『リーダーシップの世界日本近現代史』(280)★『勝海舟の国難突破力に学ぶ 』★『勝海舟の中国・韓国との付き合い方』★『そして、この経済上の戦争にかけては、日本人は、とても中国人には 及ばないだろうと思うと、おれはひそかに心配するよ。』

2012/11/23・日本リーダーパワー史(347)記事再録   &n …

no image
日本リーダーパワー史 ⑨若き日の昭和天皇の海外旅行とホームステイ―体験は・・

日本リーダーパワー史 ⑨若き日の昭和天皇の海外旅行とホームステイ―体験は・・   …

『オンライン,鎌倉古寺巡礼ツアー」に参加しよう!』★『中世の幽玄な雰囲気の残る称名寺(横浜市金沢区)の歴史散歩は最高!、全記録40分②』★『仁王門にある運慶作の4mの仁王像はド迫力、喝!』

★10鎌倉古寺百選―中世の幽玄な雰囲気の残る称名寺(横浜市金沢区)は最高!、全記 …

no image
   ★「日本の歴史をかえた『同盟』の研究」- 「日英同盟はなぜ結ばれたのか」➂ 1902(明治35)年2月14日『英タイムズ』-『日英同盟の意義』●『日英同盟がイギリス植民地、米国で受け入れられたことは,極東,太平洋と南洋全域,進歩を阻んできた嫉妬と誤解を解消していく。』★『中国に味方する者の多くは,日本は革命国家で,わけのわからぬ,他人に言えぬ意図を秘めた国家と見てきた。だが、日英同盟にそうした警戒感は消えていくだろう』

               ★「日本の歴史をかえた『同盟』の研究」- 「日英同 …

no image
『オンライン講座/バイデン氏当選、トランプ大統領往生際の悪さの研究(下)(2020年11月15日までの経過)』★『1月20日以後はトランプ氏は脱税容疑などで逮捕か、自己恩赦か!?』★『波乱万丈の裸の王様物語」のおわり』

 、トランプ大統領往生際の悪さの研究(下)     前坂 俊之(ジャー …