前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ(82)』 ニューヨーク・タイムズ東京支局長の「錦織圭の躍進の秘密」を解く

      2015/01/01

  

    『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(82)』 

 

ニューヨーク・タイムズ東京支局長の「錦織圭の躍進の秘密」を解く


★「Where Nishikori Learned to Play, Support in Grand Proportions    By MARTIN FACKLERSEPT. 8, 2014」

「錦織圭がテニスを学んだ郷里(松江)でも、大規模な応援が有った」。

 

「U.S. Open 2014: For Kei Nishikori, a Bold Move to Chase a Tennis Dream By MARTIN FACKLERSEPT. 7, 2014」

     「錦織圭は、テニスの夢を追いかけて勇気ある大胆な行動に出た」

 


「 Fコメント」です。

 

  1.  錦織圭の、「USオープン ファイナリスト」は国内外で多くの反響と

   驚きを呼んでいる。米国を中心に欧米の報道は、勝敗の行く末に焦点の多

   くを当てており、錦織 Who?Keiはどんな人物なのか、何故ここまで強く

   なったのか?という疑問には応えていない。精々マイケルチャンの貢献

   が大きい、という程度である。

 

           このNYT報道2件は 、東京発として、Kei の卓越した才能、「夢を見て

   それを実現して行く決断と実行力」の強さ、日本人指導者の支援など等、

   日本に於けるKeiの今日の才能開花迄のプロセスを全世界に伝えている。

  

  2.  9/7の報道は「錦織圭はテニスの夢を追いかけて、勇気ある大胆な行

   動に出た」と題し、少年時代から早くも自分のテニスの才能を自覚し、

   盛田ファンドから資金提供を受け、米国のテニスアカデミーで修行、17

   才でプロスタート、24才でUSオープン決勝を迎える迄、幼い時からの

   一貫した「tennis dream]の実現に向かった Kei の意志の強さと勇気ある

   行動を賞賛している。

 

  3.  9/8の報道は、「錦織圭がテニスを学んだ郷里でも、大規模な応援が

   有った」と題し、USオープンファイナルの前日から、郷里の松江でテニス

   指導者、学校教師、そしてPVでファイナルを応援する市民、市長などに

   インタビューし、幼少時のKei の傑出した才能を浮き彫りにし、Kei がファ

   イナリストになったことが、「沈滞し眠気を誘う様な地方の市民、県民を

   且つて経験した事が無い興奮のルツボに入れ、覚醒させている」と、市民

   に与えたカルチャーショックの大きさを伝えている。

 

      

 

Where Nishikori Learned to Play, Support in Grand Proportions    By MARTIN FACKLER SEPT. 8, 2014

「錦織圭がテニスを学んだ郷里でも、大規模な応援が有った」。

 

http://www.nytimes.com/2014/09/09/sports/tennis/where-nishikori-learned-to-play
-support-in-grand-proportions.html

 

 

   9/8の Kei 第2報です。

   表題の意訳は、「錦織圭がテニスを学んだ郷里でも、大規模な応援が有った」です。

 

   要点は、

           2003年、14才で米国IMGテニスアカデミーに留学するまで郷里の松江で生活し、

   ここでテニスを学んで来た。

 

   松江時代のテニス指導者、学校教師、そしてPVでファイナルを応援する市民、市長等

   にインタビューし、Keiの傑出した才能を浮き彫りにし、今回のファイナリスト、Kei

           が「沈滞し眠気を誘う様な地方の市民、県民を、且つて経験した事の無い興奮のルツ

   ボに入れ、覚醒させている」と、その市民に与えたカルチャーショックを伝えている。

 

http://www.nytimes.com/2014/09/09/sports/tennis/where-nishikori-learned-t
o-play-support-in-grand-proportions.html

 

 

 

U.S. Open 2014: For Kei Nishikori, a Bold Move to Chase a Tennis DreamBy  MARTIN FACKLER SEPT. 7, 2014

 「錦織圭は、テニスの夢を追いかけて勇気ある大胆な行動に出た」

 

http://www.nytimes.com/2014/09/08/sports/tennis/us-open-2014-for-kei-nishikori-a-bold-move-to-chase-a-tennis-dream.html?action=click&contentCollection=Tennis&module=RelatedCoverage&region=Marginalia&pgtype=article


   錦織圭の話題沸騰中ですが、NYT東京発、9/7、8と Kei ニュースを続けています。

 

   これは、9/7日分です。 才能を自覚して、盛田ファンドから資金提供を受

   け、米国のテニスアカデミーで修行、17才でプロスタート、24才でUSオー

   プンファイナルを迎える迄、幼い時からの一貫した「

 - 人物研究 , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『オンライン講座/独学/独創力/創造力の研究②』★『『日本の知の極限値』と柳田国男が評したー地球環境問題、エコロジー研究の先駆者・「知の巨人」南方熊楠のノーベル賞をこえた天才脳はこうして生まれた(中)』

2009/10/02 日本リーダーパワー史 (23)記事再録   『ノ …

  日本リーダーパワー必読史(746)歴代宰相で最強のリーダーシップを発揮したのは第2次世界大戦で、終戦を決然と実行した鈴木貫太郎であるー山本勝之進の講話『 兵を興すは易く、兵を引くのは難しい。』★『プロジェクトも興すのは易く、成功させ軟着陸させるのは難しい』●『アベノミクスも、クロダミクスも先延ばしを続ければ、 ハードランニング、亡国しかない』

  日本リーダーパワー必読史(746) 歴代宰相で最強のリーダーシップを発揮した …

『オンライン/ベンチャービジネス講座』★『日本一の戦略的経営者・出光佐三(95歳)の長寿逆転突破力(アニマルスプリット)はスゴイよ➄★ 『徳山製油所の建設で米国最大の銀行「バンク・オブ・アメリカ(BOA)」からの1千万ドルの融資に成功』★『出光の『人間尊重』経営は唯一のジャパンビジネスモデル』★『独創力は『目が見えないから考えて、考え抜いて生まれた』★『87歳で失明からよみがえった「奇跡の晩年長寿力!」』

  アニマルスプリット(企業家精神)を発揮 その後、出光はすることなす …

オンライン公開講座・なぜ日本社会政治経済制度は遅れてしまったかの研究(下)』★『福沢諭吉の言う<江戸時代の封建的な身分制度(士農工商)上下関係が未だにめんめんと続いているため』★『福沢の故郷・大分県中津藩の武士の身分差別の実態「旧藩情」を現代訳で読む』

  「旧藩情」の5回から9回まで全文一覧 日本一の「徳川時代日本史」授 …

no image
日本リーダーパワー史(807)『明治裏面史』 ★『「日清、日露戦争に勝利』した明治人のリーダーパワー、 リスク管理 、 インテリジェンス㉒『日露戦争4ゕ月前、『今、信玄』といわれた陸軍参謀本部次長・田村怡与造が急死』★『国家存亡を賭けた日露戦争直前に2代続けて参謀総長(次長)が殉職する大国難に襲われた。ロシアは手をたたいて喜んだが、日本は祈るような気持ちで後任を見守った。』

 日本リーダーパワー史(807)『明治裏面史』 ★『「日清、日露戦争に勝利』した …

知的巨人の百歳学(105)-「120歳は幻の、実際は105歳だった泉重千代さんの養生訓』★百歳10ヵ条『⓵万事、くよくよしないがいい。 ②腹八分めか、七分がいい。➂酒は適量、ゆっくりと。 ④目がさめたとき、深呼吸。⑤やること決めて、規則正しく。 ⑥自分の足で、散歩に出よう。 ⑦自然が一番、さからわない。 ⑧誰とでも話す、笑いあう。⑨歳は忘れて、考えない。 ⑩健康は、お天とう様のおかげ。』

  2024 /7/15/am1100 逗子なぎさ橋通信 2018/1 …

no image
<名リーダーの名言・金言・格言・苦言・千言集⑩『裏付けを持ってチャレンジせよ』(稲盛和夫)●「逆命利君」(広瀬宰平)

<名リーダーの名言・金言・格言・苦言 ・千言集⑩       前坂 俊之選 &n …

no image
『5年前の記事を再録して、時代のスピード変化と分析ミスをチェックする』-『2018年「日本の死」を避ける道はあるのか⑤』★『アベノミクスで政権100日は成功、この難題山積のナロウパス (細いつり橋)を素早く突破しなければ、日本の明日は開けない』★『スピード突破できずTimeout、釣り橋から落下の運命が迫りくる?』

★『2018年「日本の死」を避ける道はあるのか ー―日本興亡150年史』⑤― < …

『オンライン100歳学講座』★『 全財産をはたいて井戸塀となり日本一の大百科事典『群書索引』『広文庫』を出版した明治の大学者(東大教授)物集高見(80歳) と物集高量(朝日新聞記者、106歳)父子の「学者貧乏・ハチャメチャ・破天荒な奇跡の物語」★『生活保護、極貧生活でも飄々とした超俗的な生き方に多くの人々は百歳老人の理想像を見て、その知恵と勇気に感動した』

  前坂 俊之(ジャーナリスト) 物集高見が出版した大百科事典『群書索 …

no image
『日本敗戦史』㉛『太平洋戦争敗戦70年目―ポツダム宣言を即座に受諾する政治決断力がなく終戦までの3週間 に50万以上が犠牲に。

  『ガラパゴス国家・日本敗戦史』㉛   『来年は太平洋戦争敗戦から70年目― …