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 世界、日本メルトダウン(1035)–『朝鮮半島チキンレースの行方はどうなる』★『連日、報道されている北朝鮮情勢緊迫について、北朝鮮、米国、関係各国の情報操作、プロパガンダ、ニセニュースが横行中』●『戦争の最初の犠牲者は真実である』●『空母の朝鮮半島派遣でトランプ政権が釈明 「今は朝鮮半島に向け航行中」』★『北朝鮮のミサイル実験失敗、米軍のサイバー攻撃の仕業か』

   

 世界、日本メルトダウン(1035)–

『朝鮮半島チキンレースの行方はどうなる!』

                                                           前坂 俊之(ジャーナリスト)

 

連日、大々的に報道されている北朝鮮情勢の緊迫について、北朝鮮、米国、関係各国の情報操作か、プロパガンダ、ニセニュースが横行している。

「戦争の最初の犠牲者は真実である」とは第一次世界大戦の参戦を決めた時、米国のグラハム上院議員が言った有名な言葉である。

戦争で勝つためには敵を欺き、真実を隠蔽するのはどの国でも常套手段である。メディアや国民に有利な情報を流し、不利な情報はcensorship(検閲)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E9%96%B2

して書かせないという言論統制、情報操作、プロパガンダ(嘘、歪曲、情報操作、心理操作)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80

を行なってきたのが、戦争報道の歴史である。

今回の北朝鮮情勢の緊迫についても、熾烈な情報戦、サイバー戦争が繰り広げられている。

北朝鮮海域に向かうと発表された米原子力空母・カールビンソンが実際は正反対のオーストラリア沖にいたとか、15日に北朝鮮が発射してすぐ爆発し、失敗したミサイルについても、米軍がサイバー攻撃を仕掛けて爆発させたものだとか、

いずれも真実なのか、ニセニュースなのか、読者が氾濫する情報の真偽を見分けることはますます難しくなっている。

まさしく現在進行形の米北朝鮮チキンレースは「戦争の最初の犠牲者は真実である」。

 

空母の朝鮮半島派遣でトランプ政権が釈明 「今は朝鮮半島に向け航行中」

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7451.php

 

北朝鮮のミサイル実験失敗、米軍のサイバー攻撃の仕業か

http://newsphere.jp/world-report/20170421-1/

 

北朝鮮が世界の国家の中で、最悪の『独裁人権言論弾圧国家』としてブラックプロパガンダ(謀略、虚偽扇動)専門なのはみんな知っていることだが、民主主義国の旗手であったアメリカ・トランプ大統領が今や『フェイク・プレジデント(偽大統領)』の烙印をおされるほど、アメリカも地に墜ちている。

『ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)』(3月22日付朝刊)は社説で、トランプ氏が「誇張や証拠のない非難、信じがたい否定、うそを垂れ流しているとみられている」と主張。「トランプ氏が事実をより尊重しなければ、ほとんどの国民はトランプ氏を『フェイク・プレジデント(偽大統領)』だと結論づけるかもしれない」と警告した」

http://www.sankei.com/world/news/170323/wor1703230019-n1.html

 

FBI,NSA、司法省からも『トランプの嘘つき癖』を批判された。コミーFBI長官は320日の公聴会で、大統領選中にオバマ前政権から盗聴されたとするトランプの主張に「ツイッターでの指摘を裏付ける証拠はない」と明言。この公聴会にはNSAの局長、司法省のトップも出席したが、いずれも盗聴の証拠を確認できないと証言した。身内から『嘘つき』といわれたのだから、トランプの信用もメンツも丸つぶれだ。

戦争報道は速報と同時に、検証がそれ以上に大切、速報主義の戦況報道に自縛されてならない」

ペットドックになれ果てたメディアのサラリーマン(ジャーナリストではない)たちが、競馬レースで「ニセニュース」を流し、それをツイート、フェイスブックなどのSNSが世界中に瞬時に何億単位で拡散するので、収拾がつかなくなる。

「ニュースは速報以上に事実のチェック、チェック、チエック、事実検証、再検証、再三検証

しなければならない」のがメディアの掟である。

 

北朝鮮核問題、元米国防長官が語る現実的な解決策とは 「今が最後のチャンス」

http://newsphere.jp/world-report/20170417-3/

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究, IT・マスコミ論

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