前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『オンラインスポーツ講座/ボストンレッドソックスを優勝させた上原浩治投手の<土壇場完勝力>10か条『どんどん行く、結果がどうであれ、1日ごとに気持ちを リセット、真っ向勝負する<瞬殺パワー>」

   

日本リーダーパワー史(428)上原浩治投手の<土壇場完勝力>「どんどん行く、結果がどうであれ、1日ごとに気持ちを リセット、真っ向勝負<瞬殺>」

  2013/10/29  

 日本リーダーパワー史(428

 

「米ワールドシリーズで抑え続するレッドソックスの大守護神・上原浩治投手の<土壇場完勝力>に学ぶー

どんどん行く、結果がどうであれ、1日ごとに気持ちをリセットして、真っ向勝負<瞬殺>する」

 

前坂俊之(ジャーナリスト)

―<米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)第5戦が28日(日本時間29日)、セントルイスで行われ、レッドソックスが3―1でカージナルスを下し、3勝2敗で6年ぶり8度目の世界一へ王手をかけた。上原は8回途中から2番手で登板し、1回1/3を無安打無失点に完璧に抑えてワールドシリーズ2セーブ目を挙げたーー

この1週間、私は毎朝、米大リーグのワールドシリーズを先週から引き続き上原投手の超人的な活躍ぶりにハラハラドキドキしながら見ている。上原投手の超人的な必勝法の秘訣を改らためて考え直している。上原投手の気力、決定力、勝負脳、突破力、完勝力、無敵、コントロール力、低め力は誰でも自分の仕事を成功や、任務を完璧に果たすためにも大いに役立つと思う>。

 

上原<瞬殺10か条>とは・・


<ワールドシリーズ:◇第5戦◇カージナルス1-3レッドソックス>上原浩治投手は8回2死から登板し、イニングをまたいで4打者をピシャリと抑えた。ポストシーズン最多に並ぶ7セーブ目を挙げた。
①  どんどん行けという気持ちだった。(9回は)とにかく先頭を抑えたい」
②  「全試合で緊張します。もう、しんどいです」
③  けん制死での幕切れはポストシーズン史上初の珍事。4―2の9回2死一塁。セットポジションに入りかけた上原が、素早く体を回転させ一塁にけん制。テキサスの地元ラジオ局のアナウンサーが「ライトニング・クイック(雷のような速さだ)」と絶叫。代走のウォンは虚をつかれて戻りきれず「瞬殺」された。
④  そのサムライの「居合切り」に似た「瞬殺」した点は「まったくランナーは見えていなかった」と。完璧に刺された一塁走者のウォンはヘルメットをたたき付けて悔しがり、クラブハウスで涙を流した。
⑤  「セーブなんてどうでもいい。チームが勝てばいい」と上原。
⑥  「ショックを引きずらない。「いろいろ考えたって返ってこない。終わったことをゴチャゴチャ言っても仕方ないですから」と上原。
⑦  結果がどうであれ、1日ごとに気持ちをリセットできる精神力があるからこそ、世界一を争うマウンドに立てた
⑧  どんどん行く、一休待つと自分で悩むので
⑨  やるだけしかない
⑩  喜怒哀楽を出せ。恒例となった激しい「High Five(ハイタッチ)」は、地元ボストンでも大好評となり
今や上原の代名詞になった。

 

◎「けん制締め上原に野球殿堂注目 今シリーズ象徴、
グッズ展示検討

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/29/kiji/K20131029006901920.html

 「上原瞬殺セーブ 監督も見逃すけん制締め

http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20131029-1210760.html

記事を印刷する

 

◎「日本リーダーパワー史(421)<国際舞台で最も活躍した日本人・
上原浩治投手から学ぶー過去は過去、今日明日を見た方が楽しい>

http://www.japanesemission.com/detail/1555

 

 - 人物研究, 健康長寿, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『Z世代のための日本女性史研究講座』★『日本で初めて女性学を切り開いた稀有の高群逸枝夫妻の純愛物語』★『1941年(昭和6)7月1日、日本の女性学が誕生した』★『火の国の女の出現』★『日本初の在野女性研究者が独学で女性学を切り開いた』

  2019/11/25 『リーダーシップの日本近現代史』( …

no image
「4K動画撮影」外国人観光客のための新幹線からの富士山撮影法(2018/12/25,28)-東京から下り新幹線は右側座席、逆の上りでは左座席からなら撮影できる、また、出入り口ドアからも撮影できるよ。冬場(11月―4月)は晴れの日が多くベスト・ビューティフル・MT Fujiを堪能できる。

 外国人観光客への新幹線スピード富士山観賞法(12/25am10)ー三 …

no image
池田龍夫のマスコミ時評(72)『大惨事招いた笹子トンネルのズサン管理』(12・5)『改憲狙う安倍自民、石原維新の会に要注意(12・3)

 池田龍夫のマスコミ時評(72)     ●『大惨事招いた笹 …

no image
知的巨人の百歳学(125)- 世界が尊敬した日本人/東西思想の「架け橋」となった鈴木大拙(95)②『禅の本質を追究し、知の世界を飛び回る』

2013年9月22日記事再録/  世界が尊敬した日本人   &nbsp …

日本リーダーパワー史(565)明治維新のトリガー/民主主義と開国論を唱えた草莽崛起(くっき)の人 ・吉田松陰こそ真の革命家②

 日本リーダーパワー史(565) 明治維新のトリガー・山口県萩市の吉田松陰生誕地 …

「オンライン・戦略思考講座」日本戦争史での『戦略思考の欠落』★『元寇の役ー徳川鎖国230年間ーペリー黒船来航で幕府崩壊ー日清、日露戦争勝利へ大逆転へ」

        2015/11 …

百歳生涯現役入門(177)ー『晩年の達人の渋沢栄一(91歳)②』は70歳で、自ら創立した59の会社と17の団体役員から身を退き、76歳で完全に実業界から引退』★『86歳以後、彼の公共的な肩書、社会的貢献事業は50近くあった』●『会社の用はわがものと思え。会社の金は人のものと思え』★『楽隠居的な考えをせず、死ぬまで活動をやめない覚悟をもつ』

2017年8月6日/百歳生涯現役入門(177) 渋沢栄一1840年(天保11)3 …

『Z世代のための日中韓外交史講座』⑭』★『中国紙「申報」からみた「日中韓150年戦争史」★『(日清戦争開戦2ヵ月後―「罪言―中国の敗因は旧弊の悪習を改め、汚職官吏を除くこと」(申報1894年10月5日)★『この130年後も習近平主席の終わりなき汚職撲滅の闘いが続く」』

   2015/01/01「申報」からみた日中韓のパーセプシ …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(253)/『カルロス・ゴーン氏が記者会見で世界に訴えた「日本の司法制度(人質司法)=はどこまで改革されたか」★『私が新聞記者として40年前に書いた『冤罪と誤判』からその司法構造の実態を採録する』?

ゴーン被告はレバノンで記者会見したが、弁護団の1人・ 高野隆氏はブログ(1月3日 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(87)記事再録/★『単に金もうけだけの頭の経済人はゴマンとおり、少しも偉くない。本当に偉いのは儲けた金をいかに遣ったかである。儲けた金のすべてを社会に還元するといって数百億円以上を社会貢献、フィランソロフィーに遣いきったクラレ創業者・大原孫三郎こそ日本一の財界人だよ①

  2012/07/15    …