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知的巨人の百歳学(160)/記事再録/2010/01/25 百歳学入門⑨『10年前の日本超高齢社会の現実と過去と未来の考察』★『私なりの解決/研究本「百寿者百話」前坂俊之著 海竜社(2008年)を出版』

      2019/05/02

   百歳学入門⑨<日本超高齢社会>の現実と過去と未来①

 

  
 
                   前坂 俊之
                (静岡県立大学名誉教授)
 
<Q1>-日本は世界一の高齢社会になったといわれていますが、その内実はどうなんでしょう。
 
A-『日本は女性の平均寿命八十五歳以上という世界一の長寿国であり、世界の歴史上にない最速のペースで超高齢社会に突入しています。
二〇〇五年での六十五歳以上の人口比率(高齢化率)は二〇・二%で、人口三千万人以上の世界三十七カ国の中では最高で、次いでイタリア(一九・七%)、ドイツ(一八・八%)、スペイン(一六・八%)の順でした。五年前の調査ではイタリアがトップで、日本は二位だったので、日本の高齢化が急ピッチに進んでいることを示しています。(日経2007年七月十一日付)
 
こうした平均寿命の延びとともに、100歳以上の人もどんどん増えています。07年9月の厚労省の発表では、百寿者は3万2295人となり、この10年で約4倍に激増しています。男女別では女性が85.7%、男性はわずか14,3%と、圧倒的に女性が長生きなんです。人口比では百歳人は人口4000人に1人という計算ですね。
1963年に老人福祉法が制定されたときには百歳以上は全国でわずか153人だったのが、81年には1072人と千人を突破、98年には1万人を超えて、03年には2万561人と急増しているんですね。都道府県別にみると、沖縄が57.89人(人口10万人当り)で35年連続で断然トップ、ついで高知(52.98人)、島根(51.02人)の順で、暖かい西日本に長寿県が多いんですね』
 
<Q2>―百歳の老人を英語ではCentenarian「センテナリアン」というのですか。
 
A-『そうです。百年間「Century」を生き抜いた人という意味で、百歳以上の人々すべてを含んだ言葉です(鈴木信『データでみる百歳の科学』大修館書店(2000年刊)。鈴木氏はピッタリとした日本語がなかったので、『100歳人』ではなく、「百寿者」と名づけています。
また、英語では90歳代老人は(ノナジェナリアン)「nonagenarian」 80歳老人は「オクタジェナリアン」(octagenariaI)といいますが、日本語では,90歳に相当する「卒寿」は「卒」の略字の「李」が九十と読めることからはじまっているので、90歳代老人は卒寿者。
80歳に相当する日本語として,傘寿という言葉がありますが,傘は八十の文字に似ていることからの使用で80歳代老人は傘寿者ということになりますね』
 
<Q3>―センテナリアンはこのペースで、これからもどんどん増えていくのでしょうか
 
A-『これは、2004年の数字ですが、百寿者は米国で約7万2千人、中国で1万7千人、日本が2万2千人と、人口比では米国が圧倒的に多いんですね。07年3月発表の国連経済社会局編「二〇〇六年版世界人口白書」によると、これから約40年後の二〇五〇年の世界の日本の人口では八十歳以上が現在の五%から一五・五%に増大する。
 
これは青少年(五歳以上二十四歳まで)の人口比率一五・九%とほぼ同じくらいで、日本社会が現在の高齢社会(65歳以上)から、超超高齢社会〔80歳以上〕になると予測しているんです。
この時、百寿者は世界中で三百八十万人にのぼり、日本人はその中で七十五万人を占める計算されています。みなさん、想像してみてください。
百歳以上が集まった75万人の大都市ができる、8、90歳以上をいれれば百万都市ができるんですよ。日本はスーパー超老人国家になるわけで、この<未来超老人病院都市>を考えてみてくださいよ。
 
町の全体が、巨大な老人病院、介護センターと化しているでしょうね。そこでは医者、看護婦、薬剤師、介護士、介護ロボット、機能訓練士などが都市の中心スタッフで、百寿者の食事、医療、生活、居住空間などを都市機能の中心として設計した町づくりとなっているでしょう。今の20代がちょうど、60歳代になったころの日本社会の姿ですね。
 
2050年、いや現実にはもっと早く訪れるでしょうね。人類が経験したことのない超老齢社会になる中で、元気な長寿者や百寿者の元気に生活していく知恵やノーハウこそこれからますます大切になってくるんです』
 
<Q4>・『確かに、平均年齢が上がり、長寿者が増えることは歓迎すべきことですが、「センテナリアン」100万都市の出現は恐ろしいというか、すごいことですね』
 
A-『平均寿命は生まれた子供が、何もなければ何歳まで生きられるかという寿命のこと。乳幼児の死亡、伝染病による病死、戦争、地震災害による事故死などがなければ、平均寿命は当然上がるし、医学が進歩し、年をとっても簡単に死なない延命医学も大いに進んだので、平均寿命は飛躍的にのびたのです。
 
さらに、平均余命という言葉があります。これはすでに成人、老人となっている人があと何年生きられるかということで、平均寿命を上回ります。厚生労働省「2006年簡易生命表」によれば、65歳の男性の場合はまだ18年余、女性は23年余、70歳では男性14歳余、女性19歳余、80歳の男性は8歳余、女性は11歳余と生きる計算です。今の団塊世代から上の人は平均寿命よりも大幅に長生きするのです。
ですから、最近では平均寿命よりも、健康で何年生きられるかの「健康寿命」のほうが重要視されてきています。
 
だれもが寝たきりや、認知症、痴呆になりたくない、80,90歳まで元気に活躍し、最期まで自分のことは自分でしてぽっくり死にたい、「ピンピン、コロリ」(PPK)が理想だね。病気をせず、元気でピンピンして、コロリト死ぬ。この健康のままでのままで何歳まで生きられるかというのが健康寿命ですよね。この健康年齢こそ大いに伸ばす必要がありますね。
「ピンピン、コロリ」と天寿を全うする人はまだまだ少数なんですね。今は飽食の時代、過剰医療の時代で、テレビやメディアでは美食、飽食の情報ばかりが流されています。たしかに、平均寿命はのびているものの、健康長寿はそうでもない。ここで、実際に長生きした長寿者やセンテナリアンの健康法、養生法から粗食少食腹7分で、健康寿命をすこしでも延ばす方法を考える必要がありますね』
 
<Q5>『日本のセンテナリアンで、自分のことが自分で出来る自立した人の割合はどのくらいなの』
 
A-『残念ながら多くはありませんね。外国、とくにアメリカのセンテナリアンと比べると半分以下です。日本では寝たきり、認知症などで、食事も、話も出来ない百寿者が大半という現状なのです。
03年9月10日付毎日新聞によると、百歳以上の女性は1万7402人、男性は3159人で、女性のセントナリアンが8割以上と圧倒的に多い。しかし、このうち自立できている人(食事など基本的動作が介助なしでできる)割合は女性でわずか13.6%と、8人に1人しかいません。
男性は女性よりも元気で30.9%で3人に1人の割合です。会話などができて意思の疎通がはかれる人は、男性が58%、女性は35%の割合です。
80歳、90歳代では、肉体的、精神的にまだまだ若いので、元気に過ごしていくことが必要ですね。健康長寿で生涯現役。これは何も仕事をするという意味ではなく、自分のライフワークというか、好きなことを最後までやると言う意味ですが、そうした元気な生き方、死に方を探す必要がありますね、
 
それが、自分のためでもあり、家族のため周囲のためにもなり、ひいては社会のためになる。元気で天寿を迎える方法を、セントナリアンの人生の大先輩から学びたいと思いますね』
 

 ●私の百歳現役・天才老人の研究本「百寿者百話」前坂俊之 海竜社(2008年)まえがき>

『長生きの秘訣は若い医者や研究者よりも百寿者(センテナリアン)にこそ聴け』★『「おじいちゃん、おばあちゃんの口癖こそ長寿の秘訣の宝箱ですよ』 (  

  • 晩年こそ新たな人生の始まり・自らの意思で、よりよく生きてこそ真の長寿

世の中で、長寿を望まない人はいませんが、ただ長生きすればよいというものでもありません。生命体として生かされた結果、長生きしたというのでは、単にこの世に長く生存したというだけに過ぎません。

1111人間としていかに生くべきか、必死に努力して自らの意思で、よりよく生きてこそ、真の長寿に値するものですし、最期まで元気で天寿をまっとうできれば、こんな幸せなことはありません。

人類は大昔から長寿を夢見てきましたが、人間は果たして何歳まで生きられるのでしょうか。専門家の研究では、百二十歳までは生きられるというのがどうやら定説のようです。 日本はいまや世界一の長寿国であり、二〇〇七年の平均寿命は女性で八十五・五歳、男性は七十九・五歳です。また、人口の約四人に一人が六十五歳以上という世界一の〝超高齢社会″を迎えようとしています。

百歳以上の人は英語で(センティナリアン=Centenarian)(百寿者)といいますが、日本の 「センティナリアン」は約三万二千人にのぼり、毎年増加の一途です。つまり、日本では誰もが平均寿命より少しがんばれば、「ノナジェナリアン=Nonagenarian (九十歳人、卒寿者)や「センティナリアン」 の仲間入りができる時代になったわけです。

このせいもあってか、わが国では老人問題がいまや重要なテーマになっています。社会保険庁の年金記録問題や、老人の介護問題、後期高齢者医療制度、健康で長生きするにはどうすればよいか、老後の健康、生活をどうするか、アンチエイジング、おひとりさまの老後、美容、健康本、長寿食などなど……、老いも若きも最大の関心事となっています。

テレビ、マスコミはこうした問題を連日大きく取り上げていますし、書店に行っても大きなコーナーに平積み状態です。

ところで、ひとつ不思議に思うことがあります。これらの本の多くが、平均寿命の半分ほどの若い専門家や医者らによって書かれていることです。自ら主張する健康法を実践した結果、九十歳、百歳まで長生きしたというのであれば、信頼性はより高まりますが、そのような例は少ないようです。

 

「医者の不養生」という言葉があるように、実際に百寿者や「ノナジェナリアン」たち自身から、その健康法、処世訓を開きたいのですが、残念ながらこの手の実証的、歴史的な「センティナリアン」研究が日本にはまだ少ないのです。

これまで日本では千年以上も短命時代が続いていたためで、ついこの三十年ほど前から急激に訪れてきた世空の長寿国、超高齢化社会の到来に、老生学が追いついていないのが実状です。
日本の歴史の中で、どのような長寿者が実在していたのかを調べた長寿歴史学さえありません。

 真の長生きの秘訣は百寿者に聞け

確かに若い人の研究やマウスを使った実験結果も参考にはなりますが、元気な百歳おじいちゃん・おばあちゃんの体験談、健康法のほうこそが実践に裏打ちされているだけに千鈞の重みがあります。

人間、年をとるのは誰もが初めての経験ですし、死ぬのも初めての経験です。それだけに、病気は医者より病人に、人生は老人から、長生きは実際に長寿の「センティナリアン」「ノナジェナリアン」から聞くのが筋ではないでしょうか。

「おじいちゃん、おばあちゃんの口癖」「じいさまのカミナリ、小言」「おばあさんの知恵袋」こそ、長寿の秘訣の宝庫なのです。この本は「天寿の秘訣はセンチィナリアンに聞け」をコンセプトに作ったものです。
八十、九十歳を超、毒もなお生涯現役で活躍した人たち、百歳を超えてもライフワーク、創作活動に最後まで励んでいた画家や芸術家、五十歳過ぎから起業して世界的な大企業に発展させた実業家、百歳まで世界の山々を滑走した冒険スキーヤー、老いてますます活躍した政治家、作家、市井の人たちなど、日本の近現代社会で花開いた健康長寿、生涯現役の達人たちを調べてみました。

その中から、五十、六十代の人たちに大いに参考になる生き方、養生法を実践した七十人を選びました。
 

 そこに共通するものはちょっと意外な事実でした。

①丈夫に生まれて、病気にかからなかった元気者は意外に少ない。逆に、病弱だったが、病気を克服して天寿をまっとうした人が多い。

②食事は粗食、腹八分、少食のほうが、長生きし、創造的な活動を続けられる。

③したいことをやる、したいことに熱中していると年も忘れて長生きする。百歳近くまで生きた人の最期は自然死、大往生する例が多い。

④物事を悲観的に考えるよりも楽観的で前向きな人、明るく陽気な性格の人、済んだこと をクヨクヨ考えない人が長生きする。肝心なのは気持ちの持ちようである。
⑤画家、彫刻家などの芸術家や学者で、創造的な仕事をした人は長生きである。これは長 生きしたので大きな仕事ができたともいうことができる。

⑥日本の伝統的な食事は世界一の長寿食である。

これらは本文を読んでいただければ、こと細かに紹介しています。

 日本の百寿者の原型があった。

今や日本の「センティナリアン」は三万二千人に達したといいましたが1966年(昭和四十一)年はわずか二百五十二人です。その全員のアンケート調査 (回答率は全体の八〇%、二百一人) があります。

これは、日本では最初の全国百歳調査と思われますが、現在のように長生きさせる医療技術が発達しておらず、飽食の時代、健康長寿が騒がれていなかった時代のものだけに、百寿者のナマの姿を知るうえでもたいへん貴重なデータです(『われら百歳』大平陽介編/家の光協会)。
一九六六(昭和四十一)年で百歳ということは一八六六(慶応二)年生まれです。明治維新(一八六八―慶応三)年)前で、この時の平均寿命は三、四十歳に満たないことを考えると、百歳とはそれこそ稀有な年齢で、平均寿命八十歳以上の今の百歳とはまるで違うのです。

それだけに、日本人のセンティナリアンの原型がここにあります。その内容を見てみましょう。
①尊属者(父母、祖父母)に長寿者(七十歳以上)がいる人の割合は、三五%で三分の一にのぼり、長寿には遺伝の要素が大きいことを示している。

②健康状態の質問では「どこもなんともない」という完全な健康状態が四分の一。「耳が遠い、聞こ、妄いのが」八〇%、「目がかすむ、見、妄い」四五%、「入れ歯」四〇%「体が不自由」三三%。
③食べものでは、間食する者が五六%、間食しない者三三%。案外、間食が多い。食べ物の好き嫌いは、好き嫌いのない人七三%、好き嫌いのある人二七%で、当然のことながら、好き嫌いのないほうが栄養が片寄ら千健康によいことを示している。

④「好きな食べもの」で「毎日のように食べているもの」は野菜、魚、果物、菓子、卵、漬けもの、みそ汁、牛乳の順。「毎日食べてはいないが好きなもの」では、魚、餅、肉、菓子、果物。「嫌いなもの」は肉、魚、あぶらものの順、長寿者は嫌いなものがあまりないことを示している。

⑤食事量では「腹八分」が七五%、「腹七分」一五%。「腹いっぱい」六%。
⑥酒を飲む人は二五%、飲まない人は四四%で、飲む人も一、二杯が大多数である。

⑦入浴は好きな人が六五%、嫌いな人五%で、圧倒的に入浴が健康によいことを示した。

⑧性格については「ものごとにクヨクヨしない」五三%、「仕事好き」四六%、「他人にすぐ同情する」四二%、「世話好き」三八%、「何でも心配する」二三%、「人のことはかまわない」一〇%。
「物事にクヨクヨしない」、つまり神経質でなく、気持ちがおおらかで、楽天的な人が多い。また「仕事好き」が男女ともに相当数を占めており、百歳現役の意欲的な生活態度がうかがわれる。その一面、世話好き、他人への同情心など、あたたかい心の持ち主であった。

百寿者を目指すための六つのアドバイス

佐藤一斎の『言志晩録』第六十条に、「少くして学べば、則ち壮にして為す有り。壮にして学べば、則ち老ゆとも衰へず。老いて学べば、則ち死すとも朽ちず」とあります。

一斎は徳川幕府の儒学者の最高権威で八十六歳の長寿を保ちました。「若くして学べば、成人して何事か成し遂げるであろう、壮年にして学べば、年をとっても老いない、老いて学べば死んでも、その志は受け継がれていく」というもの。まさに、このとおりではないでしょうか。
五十歳、六十歳からでも強い志を持って学び続ければ、老いても衰えることなく、充実した輝かしい人生を送ることができるのです。「五十、六十、痍たれ小僧、八十、九十人間ざかり、わしも百歳、これからこれから」という平櫛田中の有名な言葉があります。
団塊世代が大量に還暦を迎えますが、六十歳などは、老後の始まりではなく、まだまだ第二の成人式。「黄金の晩年」 に向けスタートしたばかりの青年期といってよく、これからがいよいよ人生本番です。「晩年こそ新たな人生の始まり」なのです。
長生き、長寿達成も富士山登山と同じです。富士登山五合目の駐車場までは車で簡単に誰でも行くことができます。還暦を迎えた人々は、ここからは自分の足で一歩一歩しっかりと、まずは平均寿命の八合目の 「オクタジェナリアン (Octagenarian)」 (傘寿者・八十歳入) を目指して登るのです。ついで九合目の 「ノナジェナリアン」を (これは富士山では四五度の急角度の山道となりますが、これも) 克服し、何とか頂上の「センティナリアン」を目指しましょう。

この本は天寿を極めるためのガイドブックとして作りました。読んでますます元気がわいてくる、勇気を与えられる本になれば、こんな幸せはありません。

最後に、アメリカのセンティナリアンたちからのプレゼントです。「百歳まで生きる六つのアドバイス」を紹介しましょう(『100万人100歳の長生き上手』トーマス・T・パールズ著、日野原重明監訳/講談社)。
①年齢によって生き方を変えないこと。逆に、その可能性を最大限活用しましょう。

②圧倒的多数の人が八十五歳まで生きる遺伝子を持っています。健康的な生活があなたと

センティナリアンの遺伝的な差異を補い、人生における病気と無縁の期間を最大限、延ばすことができるのです。

③高齢になるほど、体力と筋力を維持するトレーニングが大切です。増加した筋組織は脂肪を燃焼させ、心臓病になる危険性を減少させます。
④常に、新たなことに挑戦しましょう。脳の異なる部分を使うこと。第二の職業についたり、ボランティア活動、音楽指導、著述、旅行などをするのもよいことです。
⑤果物と野菜を重点的にとり、肉、バターなどの飽和脂肪酸、マーガリンなどの水素添加 脂肪(硬化脂肪)、甘いお菓子を極力減らして、肥満を避けましょう。

⑥ストレスをうまく解消しましょう。センティナリアンはごく自然に心理的ストレスを排除できるのです。ユーモアや瞑想、運動、楽観主義などはストレスを発散する重要な手段となります
では、みなさん、一緒に「センティナリアン」を目指して、長生きの富士山に一緒に登ってみませんか。

本書における年齢の表示は、二〇〇八年七月一日現在での満年齢で表記しています)

 
 
 

 - 人物研究, 健康長寿, 現代史研究

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