百歳学入門(64)「巨人政治家、芸術家たちの長寿・晩晴学③」尾崎行雄、加藤シヅエ、奥むめお、徳富蘇峰、物集高量、大野一雄
昭和十七年、不敬罪で起訴され、八十五歳で巣鴨刑務所に拘置されています。戦後は昭和25年、九十三歳で四十日間にわたって渡米して、『ニューヨークタイムス』『ニューズウィーク』など米マスコミは尾崎を「日本の良心」と賛えています。
「朝は太陽と共に起きる。七時頃朝食。やき餅の入った味噌汁一椀、野菜二品、タマゴ一個、トースト一片、チーズ少々。八時過ぎに新聞(朝毎読3紙)がくると書生が記事を1つ1つ読みあげ、尾崎は補聴器を用いて聞くが、二時間以上かかる。昼食は十一時半、夕食は五時。午前九時頃と午後二時すぎに、コーヒーか紅茶とチョコレートを入れた牛乳1合。昼も夕も野菜二品、麦飯ごく少し。果物はミカン、リンゴでも皮まで食べ、汁をまず目の上から顔中、手という順序でこすりつけ、目に非常に効果があった」とか、書いていますね』
ニューヨークでマーガレット・サンガー女史と出会い、産児調節、女性運動に目覚める。労働運動家の加藤勘十と再婚。48歳で長女を出産しています。昭和21年の戦後初めての総選挙で当選した婦人代議士第1号。昭和49年に政界引退まで参議院議員を通した。
戦時中は国の〝産めよ増やせよ″に対して、〝産むも産まぬも女の自由〝を叫び、戦後の第一回の初の参議院議員選挙に当選した。五十三歳の時である。されから半世紀時、主婦連の先頭に立って、「くらしのつらさは政治の悪さからくる、わたしたちの自覚の足りなさからくる」と引っ張っていったエネルギーはたいしたもんですね』。
だから、百三歳の時「あたしゃ、歩くたんびに疑問がある。疑問がぁる内はまだいい。物事をあたり前だと思ったんじゃ、もうダメです」という。好奇心、疑問をもってなぜかと考え続けることが頭を活性化して長生きのコツであることを、物集のことばはいみじくも象徴している。
93歳を過ぎてから、体力の急速な衰えとアルツハイマーとなり、歩くこともできなくなると、今度は支えられて踊り、車椅子に乗り、手だけで踊り続けている「踊り100歳まで忘れず」という情熱と生命力は見るものに強烈にアピールしている』
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