『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(127)』『大学改革についてー議論の段階はとっくに過ぎている。組織全体のダイバシ ティの導入を急ぎ、毎日の生活環境 をシリコンバレーにせよ」。
2015/09/02
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(127)』
『大学改革についてー議論の段階はとっくに過
ぎている。組織全体のダイバシ ティ
の導入を急ぎ、毎日の生活環境
をシリコンバレーにせよ」。
「日本の大学に文系学部などいらない・・ そう言っているに等しい大学改革に反対する人たち」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44626 <http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44626>
<F氏のコメント>
文科省が言い出して火のついた感がありますが、この伊東氏の意見は尤も
と思います。小生の母校でも、某工業大学と合併させられるのでは?と
OBが心配しております。
米欧の組織や人材との競争を強く意識しなくとも、長年なんとか惰性でや
れて来た日本の各セクター、企業、大学もその一つと思いますが。変わら
ない事が最もリスキーな時代になっています。
飛躍しますが、議論の段階はとっくに過ぎています。組織全体のダイバシ
ティの導入を猛烈に急ぐ必要があるのでは?と感じます。毎日の生活環境
をシリコンバレーにする、訳です。
30年以上前、毎月カリフォルニアのサンノゼ、サンタクララに出かけて
おりました。毎日の商談、相手の人種の多彩さ、女性の活躍に圧倒されま
した。ICT関連ですので、シリコンバレー近傍のスタンフォード出身を始
め、錚々たる新進気鋭の顔ぶれでした。
米国の創造性は、この人種、性別、国籍に関係無いダイバシティにあるな
、と直感したものです。
難問は、海外の優秀な教師、優秀な学生が日本のキャンパスにドンドン来
て、日本人のレベルアップとイノベーションに協力?してくれるかどう
か、ではないかと思います。
当方の母校でも、完全英語の授業が増え、外人教師の数も多くなり、新入
生全員を短期海外留学させるなど、「大学」の国際競争力の強化に必死の
様です。
高度成長期が典型ですが、組織の安全運転に巧みな人材を大量に育て、企
業始め各セクターもこれを黙って受け容れていました。
時代は、研究開発の重要性を理解し、事業や制度の見直しと革新ができ
る、創造型ハイポテ人材を益々求めています。
ここでもう一つの難問は、社会・マーケットサイドからのニーズは既にハ
ッキリしているのですが、前例や実績、マニュアルのないテーマに取り組
む事に喜びを感ずる、チャレンジ精神が若年世代に準備されているか、ど
うかです。この辺は、大学教育の問題では無さそうです。
文科省の大学改革 教養の軽視は大きな間違いだと大前研一氏
http://www.news-postseven.com/archives/20150827_344872.html
国立大学改革の一環として通知された「文系学部廃止」は是か非か
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0826/san_150826_3570383887.html
求められる大学教育改革
http://blogos.com/article/85933/
技術で社会を進化させるためにこそ不可欠な人文知
http://blogos.com/article/123126/
日本のネット言論成熟に必要なことを在米ジャーナリスト提言
http://www.news-postseven.com/archives/20131028_222634.html
関連記事
-
-
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑨』ー 『最悪のシナリオから考えるー福島原発暴走阻止行動プロジェクト結成へ』
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑨』 『最悪のシナリオから考えるー福島 …
-
-
<金子堅太郎⑥>『日本海海戦勝利にルーズベルト大統領は大喜びして、熊皮を明治天皇にプレゼントした』⑥
<日本最強の外交官・金子堅太郎⑥> ―「坂の上の雲の真実」ー 『日 …
-
-
★5 日本リーダーパワー史(754)–『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争を英国『タイムズ』米国「ニューヨーク・タイムズ」は どう報道したか」②(11-20回)★『 戦争とは外交の一手段。<恫喝、罵倒、脅迫、強圧のケンカ外交で相手は参ると思って、日本を侮ったロシアの油断大敵>対<日本の礼を尽くしてオモテナシ、臥薪嘗胆、無言・沈黙・治にいて乱を忘れず、天機至れば『一閃居合斬りも辞さぬ』とのサムライ外交との決戦が日露戦争で、両国の戦略論、パーセプションギャップ(認識ギャップ、思い違い)をよく示している。』
日本リーダーパワー史(754) 『世界史の中の『日露戦争』ー (英国『タイム …
-
-
速報(10)『日本のメルトダウン』(3・11)を食い止める16日目=福島原発東芝元設計者の外国特派員協会の証言と大前研一
速報(10)『日本のメルトダウン』(3・11)を食い止める!16日目 福島原発東 …
-
-
日本メルトダウン脱出法(862)『一大新勢力「民進党」への期待が一向に高まらない3つの理由(上)』●『アルゼンチンが中国漁船を撃沈、拍手喝采した国は?(古森義久)』●『管理を強める「習近平経済学」への転換で中国は浮上できるか』●『10年後、約半分の仕事が消えても 生き残れる人はどんな能力を持っているか』
日本メルトダウン脱出法(862) 一大新勢力「民進党」への期待が一向に高 …
-
-
日中北朝鮮150年戦争史(21)世界史『西欧列強の植民地争奪合戦』 の中での日清戦争勃発〈1894年)③清国(中国)との交渉は『無底の釣瓶(つるべ) を以て井戸水をくむが如く、いつも その効なく、無益に終わる」(パークス英公使)
日中北朝鮮150年戦争史(21) 世界史『西欧列強の植民地争奪合戦』 の中での …
-
-
速報(362)『日本のメルトダウン』●「真紀子爆弾」が突きつけた大学倒産時代の現実』●「『日本版「財政の崖」に対する懸念は行き過ぎ』
速報(362)『日本のメルトダウン』 ●「真紀子爆弾 …
-
-
日本リーダーパワー史(189)『真珠湾攻撃(1941)から70年―この失敗から米CIAは生れた。<日米インテリジェンスの落差>(上)
日本リーダーパワー史(189) 国難リテラシー 『真 …
-
-
『オンライン現代史講座/『日本が世界に先駆けて『奴隷解放』に取り組んで勝利したマリア・ルス号事件(明治5年7月)を指揮した」『150年前の日本と中国―副島種臣外務卿のインテリジェンス』
2019/04/08日本リーダーパワー …
-
-
『 2025年は日露戦争120年、日ソ戦争80年とウクライナ戦争の比較研究②』★『日露戦争でサハリン攻撃を主張した長岡外史・児玉源太郎のインテリジェンス②』★『山県有朋や元老たちの判断停止・リダーシップの欠如』
●山県有朋や元老たちの判断停止・リダーシップの欠如 日露戦争当時 …