日本リーダーパワー史(506)目からウロコの名講義『日中韓150年戦争史の背景』 前田康博国際ジャーナリストが語る
2015/01/01
★目からウロコの名講義『日中韓150年戦争史の背景』―
前田康博国際ジャーナリストが語る–対立の背景とは
『文化衝突』と「近代化(中国)か、西欧化(日本)
かの路線対立』
★『日中韓150年戦争史の目からウロコの名講義』―前田康博国際
ジャーナリストが語る』
5月27日午後、「緊迫化する一方の対中国、韓国、北朝鮮などのアジア外交はどうあるべきか」―をテーマに前田康博氏(国際ジャーナリスト)をお招きして前坂俊之(ジャーナリスト)との間で緊急対談を行った。
前田氏は「米国の衰退と中国の勃興によって2014年は世界もアジアも天下大乱の時代に入った、との認識を示し、
アジアは各国の政治体制が大きく変わりつつある。インドも政権が変わった。インドと中国は人口大国ながら政治体制は正反対。ベトナムは大国で、中国とは宿敵関係にある。中越戦争での歴史は中国はベトナムとの戦争で負けっぱなし、中国も四面楚歌、アメリカは『冷戦レジーム』見直しのリバランス政策(再均衡)に舵をきった。
中国の少数民族問題、中国の少数民族の絶滅政策、新疆ウイグルの反乱、少数民族の50もある自治区は漢民族の圧倒する人口増でなくなる。
人口減少が間もなく始まる中国、中国の最大の敵は中国内部にあるといわれる。などなど」平明にわかりやすく解説した名授業である。
前田康博氏は毎日新聞東京本社編集部外信部記者、ソウル支局長、編集委員を経て92年退社。朝鮮半島・中国を含むアジア、欧米各国を取材・訪問。91年、金日成主席と単独会見。その後、北九州大学、大妻女子大学教授をへて大妻学院大妻中高等学校校長。現在は大妻女子大元教授。
主な著書に『ソウルからの報告』『朝鮮半島10年の奇跡』『大転換期の朝鮮半島』『どこへゆく朝鮮半島』など。北朝鮮は合計12回訪朝、日本の米、中、ロシア、アジアとの多国間関係も幅広くウオッチ、研究を半世紀にわたって続けている国際ジャーナリスト。
前坂俊之は元毎日新聞記者、情報調査部副部長、静岡県立大学国際関係学部教授、現在は同名誉教授。
http://www.japanesemission.com/default
関連記事
-
-
「オンライン外交力講座」日本リーダーパワー史(396)『中国が恫喝・侵略と言い張る台湾出兵外交を絶賛した「ニューヨーク・タイムズ」 (1874(明治7年)12月6日付)」★「日中韓150年対立・戦争史をしっかり踏まえて外交力を再構築せよ⑤
2013/07/20 …
-
-
『オンライン講座ー★人生/晩成に輝いた偉人たちの名言①』●『日本一『見事な引き際・伊庭貞剛の晩晴学②『「事業の進歩発達を最も害するものは、青年の過失ではなく、老人の跋扈である。老人は少壮者の邪魔をしないことが一番必要である」』』
2019/11/20 『リーダーシップの日本近現代史』( …
-
-
『オンライン講座/東京五輪開催での日本人の性格研究』★『 緊急事態宣言下の五輪―開催も地獄、中止も地獄』★『あと40日余の東京五輪はますます視界不良に包まれている』★『 日本人には何が欠けているのか?論理の技術、科学的思考法だ。西欧の近代合理主義と中国文化圏(古代中華思想)を分ける方法論の違いは、中国・日本の教育制度は.ただ記憶力だけを重視している』
前坂 俊之(ジャーナリスト) 6月9日、東京五輪開催、経済対策、新型コロナ問題な …
-
-
日本リーダーパワー史(808)『明治裏面史』 ★『「日清、日露戦争に勝利』した明治人のリーダーパワー、 リスク管理 、 インテリジェンス㉓『「日清・日露戦争の勝利の方程式を解いた 川上操六(陸軍参謀総長、日本インテリジェンスの父)』★『 『川上が田村怡与造を抜擢、田村と森鴎外にクラウゼヴィッツ兵書の研究を命じたことが日露戦争勝利の秘訣』
日本リーダーパワー史(808)『明治裏面史』 ★『「日清、日露戦争に勝利』した …
-
-
★「日本の歴史をかえた『同盟』の研究」- 「日英同盟の清国への影響」⑦1902(明治35)年2月24日 『申報』『日英同盟の意図は対ロシア戦争ーこの機会に乗じて富強に尽力すべし』★『日本はロシアを仇とし『臥薪嘗胆』しロシアを破ることを誓っているが、自国の戦力、財源は 豊かではないので、イギリスを盾にした。』
★「日本の歴史をかえた『同盟』の研究」- 「日英同盟は清国にどうはね返るか …
-
-
日本リーダーパワー史(356)●『東西冷戦の産物として生れた現行憲法』『わずか1週間でGHQが作った憲法草案 ③』
日本リーダーパワー史(356) <日本の …
-
-
『Z世代のための日本インテリジェンス史』★『「日露戦争の日本海海戦で英海軍ネルソン提督を上回る完全勝利に導いた天才参謀・秋山真之のインテリジェンス①』★『山梨勝之進大将の証言』
2019/12/30 『リーダーシップの日本近現代興亡史』(229)記事再録再編 …
-
-
『オンライン講座/『生死一如ー 鈴木大拙師(96歳)を偲んで』★『敢えて、今日から明日へ、来年また来年と、将来に希望をかけることが私の九十三歳の健康法だ』●『特別に健康のことを考えて暮らすわけではないが、わしは過去のことは考えんな。いつも未来のことを考えておる。あれをしなくてはならぬ、これをしなくてはならぬとな』
2017/03/30   …
-
-
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ ウオッチ(231)』-『懐かしのエルサレムを訪問、旧市街のキリスト教徒垂涎の巡礼地、聖墳墓教会にお参りす』★『キリスト絶命のゴルゴダの丘跡地に設けられた教会内部と褥』
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ ウオッチ(231)』 ・ …
