前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(67)』「ザック退陣後、早くも後任選びに奔走するサーカー協会の無責任」

      2015/01/01

 
 
   『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(67)』
 
●<ザック退陣後、早くも後任選びに奔走するサーカー協会の無責任。次にどの監督が就任しても、サッカー協会、Jリーグの体質改善、選手の能力、マインドがレベルアップしなければ同じ結果になるのは自明であろう。今回の敗戦の徹底分析し、責任を追及なければ何度でも負け続ける。
日本はFIFAランキング46位のサッカー後進国なのである。サッカービジネスは
大繁盛でも、実力を思い上がってはいけない。
これでなぜ、すべて上位の対戦相手に勝てるのか、突破可能という甘い、虚偽の予測を
報じ続けてきたメディア、サッカー関係者の解説は試合前にさかのぼってチェックすれば
一目瞭然の噴飯ものである。
◎安倍首相は「経済の成長」を最優先にしているが、日本の国際競争力ランキングは27位、世界の政府総債務残高(対GDP比)ランキングは243%で断トツの1位(2位はギリシャの173%)の借金倒産寸前国なのである。
◎都議会で女性の差別ヤジをした議員が辞職もせず(先進国や企業では即処分される)居座っているが、日本女性の地位ランキングでは日本は先進国最低のワースト13位なのである。
●日本人は経済大国、G7の先進国だと思っているが、内実は後進国、途上国の
後進性が改革されずに未だに残っている。これを改革するのがメディアの仕事で
ある。真実を追求する勇気も気概もないおとなしすぎるメディア、取材対象のいうママを伝えるだけの記者クラブ、御用聞きメディアが多すぎる、(前坂)
 
●『ドンマイ、ドンマイ」で4年前、8年前と同じことを繰り返してきた。この繰り返しはもう見飽きたby セルジオ越後
http://web.gekisaka.jp/column/detail/?3919-3919-cm
 
F氏のコメントが続々寄せられている>
 
ご承知のセルジオ越後の辛口コメントが
再び脚光を浴びる時が来ました。

ご指摘の様に、今回のWC敗戦は、日本人特有の精神病理、再発を繰り返す構造問題としてとらえ直す必要があります。

原発同様の不敗神話作りです。

世界を直視し、自らを常に相対化する謙虚さを失う日本人の宿痾が改めて浮き彫りになりました。でも、サッカーで良かったです。

 
<以下もF氏のコメントが寄せられている>
 
●[突きつけられた厳しい現実 まだまだチームも個も世界の40番前後]
 
 この川本氏の総括が我々の実感ではないでしょうか?
 
   本田や香川が所属チームから半ば干されている事実が、
   海外との彼我の実力差を端的に表現していた事が、今回
   の惨敗でハッキリしました。
 
   サッカー業界も熱狂的なサポーターも「監督の好き嫌い
   も困ったものだ」と、実際には力量が無い実態から目を
   背けて平気でいます。日本で活躍したのだから、外でも
   やれる筈と。
 
   この2年、特にこの1年は楽観論が旺盛で、サッカー業
   界の中で、過信や楽観論を声高に戒める人は皆無だった
   のでは?
 
   Jリーグ幹部はJリーグの各チームの経営が順調であれば、
   それで良かったのです。W.Cの成績は二の次だったのが
   本音では?
 
   それにしても、W.Cでの出場経験も監督経験も無いザッケ
   ローニが、ブラジル現地への移動後、重圧に負けた表情を
   しばしば見せ、インタビューでも目を伏せるシーンが散見
   されました。
 
   サッカーに限らず、課題、難題を解決出来るには、「問題
   の渦中、修羅場に素早く入って、情勢の全体像を即掴み、
   そこから解決の為の創造的なアイデアを出せる」ことが必
   須です。
 
   一例として、選手交代、メンバー人選という監督のアイデ
   アが当たらないと、勝てない事が今回良く分かりました。
 
   ザッケローニは、「修羅場でたじろぎ、選手の精神を安定
   させる事も出来ず、局面を好転させる創造的なアイデアも
   出せなかった」と思われます。
 
   兎に角、修羅場に弱い人格では勝負に勝てません。
 
●「大仁会長 ザック監督の後任候補アギーレ氏と交渉開始」
 
 
 
●「釜本氏再登場!ザック采配メッタ斬り」(2013年1月3日)
 
 
 
【W杯詳細分析・日本-コロンビア】データで浮き彫りになるザックジャパンの敗因 「自分たちのサッカー」に縛られた日本とペナルティエリア内で勝負できなかったエース本田

 - 現代史研究 , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『リーダーシップの世界日本近現代史』(283)★『新型コロナウイルス戦争について歴史的に参考にすべき日本インテリジェンス』★『日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(22) 『川上操六は日清戦争は避けがたいと予測、荒尾精の日清貿易研究所を設立しで情報部員を多数養成して開戦に備えた』

    2015/12/27日本リーダーパワー史( …

no image
★『明治裏面史』/ 『日清、日露戦争に勝利した明治人のリーダーパワー, リスク管理 ,インテリジェンス(52)『宇都宮太郎は、思想的には大アジア主義を唱えていた。』★『孫文や黄興ら中国革命家たちを支援した犬養木堂、頭山満ら玄洋社の支援グループの一人だった』★『『辛亥革命百年の真実』『孫文を助けた大アジア主義者・犬養毅らの熱血支援』

                                 ★『明治裏面史 …

『Z世代のための日韓国交正常化60年(2025)前史の研究講座④」★『井上が書いた「華兵凶暴」の記事に支那側(李鴻章)か猛反発、井上の暗殺指令を出し、『漢城旬報』の販売差し止めを命じたので井上は辞任1884年(明治17)5月に帰国した』

  「華兵凶暴」の記事が支那側から激しい抗議があり、辞職、帰国のやむな …

no image
速報(311)『野田さんは国民生活理由で再稼動する 異常な人たち 』『政治の中枢は原子力から足を洗う気は無い小出裕章』

速報(311)『日本のメルトダウン』   ●『6月14日 野田さんは国 …

no image
まとめ『日中ディープニュース』尖閣問題はなぜ起きたのかーパーセプション ギャップの深淵を埋める(動画5時間)

    まとめ『日中ディープニュース』  尖閣問題 …

『Z世代のための百歳学入門』★『物集高量は(元朝日記者、大学者、106歳)は極貧暮らしで生涯現役、106歳の天寿を果たした極楽人生の秘訣③』★『物集高量の回想録②、大隈重信の思い出話』★『大隈さんはいつも「わが輩は125歳まで生きるんであ~る。人間は、死ぬるまで活動しなければならないんであ~る、と話していたよ』

    2021/05/28 &nbsp …

『オンライン講座<イラク戦争から1年>『戦争報道を検証する』★戦争報道命題①「戦争報道はジャーナリズムのオリンピックであり、各国メディアの力量が問われる。★⓶『戦争は謀略、ウソの発表、プロパガンダによって引き起こされる』★『➂戦争の最初の犠牲者は真実(メディア)である。メディアは戦争を美化せよ。戦争美談が捏造される』

  2003年12月5日<イラク戦争から1年>―『戦争報道を検証する』 …

no image
『地球環境大異変の時代へ②』ー「ホットハウス・アース」(温室と化した地球)★『海面がそびえ立つほど上昇する地球の気温の上昇がギリギリの臨界点(地球上の森林、海、地面が吸収するCO2吸収のフィードバックプロセス)を超えてしまうまで、あとわずかしかない』

  「ホットハウス・アース」の未来   世界の気候科学者は現 …

no image
感動ビデオ・日本の大逆転力(1)【サッカー・五輪】U 23 日本のドーハの歓喜から奇跡へ/大躍進の秘密ー全ゴールハイライト(動画)一挙公開!➡手倉森「勇気と感動を日本へ届けられた」

感動ビデオー 日本の大逆転力(1)   手倉森「勇気と感動を日本へ届け …

no image
速報(156)★まとめ児玉龍彦氏の発言●『日本記者クラブ会見(90分)』『専門家の役割(児玉龍彦氏と山下俊一氏の違い)』

速報(156)『日本のメルトダウン』★まとめ児玉龍彦氏の発言 ●「東京大学アイソ …