前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(16)『日本のメルトダウン』を食い止める!政府「放射性物質数ヵ月後に止めるのが目標」

   

速報(16)『日本のメルトダウン』を食い止める!
放射性物質数ヵ月後に止めるのが目標ー。
 
前坂 俊之(ジャーナリスト)
 
4日3日午後1時までの状況―

  

●「放射性物質止まる時期「数カ月後が目標」 細野補佐官」

朝日2011年4月3日10時36分
http://www.asahi.com/politics/update/0403/TKY201104030041.html

「相次ぐヨウ素やプルトニウム検出―我々の生活はどのぐらい危険か」
「ウオール ストリートジャーナル」(2011/4/1 16:17)
http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/04/01/%e7%9b%b8%e6%ac%a1%e3%81%90%e3%83%a8%e3%82%a6%e7%b4%a0%e3%82%84%e3%83%97%e3%83%ab%e3%83%88%e3%83%8b%e3%82%a6%e3%83%a0%e6%a4%9c%e5%87%ba%e2%80%95%e6%88%91%e3%80%85%e3%81%ae%e7%94%9f%e6%b4%bb%e3%81%af/?mod=rss_WSJBlog&mod2=JRTCoBrand/?tid=tohoku

「プルトニウムを体内に取り込むには口から摂取したとしても、吸収力は極めて小さく、0.001から0.1パーセント程度。プルトニウムが大気を伝って、周辺地域に拡散するのではないかという懸念も聞かれが、プルトニウムの比重は水の19.8倍だ。鉄は水の約7.8倍。鉛が11.3倍ということを考えると、原子炉が大爆発を起こすようなことでもない限り、空気中を伝って拡散される心配はほとんどないと山﨑さんは解説する。

●「制御棒挿入用の「ふた」が損傷? 汚染水漏出の原因米専門家が指摘」
J-CASTニュース 2011/3/31 13:34
http://www.j-cast.com/2011/03/31091778.html

 ●「海へ流す」とどうなるか 原発汚染水処理と国際世論」
J-CASTニュース 3月31日(木)19時22分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000005-jct-soci

(時事2011/04/02-23:30)

「高濃度汚染水、海に流出確認=ひび割れ発見、地下トンネル通じ〔福島原発〕
東京電力は2日、福島第1原発2号機の取水口付近にある「ピット」と呼ばれるコンクリート製立て坑でひび割れが見つかり、内部にたまった高濃度の放射性物質を含む水が海に流出しているのを確認したと発表した。ピット近くの海水から、法が定める海水の濃度限度の1千万倍に当たる放射性ヨウ素131を検出した。3月30日には同原発の放水口周辺の海水から4385倍のヨウ素131が検出されているが、これはピット近くの極めて高濃度の海水が沖で希釈されたものだという可能性がある。
 

「ウオール ストリートジャーナル」(2011年 4月 2日  13:35 JST)
http://jp.wsj.com/Japan/node_215139?mod=LatestAdBlock
「福島第1原発、一部炉心は損傷=米エネルギー長官」
、長官の発言は1号機の燃料棒が70%も損傷しており、2号機の燃料棒は3分の1が損傷しているとの情報に言及した。2号機については「炉心の70%が損傷して最も深刻なメルトダウン状態」に。一方で、長官は使用済み燃料棒については、温度測定や計算などから一時貯蔵プールには水があることが示されており、1~4号機まで「制御されているようだ」と述べた。「望まれるのは、安定した状態に達することだ。炉心の腐食物はエネルギーを放出するが、そのエネルギーを除去することが必要だ。最初の1週間は最も重要な時期だ。それが過ぎた現在は、緩やかな段階に入りつつある」と述べた。
 
●『朝日社説の評価』
 
(業界専門家の評価)=この記事を書いた記者は、原子力産業のオペレーター、エンジニアリング、コンサル、ゼネコン、プラントメーカー、設備業者、材料メーカー等、業界マップを整理するなど日頃の勉強が不足していると思います。欧米の記者のレベルに追い付けていません。米仏の特長は異なり、最新の放射能技術はフランスの方が上です。原発問題の複雑性の認識、戦慄が記者当人に不足していると感じる、とのコメント)。
 
 
●「秀逸な記事―ニューヨークタイムズ」
 (業界専門家の評価)日本の原子力プラントの安全は、米欧で主流の確率論的手法でなく、直近の実績に基づいた決定論的手法で、前近代的、防潮堤の高さもコストミニマム優先の非科学的遣り方と断罪しています。
 エネルギー供給拡大策優先、経産省と東電、御用学者の癒着が浮き彫りで、只 神のみ天上でこれを嘲笑っていたのでしょう。大震災の「日本人」への根源的な影響はこれからで
す。これ程痛めつけられて未だ、「喉元過ぎれば熱さ 云々」で終わるのであれば、 もう日本も終わりです。



「ウオール ストリートジャーナル」(
2011年 4月 1日  15:30 JST )
日本の大震災が米企業業績を圧迫』
 
 
●『福島第1原発、お粗末きわまりない防災対策米紙報道
【3月31日 AFP】

 - 現代史研究 , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『リーダーシップの日本近現代史(17)記事再録/ガラパゴス日本『死に至る病』―国家統治/無責任欠陥体制『大本営』『大本営・政府連絡会議』『最高戦争指導会議』 『御前会議』の内幕

   2017/08/16日本敗戦史(46) &n …

no image
速報(364)「日本の将来は明るい』『救世主は赤ちゃん』『CIA長官が不倫で辞任』『日中経済失速と戦前日本と中国の共通点』

速報(364)『日本のメルトダウン』   世界は変わる、日本も変わる。 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(38)記事再録/『東西冷戦の産物として生れた現行憲法➂』★『 2月 13日、日本側にGHQ案を提出、驚愕する日本政府 』★『予期していなかった憲法草案の突然の提示に日本側は驚愕した。松本蒸治国務相、吉田茂外相らは恐る恐る頁をめくると、天皇はシンボルだとか、戦争放棄とか、一院制などの条項にダブルショックを受けた。』

日本リーダーパワー史(356)                &nbs …

no image
 日本リーダーパワー史(755)『日露首脳会談の結果は予定通りの空振り!?』★『安倍の地球儀外交/領土問題願望/期待先行外交対プーチン独裁/国益最重視/非国際外交の対決は長期の延長戦へ』●『  日ロ首脳会談、領土問題は共同経済活動の交渉開始のみ合意』●『プーチンの戦略に完全に振り回された安倍首相…ロシア側の成果ばかり、すれ違い深刻』

 日本リーダーパワー史(755)   日ロ首脳会談、領土問題は共同経済 …

日本メルトダウン脱出法(613)◎「FT執筆陣が占う2015年の世界」ほか

    日本メルトダウン脱出法(613)     …

no image
知的巨人たちの百歳学(175)記事再録/『一億総活躍社会』『100歳元気社会』のシンボル 「 医師・日野原重明(103)、漢字学者 白川静(96)に学ぶ」

    2015/11/05知的巨人たちの百歳学( …

『オンライン/明治維新講義』★『 初代総理大臣で日本最初の英国留学生の伊藤博文による『明治維新を起こした英国密航でロンドン大学の教授の家に下宿したこと』★『 なぜ、ワシは攘夷論から開国論へ転換したのかーロンドンでタイムズ紙で下関戦争が始まると知り『日本が亡びる』と驚いて、帰国してきた経緯を話そう』・・>

    2011/07/03 &nbsp …

『Z世代のための国会開設、議会主義の理論を紹介した日本最初の民主主義者・中江兆民講座②』★『<明治24年の第一回総選挙で当選したが、国会議 員のあきれ果てた惨状に「無血虫の陳列場」(国会)をすぐやめた>

前坂 俊之(ジャーナリスト)     明治十五年(一八八二) …

no image
<衝撃深層レポート②>☆『地名学が教える尖閣・竹島の真相はこうだ』(下)楠原 佑介(地名情報資料室主宰)

       &nb …

Z世代へのオープン歴史講座・なぜ延々と日韓衝突は続くのかルーツ研究⑧』★『1894(明治27)年7月13日付『英国タイムズ』★『(日清戦争2週間前)「朝鮮を占領したら、面倒を背負い込むだけ』★『日本が朝鮮を征服すれば,この国が厄介きわまりない獲物であることを思い知らされる一方,中国にはいつまでも敵意を抱かれることになる』

 2014/09/06 /現代史の復習問題/「延々と続く日韓衝突のルー …