『池田知隆の原発事故ウオッチ⑥』ー『最悪のシナリオから考えるー被曝管理の甘さを露呈。』
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑥』
『最悪のシナリオから考えるー被曝管理の甘さを露呈。』
池田知隆(ジャーナリスト)
4/27(水)毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」から
(小出裕章・京都大学原子炉実験所助教の話です。
ラジオを聞き起こしたものが友人から送られてきました)
(小出裕章・京都大学原子炉実験所助教の話です。
ラジオを聞き起こしたものが友人から送られてきました)
原発のニュース、1号機の水棺のために、耐久性調査、1時間6トンの水を10トンにして試し、水漏れも調べます。
また東電のデータ修正、1~3号機の燃料棒の損傷、1号機は70%ではなく55%、2、3号機は25%だったのが30%と、2,3号機は悪化しています。原子炉格納容器のデータからで、データの転記でのミスで、水野さん呆れていました(わたしも)。保安院は、外部放出放射能をレベル7としたが、放出量の計算やり直しでレベル7に変更はありません(泣)。
原発で働いていた女性の被曝量が限定を超えていた(男性250ミリ/年、女性5ミリ/3ヶ月)、これも水野さん唖然です。防護服を脱ぐ際に被曝したのではということで、東電は管理の甘さを認めています。
郡山市、子供のために、土を取り除く独自の措置(3.8マイクロシーベルトを超えた土を除去)、1/6に下がった、土は埋立地に処分します。国は必要ないと言うものの、郡山市は子供のためと言っています、始業式の前にやるべきと言っています。
日弁連が、放射線管理区域より悪いと、声明を出しています。平常時の100倍悪い数値であり、年間20ミリという値が緩いので、日弁連宇都宮会長は20ミリは管理区域の4倍と批判、文部省は、緊急時に安全と生活を守るためと言い訳しています。緊急時と、子供も被曝させるのかという水野さんのコメントありです。
で、小出先生のお話、作業していた女性の被曝について、50代女性社員が限度の3倍の被曝をしたこと、マスクをはずす際に放射能の埃を吸ったというのですが、そういう被曝、想像できないもので、とてつもない被曝環境の中だが、作業していて、女性ということで驚いた、マスクをはずすだけで大量被曝とは考えにくいのです。性能のいいマスクほど息苦しく、そのため外すこともあったということで、このときに被曝した可能性もあるのです。
被曝の量は、今後50年間で13ミリシーベルトの被曝という意味、内部被曝の評価は、あるときに体内に吸い込んだものをいい、放射性物質により、半減期などの性質、あるいは代謝機能で出ることもあり、それで内部被曝を何年出るか、体内から出て行かないかを考え、50年間の被曝を考えて、13.6ミリシーベルト被曝する、一般の人は1ミリしかダメ、50年間の蓄積であり、今後こういう仕事に就かないなら一般人の被曝に納まるが、それでこの人が済むのか、ということです。
埃を吸って、しかし目に見えない埃(微粒子)で、埃と認識せず吸い込んでしまうもので、内部被曝、取り出す研究(薬剤)はあるものの、何を取り込んだかという問題があるのです。
免震棟で休憩中での被曝であり、原発敷地全体が汚染されている、この建物だけがクリーンではない、作業員の出入りで汚染するのです。
郡山市、土を削り、市内の埋め立て処分場に持っていくのですが、子供を守るために土を削ったのはいいが、放射能がなくなるわけではない、土の中は汚染されており、どう処分するかという問題(処分場近辺の人のこと)があり、汚染を管理する場所(放射能の墓場)がいるが、墓場にも人がいる、そういう人をどうするのかという気の思い話なのです。
表面から土をとっても、また日がたてば同じで、その同じことを繰り返すのです。郡山市の汚染の大半は3月15~16日のもので、これからは汚染が下がるのなら、希望はあるのです。しかし、もっと大きな汚染が危惧されるのです。
管理区域で、汚染された土を扱わないといけないと、決断しないといけないのです。
1号機の放射線、1120ミリシーベルト、ものすごい値で、この事故の収束のためには被曝してもいいと小出先生も思っていたものの、1時間に1000ミリシーベルトといわれると躊躇する、炉心が50%崩壊していたら、大変な崩壊で、放射能がものすごい、外の水からものすごい汚染で、格納容器内は立ち入れない、原子炉建屋もこの汚染は、こういう事故なら被曝は避けられないのです。そして、水棺で、また損傷する危険性ありなのです。
4号機のプール、小出先生の危惧が現実化、思ったほど水が増えていない、しかし、水はかけないといけない、しかしプールは傷んでいる、このプールの補強は、やって欲しいが、余震もあるし、崩壊されたらアウト、補強する現場も被曝する、不安なのです。
新たなプールを作って使用済み燃料を入れるのは、選択肢だが、今の燃料が損傷し水素爆発、被服管も破損、そんなものをどう扱うのか、なのですが、この移動作業はいつかはやらないといけないのです。
細野氏が情報の一本化、公開をするといったものの、重要な情報は出ていない、例えば再臨界のことで、原子炉内の中性子の量が出たら再臨界が分かるのに、それが出されていないのです。本当の情報公開にはなっていないのです。
瓢漫亭通信(池田知隆ブログ)
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